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【オンラインLive配信・WEBセミナー】
細胞性食品の実現と市場拡大に向けた最新動向および将来展望

〜成長因子の製造、培養装置の開発、ネットモールド法による細胞結合技術および新規事業参入例〜

■日時:2024年04月26日(金) 13:00〜18:05 

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:71,500円
 ※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります

■主催:(株)AndTech

■講師:
    第1部  一般社団法人細胞農業研究機構  代表理事  吉富 愛望アビガイル 氏
    第2部  味の素株式会社  アミノサイエンス統括部/シニアマネージャー  知念 秋人 氏
    第3部  インテグリカルチャー株式会社  CTO  川島 一公 氏
    第4部  ティシューバイネット梶Aダイバーズファーム梶@ CEO  大野 次郎 氏
    第5部  東京大学  先端科学技術研究センター / 特任講師  井形 彬 氏

■プログラム:

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第1部 細胞性食品の概要および市場拡大における課題




【講演主旨】

 細胞性食品(いわゆる「培養肉」)の業界概要やルール形成(規制や業界発のイニシアチブ)に
ついて国内外の事例を交えて解説する。業界概要としては、市場規模や注目されているプレイヤー、
細胞性食品の製造工程の概要、講演者が実際に試食を行ってきた細胞性食品の特徴についての紹介
等を含む。また、ルール形成に関しては、細胞農業分野の今後の展望を見極める上での重要な業界
課題とそれを取り巻く議論状況について紹介する。


【プログラム】

1. 市場規模
2. 供給力や価格競争力
3. 味・香りの再現
4. ルール形成活動の進捗
 4-1. 安全性
 4-2. 食品表示

【質疑応答】

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第2部   細胞性食品の製造に必要な成長因子



【講演主旨】

 細胞性食品を用いた食品の提供がまさに始まろうとしています。今後このような食品が消費者に
広く受け入れられるためには、少なくとも、おいしいこと、安心安全であること、既存の食肉と同
等の価格で提供されることが必要です。細胞性食品の製造に使われる重要な原料として成長因子が
あり、現時点で原料コストの中で最大の割合をしめています。本講座では、細胞性食品製造の重要
な原料である成長因子がどのように作られるのか、成長因子に求められる要求事項(コスト、品質、
安全性)はどのようなものか、これらの要求を満たす成長因子の開発が成功する可能性はあるのか、
について紹介したいと思います。


【プログラム】

1. 細胞性食品の重要原料である成長因子とは
2. 成長因子の製造方法_いくつかのスタートアップの技術の紹介
3. 細胞性食品製造に使用される成長因子に求められる要求事項
 3.1 コスト
 3.2 品質(必要機能及び安全性)
4. 要求品質とコストを満足する成長因子の開発例

【質疑応答】
講演終了後に10分程度

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第3部 細胞性食肉製造および安全性確保に向けた取り組みと 培養装置の開発




【講演主旨】

 「細胞性食肉」は、持続可能な未来の食品として注目されています。私たちは、ニワトリやアヒ
ルなどの家禽類から細胞を採取し、動物細胞の培養技術を活用することで、肉を構成する細胞を生
産する技術開発に取り組んでいます。この講演では、細胞性食肉の技術的課題、最新の研究開発成
果、そして安全性の確保について現在進めている成果についてお話しします。


【プログラム】

はじめに
1. 細胞性食肉
 1.1 細胞性食肉の製造について
 1.2 培養技術について
 1.3 体内環境に近い環境を維持するために必要なもの
 1.4 栄養成分について ―全原料を食品化―
 1.5 血液成分について ―臓器間相互作用を活用した技術―
 1.6 培養装置の課題と今後の進め方
2. 食品としての安全性の確認と社会受容に向けた取組み
 2.1 食品としての安全性の確認
 2.2 社会受容に向けた取組み
おわりに

【質疑応答】

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第4部 ネットモールド法による細胞結合技術 〜人工臓器から細胞性食品(培養肉)まで〜



【講演主旨】

 世界で特許を取得している細胞を生きたまま結合させる「ネットモールド法」を軸に、人工臓器や
培養肉の展開をご紹介します。
 iPSやクリスパーキャス9など細胞そのものを改変する技術は著しい進歩がありますが、それは細胞
単体の話になります。臓器や食肉は細胞同士が結合して出来上がっています。それは単純な物理的結
合だけでなく、栄養分や酸素、そして情報もやり取りする「細胞間結合」をしています。この細胞間
結合を低コストで可能にしたのがネットモールド法です。
 このネットモールド法により現在京都大学形成外科と世界初の「生きた細胞による人工真皮」の開
発をしています。また、細胞を鶏のものを使うことで、全く同じ手法(培養液の種類のみ異なる)に
より培養鶏肉の開発をしています。
 これらの業界の現在地と今後の展望をお話しさせていただきます。



【プログラム】

はじめに
1. 細胞結合技術の課題と可能にする新領域
2. ネットモールド法について
3. 培養肉の種類とそれらの特性
4. 培養肉の認可状況
5.安全性試験
おわりに

【質疑応答】

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第5部  細胞農業を取り巻く国際政治(仮題)



【講演主旨】

※現在講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第本ページを更新いたし
 ます。

【プログラム】

※現在講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第本ページを更新いたし
 ます。


はじめに
1. 各国政府が細胞農業技術を促進する理由
 1.1 食料安全保障の強化
 1.2 新規産業の育成
 1.3 環境や人権といったサステナビリティへの貢献
2. 細胞農業分野における民間の動き
 2.1 細胞性食品に関する世界の業界団体
 2.2 細胞性食品に関する世界の主要な会議体
3. 国際機関における細胞農業
おわりに

【質疑応答】

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