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リチウムイオン電池の安全性確保と関連する規制・規格と表示ルール

■開催日時:2021年3月25日(木)10:30〜16:30

■会場:本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申込み前に《こちらのご案内》をご確認下さい。


■受講料:45,000円 + 税  * 資料付
*アカデミック価格 24,000 円 + 税
(★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および
学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
お申込み時に通信欄に「アカデミック価格希望」とお書き添え下さい。)

■主催:(株)シーエムシー・リサーチ

■講師:菅原 秀一 氏  泉化研 代表

【講師経歴】
 1972 東北大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻 
 〜2000 呉羽化学工業(現 潟Nレハ) 機能樹脂部・技術担当部長
 〜2005 三井物産 本店無機化学本部PM ナノテク事業企画部門 PM この間、リチウムイオン
     電池関係の新規会社設立FSほか
 〜2010 ENAX 米澤研究所 先端技術室PM この間、2006〜2010 NEDO 系統連係蓄電システム* 
     研究PM 北陸電力梶^ENAX葛、同研所
 PM/プロジェクト・マネージャー FS/フィジビリティースタダー

■趣旨:
 広く社会の電源インフラとして定着したリチウムイオン電池ではあるが、1991年の創出から
現在まで、発火事故などが根本的に解決される状況は見えない。この10年の経緯を見るだけでも、
大型化したスマートフォンの電池の充電中の発火、EVの路上火災、各種の電池組込み機器の
安全性の危惧などが未解決のままである。
 これに対して、JIS規格、IEC規格、UL規格(認証)やUNの国連危険物輸送勧告など、それぞれの
時点で安全性の規格や試験方法は、新たに制定され運用面の工夫も重ねられて来た。一方で左記の
規格類は、一定レベル以上のリチウムイオン電池の基本設計と製造技術とその管理が前提になる。
安全性を無視した“詰め込み設計“や製造工程での”異物混入“などはいくら安全性試験を繰り
返しても何ら解決にはならない。
 現在、リチウムイオン電池は一部の特殊技術ではなくなり、販売・流通までも含む広い業務
範囲で、国内外の諸規制やガイドラインを遵守し、責任分担を果たさなければ、自社の業務の存続が
危ぶまれる。実務担当者は、数多く存在する規格、規則や試験方法の中で、有効なアクションを模索
する状況があろう。本書では6部に分けて、左記の問題解決に役に立つ情報提供と、問題解決への
ヒントを多く紹介した。本書の内容の理解の為には、多少基礎的な電気化学や二次電池工学的な
知識も必要とするが、各章の末尾に基礎解説の図表も入れてあるので、参考にして頂きたい。

■セミナー対象者:
 リチウムイオン電池関係の原材料、部材の開発技術者。同左の製造、販売(輸出、輸入)関係者。
 リチウムイオン電池応用機器の品質保証、コンプライアンス、営業及び保守業務の担当者ほか。

■セミナーで得られる知識:
 知識よりは、それぞれの担当業務において、リチウムイオン電池の関連するリスク(危険性)と
ハザード(危害)を正確に把握し、自社の製品が法的にも技術的にも瑕疵がないことを確認する為の
手段(ツール)として頂きたい。更には原材料、電池とシステムの購入などにおいて、より安全性の
高いビジネススタイルの構築に役立てた欲しい。


※ 適宜休憩が入ります。

第1部 リチウムイオン電池の基本構成と安全性確保
 1.1 基本用語と範囲
 1.2 電池の用途拡大と発火事故の経緯
 1.3 電池(セル)の構成、構造と基本特性
 1.4 電気化学的な要件と安全性
 1.5 セル設計と製造工程
 1.6 安全性維持の要件(列記)
 1.7 参考資料(正負極材、電解液ほか)
第2部 安全性規格と試験の概要
 2.1 測定規格と安全性規格(役割分担)
 2.2 内外の規格一覧と試験対象(セル、モジュールとシステム)
 2.3 安全性試験の想定域と過酷度
 2.4 安全性要求事項(合否判定)

第3部 国内外の安全性規格・試験の各論と実務対応
 3.1 JIS C 8712、8714と電気用品安全法
 3.2 JIS C 8715-1、-2 (2012-2019)
 3.3 UL、TUFと認証制度
 3.4 UN危険物輸送勧告と試験項目と運用
 3.5 電池の製品仕様、定格と購入手順
 3.6 安全性試験の計画、目的と手順

第4部 電池応用製品ごとの規格・規制と安全性試験
 4.1 携帯機器類
 4.2 EVなど自動車分野
 4.3 医療機器分野
 4.4 再生可能エネルギーの蓄電システム(定置)
 4.5 参考資料(EV関係の詳細)

第5部 電池と応用製品の表示(マーキング)と背景となる規則等
 5.1 各国の表示アイコン
 5.2 EU電池指令
 5.3 電気用品安全法
 5.4 リサイクル関係法規
 5.5 表示の実例とまとめ

第6部 安全性問題の根本的な解決への模索
 6.1 リスクとハザード
 6.2 全固体リチウムイオン電池
 6.3 EVと事故率の試算
 6.4 まとめ

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