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フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向【LIVE配信】
〜フィラー分散モデル実験から実証、高機能化のポイント〜

■開催日時:2021年03月02日(火)10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、49,500円(税込)へ割引になります。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:(公財)名古屋産業科学研究所 上席研究員
(名古屋大学 名誉教授)博士(工学) 小長谷 重次 氏

【ご専門】
 高分子化学(ポリエステル・ポリアミド合成及びフィルム)、フィラー分散・充填複合材料、
機能性高分子材料(透明導電材、逆浸透膜、抗菌性高分子)

【学協会等】
 高分子学会、プラスチック成形加工学会、フィラー研究会

【略歴等】
 2005年6月東洋紡(株)退社後、奈良先端科学技術大学院大学 産学官連携研究員を経て
2007年4月名古屋大学 工学研究科 化学・生物工学専攻 教授、2007年〜2010年 フィラー
研究会会長、2011年よりフィラー研究会顧問、2015年4月より名古屋大学名誉教授かつ名古屋
産業科学研究所 研究部 上席研究員、2019年9月高分子学会フェローに就任し、現在に至る

■趣旨:
 フィラーとはポリマー(樹脂)の機能を高めるために充填される無機または有機性の微粒子で
あり、研究対象となるフィラー径はミリからサブミクロンそしてナノオーダーへと超微粒子
(ナノ)化している。フィラーをポリマーに高分散充填するにはフィラー表面の電荷反発や
立体障害を利用することが望ましいが、ゼータ電位等を考慮したフィラー分散モデル基礎実験の
活用、そして得られた仮説に基づきポリマー重合系でフィラーの分散を検討・実証した報告例は
ない。
 本講座ではフィラーの分散に関して基礎的知識のみならず、演者が経験した酸化チタン、
アルミナ、炭酸カルシウムなどの(ナノ)フィラーのポリマー(主としてポリエステル(PET))
への分散モデル実験、そしてPET重合系でのフィラー分散モデル実験、フィラー分散性実証テスト
結果につき紹介し、本モデル実験の必要性・有効性を明らかにする。さらに、話題の機能性ナノ
フィラー(ナノ炭素粒子やセルロースナノファイバー)の分散、それらの機能性複合材料
(力学特性、導電・伝熱関係)の研究開発動向、そして筆者の種々のナノフィラー充填機能性複合
材料研究をも交えて紹介する。


1.フィラーの基礎
 1-1.フィラーの変遷とその意義
 1-2.フィラーの種類、特性とその評価法
   1-2-1.フィラーの種類:無機性、有機性、有機・無機ハイブリッド
   1-2-2.代表的フィラーの製法とその特性:炭酸カルシウム、シリカ、酸化チタン
   1-2-3.フィラー径と粒度分布評価法
      a)直接観察法(電子顕微鏡法):簡易な径(フェレ径)の求め方
      b)間接観察(動的光散乱法ほか):測定法の特徴と利用のし易さ
   1-2-4.フィラーの表面特性とその評価法
      a)表面電荷(ゼータ(ζ)電位)と各種測定法
      b)酸・塩基特性
  1-3.機能性フィラー
   1-3-1.機能性フィラー概説
   1-3-2.アンチブロッキング用フィラー
      a)アンチブロッキング技術概説
      b)フィラー特性と易滑平滑性及び透明性との関係
   1-3-3.導電性・熱伝導性フィラー
      a)フィラー特性と導電性・熱伝導性との関係
      b)パーコレーションと関与因子
      c)ダブルパーコレーションと関与因子
      d)パーコレーション及びダブルパーコレーション促進方策
   1-3-4.フィラー種・形状・径のポリマー(フィルム等)の力学特性に与える効果
      a)易滑・高透明性
      b)耐スクラッチ性
      c)力学特性

2.ポリマーへのフィラー分散性向上方策、フィラー分散・充填モデル実験とその実際
  2-1.フィラー分散・凝集に関する基礎
   2-1-1.フィラー分散スラリー調製の考え方
   2-1-2.フィラー分散支配因子:表面電荷と立体効果
   2-1-3.ゼータ電位(フィラー表面電荷)測定法の実際と問題点
   2-1-4.表面処理と分散剤の効果
  2-2.ポリエステル(PET)へのフィラー分散に関するモデル実験と実際
   2-2-1.PET中での酸化チタンフィラーの分散に関するモデル実験とその評価法
   2-2-3.PET重合系における酸化チタンフィラーの分散の実際
  2-3.PETへの各種ナノフィラーの高分散化に関するモデル実験と実際
   2-3-1.酸化チタンナノ粒子充填PET
   2-3-2.アルミナナノ粒子充填PET
   2-3-3.炭酸カルシウムナノ粒子充填PET

3.機能性ナノフィラーと充填複合材料に関する研究開発動向
  3-1.機能性ナノフィラー概説(導電性・熱伝導性ナノフィラーを中心に)
  3-2.ナノ炭素粒子(CNT,グラフェン類など)
   3-2-1.ナノ炭素粒子概説
   3-2-2.ナノ炭素粒子の分散に関する考え方と実際
   3-2-3.ナノ炭素粒子充填複合材料の研究開発動向
   3-2-4.演者の(酸化)グラフェン充填複合材料研究の紹介
  3-3.セルロースナノファイバー(CeNF)
   3-3-1.CeNF概説:種類、特性及び研究開発動向
   3-3-2.CeNFの分散に関する考え方と実際
   3-3-3.CeNF充填複合材料の研究開発動向
   3-3-4.演者のCeNF分散・充填複合材料研究の紹介
  3-4.実用化における課題と対策

4.まとめ及び質疑応答

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