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【オンラインLive配信・WEBセミナー】
プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向・
アップグレードリサイクル技術


■日時:2024年04月11日(木) 13:30〜17:30 

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:45,100円(税込、資料作成費用を含む)
※2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

■主催:(株)AndTech

■講師:国立大学法人 山形大学  大学院有機材料システム研究科/助教  高山 哲生 氏 

■講演主旨:
 マイクロプラスチックが海洋へ流れ込み生態系を脅かそうとしている現状では、プラスチックの
立ち位置は「軽い・錆びない・安い」便利な材料からその特徴のために「環境を汚染する」問題を
抱えた材料へ移りつつあります。ただし、情勢が変わろうともプラスチックが便利なことに変わり
はなく、今後は生活の質を損なうことなく、環境に寄り添った方針で向き合っていく必要がありま
す。
 本セミナーでは、プラスチック廃棄物の現状を知り、今後待ち受けている課題を講師の視点から
挙げます。挙げた課題に関して、プラスチック物性の観点から考察し、講師らが実際に検討してい
る成果を踏まえながらその解決方策を解説します。

■習得できる知識:
・プラスチック廃棄物の現状と近未来に待ち構えている問題
・マテリアルリサイクルの基本的な考え方と技術
・今後のプラスチック系複合材料に要求される特性

■プログラム:
1.プラスチック廃棄物の現状を知る
  1.1 プラスチック廃棄物とは
  1.2 日本はリサイクル率が高い?!
  1.3 容器包装材のリサイクル
  1.4 自動車部品のリサイクル
  1.5 今後待ち受けている課題と要求される材料物性

2.プラスチック系複合材料の改質技術
  2.1 ポリマーブレンド
     2.1.1 エラストマー分散による強靭化
     2.1.2 硬質ポリマー分散による延性化
     2.1.3 反応相容化
  2.2 無機繊維強化
     2.2.1 複合則
     2.2.2 強度発現機構
     2.2.3 衝撃吸収特性

3.メカニカルリサイクルに関する検討
  3.1 メカニカルリサイクルの困難さ
     3.1.1 製品であったこと
     3.1.2 組成が簡単にわからない
     3.1.3 安く作れないと使ってもらえない
     3.1.4 より良くないと魅力半減
  3.2 検討しているリサイクル方策
     3.2.1 従来のメカニカルリサイクル手法
     3.2.2 アップグレードリサイクル
        3.2.2.1 ドライブレンディング
        3.2.2.2 2次処理
     3.2.3 有機繊維強化
     3.2.3.1 無機繊維との相違点  

4.終わりに

□ 質疑応答 □

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