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セルロースナノファイバー研究:分散・表面・集積・複合化の高度制御と特性発現

■開催日時:2021年2月9日(火) 13:30〜16:30

■会場:本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申込み前に《こちらのご案内》をご確認下さい。


■受講料:40,000円 + 税  * 資料付
*アカデミック価格 24,000 円 + 税
(★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および
学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
お申込み時に通信欄に「アカデミック価格希望」とお書き添え下さい。)

■主催:(株)シーエムシー・リサーチ

■講師:齋藤 継之 氏  東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授

【講師経歴】
 2003年、東京大学 農学部卒。
 2008年、 同大学大学院 農学生命科学研究科にて博士号取得。
 博士課程時の2005年〜2006年、フランスの植物高分子研究所に留学。
 同大学 工学系研究科の博士研究員を経て、2009年に農学生命科学研究科の助教に着任。
 2012年〜2013年、スウェー デン王立工科大学にて客員研究員。
 2013 年より現職。

■趣旨:
 セルロースナノファイバー(CNF)の量産体制も整い、水系の機能用途を中心に商品化にいたる
事例も出てきた。演者らは、TEMPO酸化法と呼ばれるCNF生産プロセスを開発している。
本セミナーでは、セルロースの高次構造とTEMPO酸化法、およびCNF分散の理論体系について解説
した後、強度や固有粘度等のCNF1本の特性から、フィルムやエアロゲル等のCNF集積体の形成と
物性へと進み、樹脂等との複合化および理想的な補強に要する界面構造、そして、現状解決が
急務とされる課題とその対策案など、CNF研究の要点を紹介する。

■セミナーで得られる知識:
 セルロースナノファイバーの調製法、構造、基本特性、表面・配列・集積制御、複合化、応用
事例、現状の課題と対策


     ※ 適宜休憩が入ります。

1. セルロースの高次構造と特性、化学改質
 1-1 樹木におけるセルロース合成と高次構造
 1-2 セルロースミクロフィブリルの特性
 1-3 TEMPO酸化物の高次構造
2. セルロースナノファイバー(CNF)生産への展開
 2-1 TEMPO酸化法による CNFの調製
 2-2 分散性、表面電荷、長さの制御
 2-3 粒子分散系の原理

3. CNFの基本特性:単繊維および分散体の特性
 3-1 CNF1本の結晶性と表面構造
 3-2 CNF1本の強度解析
 3-3 CNF分散体の粘度解析、長さとの相関
 3-4 CNF分散体の自己組織化、液晶相の形成

4. 分散体から集積体へ:プロセス/構造/特性相関
 4-1 フィルム(透明な紙)の形成と物性解析
 4-2 エアロゲル(透明な断熱材)の形成と物性解析

5. 複合化: 界面構造と相互作用の制御
 5-1 プラスチックとの均一複合化、理想的な補強に要する界面構造、界面の厚みと密度
 5-2 無機ナノ粒子との複合化、機能性の発現、担体としてのポテンシャル
 5-3 その他の複合化事例

6. 実用化に向けた課題と対策案
 6-1 熱分解
 6-2 成形性
 6-3 耐水性

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