科学全般 翻訳 試読不可
原書
「Encyclopedia of Bioethics ,3rd edition」(Macmillan)
 
生命倫理に関する最初のレファレンスとして、アメリカ図書館協会のダートマス賞を受賞した「Encyclopedia of Bioethics 第3版」の翻訳書。アメリカの医療、生命科学、生命倫理、倫理、哲学、宗教、法学、経済学、人類学などの主要分野から約460人の専門家が執筆を担当。
生命倫理は、生命科学や医療の分野における倫理的問題について学際的に研究する分野であり、その対象は、先端技術の研究、医療、倫理、哲学、宗教、法、社会政策と多岐にわたる。
本事典には、倫理原則、専門職業倫理、ヒトや動物を対象とする研究の倫理、環境倫理、法規制、医療保健政策に関するトピックが豊富に収録されており、新しい科学技術の社会的影響や現世代・次世代に対する影響の問題を考察する際に活用することができる。参考資料も更新され、遺伝学的検査、生殖技術、クローン技術、幹細胞技術、ナノテクノロジー、神経倫理、個人情事臥 高齢化、ジェンダー、マイノリティ、動物の権利、未来世代への責務などの新しい問題も収録され、幅広く学際的に扱われている。
宗教的観点や、時代を超えたテーマである死の定義、安楽死・尊厳死、死ぬ権利、治療中止のガイドライン、保健医療へのアクセス、医療経営の倫理など、どのようなテーマについても、この第3版を最新の資料として利用することができる。
 
2007年1月末
本体200,000円+税
3300頁(5分冊:分売不可)頁
B5
丸善株式会社
ISBN978-4-621-07800-6
 
【執筆者】
 Stephen G.Post
 
【編集委員】41名
 
【翻訳者】288名
 
 あらゆるテーマに関する豊富な情報を満載
生命倫理の基本概念について詳しく解説。先端科学技術の提起する倫理的問題を考察するために必要な情報を網羅。各項目には、学生から専門研究者まで幅広く役に立つ詳細な参考文献・関連項目への相互参照を付している。また、第5巻には、生命倫理に関する規約(綱領)、誓約(誓詞)、宣言、章典、主要な訴訟事例、文学と医学に関する注釈付き参考文献などを多数収録。
 
 本書の特長
科学技術の発展に伴う倫理的問題に焦点
医療にかかわる様々な専門職業倫理、法規制、医療経済・政策論を収録
遺伝子工学、クローン技術、生殖技術、幹細胞技術、神経科学、ナノテクノロジーなどの先端技術に関する最新情報を満載
高齢化やアンチ・エイジングの理論に関する情報を収録
世界の主要な宗教がクローン技術や胚研究などについてどのような立場をとっているかを解説
米国ほか世界各国の医療政策を紹介
人口政策の決定に伴う生殖コントロールについて比較検討
人間の尊厳から、良心の権利、生命倫理に対するアフリカ系アメリカ人の観点、小児医療における公共衛生問題まで、あらゆるトピックに関する情報を網羅
 
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