■日時:2024年03月26日(火) 13:30〜17:30
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:39,600円(税込、資料作成費用を含む)
※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに¥11,000加算となります
■主催:(株)AndTech
■講師:
(株)AndTech 顧問/元カネカ化成事業部技術 研究統括部長/
元塩ビ工業環境協会 広報部長 一色 實 氏
■講演主旨:
コロナ禍での経済活動を通して、世界とのつながりがますます強くなり、地球規模での環境・資源
問題とかかわりの深いプラスチック、特に、容器包装分野での環境配慮への対応が企業の競争力に影
響を持ってきている。また、高齢化社会への移行が進む中で、医薬品・医療機器との関りも増えてい
ることから、一般廃棄物とは異なるルートでのリサイクル・資源循環に対する取り組みも必要となっ
ている。
この講座では、すでに取り組んでいる医薬品・医療機器用容器包装材での実例も交えて、製品設計
も含めた資源循環システム、国内外の環境規制とその動向、有望なリサイクル技術、環境に優位なバ
イオプラスチックなどの材料動向を紹介し、持続可能な循環型社会への企業の貢献や新たなビジネス
への展望を示す。
■習得できる知識:
・医薬品・医療機器用容器包装材の種類と適用されるプラスチックに関する総合的な知識
・環境配慮型の新規素材であるバイオプラスチック・生分解性プラスチックの最新情報
・医薬品・医療機器用容器包装材のリサイクルに関する専門知識
・集積・分離・再生の高コスト対応に有望なケミカルリサイクルの最新情報
・国内外の医薬品・医療機器用容器包装材の市場規模とその展望
・環境規制・高齢化社会・パンデミックな感染対応などによるプラスチック容器包装材への影響の予測
■プログラム:
1.医薬品・医療機器用プラスチック容器・包装材の素材と製造加工
1-1.プラスチックの構造と物性、用途
1-2.プラスチックの配合と加工、添加剤の安全性
1-3.プラスチック容器・包装材の製造工程と安全性
1-4.医薬品・医療機器用プラスチック容器・包装材に適合するプラスチック
2.医薬品・医療機器用プラスチック容器・包装材の市場と技術動向
2-1.プラスチック全体と医療用プラスチックの日本市場と世界市場
2-2.プラスチック容器・包装材と医療品・医療機器用プラスチック容器・包装材の市場
2-3.容器・包装材に用いられる環境配慮の新規材料
2-3-1.バイオプラスチック
2-3-2.生分解性プラスチック
2-4.医療用プラスチック容器・包装材の技術トピックス
3.プラスチック容器・包装材のリサイクル
3-1.プラスチックリサイクルの基礎
3-1-1.リサイクル手法と特徴
3-1-2.超臨界条件などの新規ケミカルリサイクル
3-2.医薬品・医療機器用プラスチック容器・包装材の流通ルート
3-3.国内外の環境規制と医薬品・医療機器容器・包装材との関係
3-4.リサイクルの事例と課題
4.まとめ
4-1.環境配慮の視点でのプラスチック容器・包装の将来展望
4-2.医療用プラスチック・医薬品と医療機器用容器包装材から観た素材の可能性
4-3.日本企業としての国際競争力強化の視点
【質疑応答】
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