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【オンラインLive配信・WEBセミナー】
環境対応型加飾技術の最新動向とバイオマスプラスチック素材への
適用例と今後の展望

〜バイオマスプラスチックを用いた包装用高意匠フィルムの開発例と
国際社会・自動車メーカーの目標に対応した今後の加飾技術〜

■日時:2024年04月17日(水) 13:00〜16:50 

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

■主催:(株)AndTech

■講師:
    第1部  MTO技術研究所  所長  桝井 捷平 氏
    第2部  エヌアイエス株式会社  GT部 部長  柴田 直宏 氏
    第3部  DIC株式会社  パッケージ技術4グループ / マネジャー  古根村 陽之介 氏

■プログラム:

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第1部  加飾概要とSDGs対応プラスチック加飾技術の展開



【講演主旨】

 低価格指競争から高付加価値競争に移行する中で、プラスチック加飾は、単なる加飾から、「機能
性付加加飾」へと発展している。今後の加飾は、SDGs、パリ協定、自動車におけるCASEなど国際的な
目標に即したものに展開していくことが求められる。
 本講演では、加飾の概要を簡単に説明した後、国際社会、自動車メーカーの目標に対応した今後の
加飾技術の展望を、塗装代替加飾、その他の環境対応加飾(植物由来材料、エコ材料使用の加飾、軽
量化と加飾等)、高付加価値製品に結び付くその他の加飾(機能付加加飾、バイオミメテクスと構造
色加飾、3Dプリント加飾等)、など具体的な項目別に解説し、さらに、自動車内外装部品への展開、
および、自動車以外の採用例を示す。

【キーワード】

SDGs対応プラスチック加飾 植物由来材料、エコ材料の加飾 軽量化と加飾 塗装代替加飾


【講演のポイント】

今後の加飾技術の展望を、塗装代替加飾、その他の環境対応加飾(植物由来材料、エコ材料使用の加
飾、軽量化と加飾等)、高付加価値製品に結び付くその他の加飾(機能付加加飾、バイオミメテクス
と構造色加飾、3Dプリント加飾等)、など具体的な項目別に解説し、さらに、自動車内外装部品への
展開例などを示す。


【習得できる知識】

加飾概要 今後の加飾対応 塗装代替加飾 自動車内概要への加飾展開例

【プログラム】

1. 加飾技術の概要(プラスチック加飾の意義と課題など)
2. 国際社会、自動車メーカーの目標と今後の加飾概要
 2-1 国際社会、自動車産業の目標(SDGs、パリ協定、CASE、Maasなど)
 2-2 国際的な目標に即した今後の加飾の概要(一覧表)
3. 今後の加飾の展開
 3-1 塗装代替加飾と自動車の外装などへの展開
  3-1-1 塗装代替加飾のニーズと塗装代替自動車外装への展開
  3-1-2 主要塗装代替候補技術とその展開(フィルム加飾、原着樹脂加飾、インモールド塗装)
 3-2 その他の環境対応加飾
  3-2-1 植物由来プラスチックおよび植物由来繊維複合材料、その他のエコ材料の利用加飾
  3-2-2 軽量化材料、技術と加飾
  3-2-3モノマテリアル、易分離、リサイクル材使用加飾
 3-3 高付加価値製品につながるその他の加飾
  3-3-1 機能付加加飾
  3-3-2 バイオミティクスと構造色加飾
    〜自然界に存在する素晴らしい機能をもった動・植物の機能を加飾にも展開〜
  3-3-3 3Dプリント加飾
  3-3-4 3次元曲面への直接インクジェット印刷
4. 自動車内外装への適用
 4-1 自動車内装への適用と今後の展開
  4-1-1 自動車内装への適用事例
  4-1-2 今後の内装キャビン・コックピット、ディスプレィ等
 4-2 塗装代替以外の自動車外装への適用と今後の展開
  4-2-1 今後の自動車外装イメージ
  4-2-2 今後のフロントモジュール、フロントパネル、その他
5. その他の用途への主要適用事例
6. まとめ(今後の展開予想)

