転位反応を利用する新規重縮合系ポリマーの合成と特性
1.はじめに
2.連続的なクライゼン転位反応を利用する有機機能性物質の合成
2.1.タンデムクライゼン転位反応
3.ベンズオキサゾール構造を持つモデル化合物の合成
 
4.ポリ(エーテル-アミド)を経由するポリ(ベンズオキサゾール)誘導体の合成
5.ポリ(エーテル-ウレア)誘導体の合成とその熱分解反応
6.おわりに
7.謝辞
 

 N-ビニルアセトアミド系ポリマーの合成と特性
1.はじめに
2.N-ビニルアセトアミド系ポリマー(PNVA
2.1.開発経緯
2.2.NVAモノマーの合成
2.3.N-(α-アルコキシエチル)アセトアミドの合成
2.4.各種溶媒におけるNVAモノマーの溶解度
2.5.NVAモノマーのポリマー化
3.NVAポリマー
3.1.開発経緯
3.2.PNVAの特徴
4.PNVA吸液剤
4.1.ポリマー化方法
4.1.1.架橋構造を持つポリマーへのアプローチ
4.1.2.多官能モノマー
4.2.吸液のメカニズム
4.3.PNVA吸液剤の機能
4.4.PNVA吸液剤のグレード
5.PNVA吸液剤の特性
5.1.各種塩溶液の吸水性
5.2.紫外線に対する安定性
5.3.耐熱性
 
5.4.熱安定性
5.5.増粘作用
6.NA-500
6.1.開発経緯
6.2.各種溶液の吸液性
7.PNVA吸液剤の応用例
7.1.水膨潤ゴム
7.2.除湿剤のゲル化剤
7.3.保冷剤への応用
7.4.芳香剤基材
7.5.廃液固化剤
7.6.園芸緑化への応用
8.PNVA系直鎖状ポリマー
8.1.PNVA系直鎖状ポリマーのグレード
8.2.PNVAホモポリマーの分子量と水溶液の粘度
8.3.PNVA系ホモポリマーの各種溶液中での粘度
8.4.硬化剤を用いた耐水化方法
8.5.医療用貼付剤への応用
9.安全性試験結果
10.おわりに
 

 ラジカル重合によるブロックポリマーの合成と応用
1.はじめに
2.ラジカル重合によるブロック共重合体の合成法
2.1.マクロ連鎖移動剤の合成
2.2.ブロック共重合体の合成
3.ラジカル重合によるブロック共重合体の性質
4.ラジカル重合によるブロック共重合体の応用
 
4.1.表面改質剤
4.2.樹脂相溶化剤
4.3.無機フィラー改質剤
5.ポリプロピレン-b-ポリアクリル酸エステル系ブロック共重合体の水性分散液
6.おわりに
 

 オキセタン類の合成と高分子材料への展開
1.はじめに
1.1.潜在性触媒を用いた硬化型材料
1.2.光硬化型材料
1.3.カチオン重合型材料
1.4.環状エーテルのカチオン開環重合
2.オキセタン化合物の光カチオン重合特性
2.1.Real time FT-IR測定による重合特性の評価
2.2.計算機化学による検討
 
2.3.Photo-DSC測定による配合系の重合性の評価
3.オキセタン化合物の分子設計
4.高分子材料への応用
4.1.光カチオン硬化型材料への応用
4.2.シルセスキオキサン構造の導入
4.3.2-フェニルオキセタン化合物
5.まとめ
 

 ビニルエーテルによるカルボキシル基のブロックとネットワークポリマーへの応用
1.熱硬化性樹脂の利用
1.1.熱硬化性樹脂に利用されている硬化反応
1.2.熱硬化性樹脂に求められる性能
2.潜在性硬化剤とその設計
2.1.潜在性を得るための手法
2.2.潜在性硬化剤を利用した硬化システム
2.3.反応性官能基のブロック化技術
3.ビニルエーテルを利用したカルボキシル基の潜在化技術
3.1.カルボキシル基とエポキシドを利用した硬化反応
3.2.従来のカルボキシル基の潜在化手法
3.3.カルボキシル基のアルキルビニルエーテルによる潜在化
3.4.潜在性カルボン酸化合物の合成と性状
3.4.1.ブロック化多価カルボン酸類の性状
3.4.2.潜在性硬化剤の合成と設計
 
3.5.ヘミアセタールエステル(ブロック酸化合物)の熱解離反応
4.ヘミアセタールエステル(潜在性カルボキシル基)とエポキシドの硬化反応
4.1.無触媒下での硬化反応
4.2.触媒存在下での硬化反応
5.ネットワークポリマーへの応用
5.1.自動車用耐酸性雨塗料への応用
5.1.1.ブロックカルボン酸を利用した塗料の構成
5.1.2.熱硬化挙動
5.1.3.耐酸性雨性
5.1.4.耐候性
5.1.5.貯蔵安定性
5.1.6.ブロック酸硬化型塗料の特徴
5.2.ブロック酸/エポキシド硬化システムの応用展開
 

 カチオン重合における生長末端の変換と制御―サマリウム錯体を用いる新しい高分子合成―
 
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