■開催日時:2021年04月27日(火) 12:30〜16:30
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、46,200円(税込)へ割引になります。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:
東京工業大学 物質理工学院 材料系 助教 工学(博士) 宝田 亘 氏
<ご専門>
高分子材料の成形加工、成形品の構造解析
<学協会>
成形加工学会、繊維学会
<ご略歴>
2000-2001 金沢工業大学 高度材料科学研究開発センター 博士研究員
2001-2007 東レ株式会社 繊維研究所/複合材料研究所
2007-現在 現職
■受講対象・レベル:
・フィルムの製造技術者
・フィルムの加工技術者
・フィルム用ポリマー開発技術者等
■習得できる知識:
・高分子フィルムにおける分子配向の解析手法
・高分子フィルムにおける結晶状態の解析手法
・高分子フィルムの延伸過程における分子配向形成機構
・高分子フィルムの延伸過程における結晶化機構
・延伸条件によるフィルムの構造制御と物性制御
■趣旨:
高分子のフィルムや繊維を延伸することによって、分子が配向すると共に、
配向結晶化と呼ばれる特徴的な結晶化が起こり、力学特性、光学的性質、熱物性など
物性値も大きく変化する。また、結晶化に伴う物性変化はフィルムの延伸性にも
大きな影響を与える。
この講習では、まずは非晶性高分子フィルムの延伸過程における分子配向形成機構について、
いくつかの樹脂における実測結果を元に、モデル化の手法も含め解説を行う。
その上で、結晶性高分子のフィルム延伸過程において発生する配向結晶化について、
PET等における実測結果の解説と、PLAで示された延伸性への影響について解説を行う。
同時に、フィルムの複屈折や結晶状態など、構造解析の手法についても解説を行う。
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