■開催日時:2021年2月15日(月) 13:30〜16:30
■会場:本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申込み前に《こちらのご案内》をご確認下さい。
■受講料:40,000円 + 税 * 資料付
*アカデミック価格 24,000 円 + 税
(★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および
学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
お申込み時に通信欄に「アカデミック価格希望」とお書き添え下さい。)
■主催:(株)シーエムシー・リサーチ
■講師:山口 滋 氏 理化学研究所 環境資源科学研究センター 上級研究員
【講師経歴】
2006年 京都大学 理学部 卒業
2011年 京都大学大学院 理学研究科 化学専攻 博士課程修了
2011年 東京大学理学系研究科 化学専攻 特任助教
2012年 UCRおよびUCSD JSPS 海外特別研究員
2013年 京都大学大学院 薬学研究科 医薬創成情報科学専攻 博士課程
2015年 理化学研究所 環境資源科学研究センター 特別研究員
2017年 理化学研究所 環境資源科学研究センター 基礎科学特別研究員
2020年 理化学研究所 環境資源科学研究センター 上級研究員
【所属学会】
日本化学会
■趣旨:
NMRやX線結晶構造解析など、分子の構造・性質をより深く知るための分析技術は新しい
研究分野の創出および既存の研究分野の深化につながる。たとえばDNAのX線回折像はその
2重らせん構造の提唱へとつながり、分子生物学の幕開けとなった。またNMRは本セミナーの
主題である有機化学分野では分子の同定に不可欠であり、NMRがなければ現代有機化学の
土台が崩れると言っても過言ではない。ここで現代科学の強力な分析技術としてデータ科学が
ある。本セミナーではとくに分子性触媒の科学を深化し得る強力な分析技術としてのデータ
科学について線形回帰分析を中心に取り上げる。データ駆動型分子設計の事例ならびにその
背景となる知識を紹介する。
■セミナー対象者:
有機低分子とくに有機反応や分子性触媒のデータ解析に興味があり、反応データ等から
どのようにすれば有用な情報が抽出できるかに関して事例および背景知識を知りたい方。
■セミナーで得られる知識:
・有機低分子のデータ科学とくに不斉触媒反応の回帰分析に関する背景および現状・分子性
触媒の線形回帰分析により抽出できる情報について・PLSやLASSO、Elastic Netといった線形
回帰手法・比較分子場解析に代表される3次元定量的構造活性相関手法を用いた不斉触媒反応の
回帰分析、重要構造情報の可視化および分子設計
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