【質疑応答】

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第2部 バイオマスプラスチックやリサイクル原料を活用した環境加飾技術の適用



【講演主旨】

 SDGsやカーボンニュートラルに対する取り組みは今や各企業にとって常態化している中、「加飾
と言う側面からどのようなアプローチが出来るか?」が今講演のポイントとなる。当社は環境加飾技
術(EDT:Environmental Decorating Technology)を提唱しており、その中でインモールド成形転写
(IMR:In Mold Release)やアウトモールド転写加飾(OMR:Out Mold Release)による加飾技術を紹介
する。また、バイオマスプラスチック開発が樹脂メーカー各社で進められているが、その開発の先に
は加飾需要が発生するといっても過言ではない。当社の狙いは、バイオマスプラスチックを使用した
フィルム加飾技術を確立する事で、需要が本格化した際の実現スピードを上げる事である。

【キーワード】
インモールド成形転写、アウトモールド加飾、IMR、OMD、バイオマスプラスチック、生分解樹脂、リ
サイクルフィルム、オンデマンド

【講演ポイント】
エヌアイエス(株)は2020年に発足しているが、インモールド成形転写の業務実績は30年以上あり、ア
ウトモールド加飾分野も含め、常に先を見た加飾開発を進めている。また、加飾技術研究会の理事と
して加飾+機能と言った分野でのB to Bも推進している。

【習得できる知識】
・インモールド成形転写(IMR)技術
・アウトモールド転写加飾(OMR)技術
・バイオマスプスチックへの加飾技術
・IMRやOMRで使用するフィルムの環境対応
・フィルムのオンデマンド印刷化による加飾技術の可能性

【プログラム】

1. 会社案内
2. 加飾技術
 2-1.工法名の紹介
 2-2.インモールド成形転写技術紹介
 2-3.アウトモールド転写加飾技術紹介
 2-4.加飾事例紹介
3. バイオマスプラスチックやリサイクルフィルムを活用した加飾
 3-1.様々なバイオマスプラスチック
 3-2.バイオマスプラスチックの活用
 3-3.循環型リサイクルフィルム活用
 3-4.加飾事例紹介
4. フィルムの種類とトレンド
 4-1.インモールド転写フィルム
 4-2.アウトモールド加飾フィルム
 4-3.オンデマンドフィルム
5. 最後に

【質疑応答】

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第3部  共押出多層技術によるバイオマスプラスチックを使用した包装用高意匠フィルムの開発




【講演主旨】

 人々の生活に不可欠な包装材料として使用されるプラスチックフィルムには、内容物保護のための
密封性や、子供や高齢者でも容易に開封できる易開封性など、様々な機能が求められる。近年は消費
者の目を引くための高意匠性付与や、環境に配慮したパッケージの要求が高まっており、当社でもこ
れら要求に応える製品開発を進めている。ここでは当社が開発する共押出多層フィルムの基礎と、こ
の多層化技術の活用によりバイオマスプラスチックを使用した包装用高意匠性フィルム「DIFAREN A7
440Bio」について紹介する。

【キーワード】
共押出多層フィルム、包装用フィルム、梨地フィルム、バイオマス原料

【講演ポイント】
共押出多層フィルムと、これを活用し高意匠性と環境対応を両立させた、バイオマスプラスチック使
用包装用高意匠性フィルムの特徴・性能を紹介する。

【習得できる知識】
共押出多層フィルムの基礎知識
共押出多層フィルムの外観コントロール
梨地フィルムの特徴、使用例


【プログラム】

1.共押出多層フィルムについて
 1-1.共押出多層フィルムとは?
 1-2.共押出多層フィルムの開発事例

2.包装用フィルムに求められる環境対応
 
3.バイオマスプラスチック使用梨地フィルム「DIFAREN A7440Bio」について
 3-1. 梨地フィルムとは?
 3-2. DIFAREN A7440Bioの特徴
 3-3. 印刷特性
 3-4. 感性評価

4. バイオマスプラスチック使用梨地フィルムの使用例

【質疑応答】

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