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【オンラインLive配信・WEBセミナー】
ポリビニルアルコール(PVOH)の基礎と物性および応用展開


■日時:2024年04月25日(木) 10:30〜16:30 

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

■主催:(株)AndTech

■講師:三菱ケミカル株式会社  ポリマーズ研究開発センター アセチル研究開発室  
                              福田 純己 氏、小林 亮平 氏 

■講演主旨:
 ポリビニルアルコールは水溶性高分子の代表格であり、接着性や分散性に優れるだけでなく、近年
は生分解樹脂としても注目されています。ポリビニルアルコールは、その多様な特徴を活かし様々な
業界や用途で利用検討がなされていますが、最適な材料設計の検討がなされていない事例を目にする
ことが多くあります。そこで本講座では、ポリビニルアルコールの基礎と高機能化に関する解説、さ
らに多岐にわたるポリビニルアルコールの用途やトラブル事例の紹介を通して、ポリビニルアルコー
ルを利用した材料設計についての知識を養うことを目的としております。受講いただいた皆様の問題
解決や製品開発の一助となれば幸いです。


■習得できる知識:
・ポリビニルアルコールの基本物性や物性制御方法が理解できる

・多岐にわたるポリビニルアルコールの用途紹介とトラブル事例を通して、目標物性に対しての設計
 思想が理解できる

・PVOHを使用した材料設計が習得できる

■プログラム:

1.ポリビニルアルコ―ルの基礎

 1.1 ポリビニルアルコールとは

 1.2 ポリビニルアルコールの製造工程

2.ポリビニルアルコ―ルの構造と物性

 2.1 構造と基本物性

 2.2 微細構造が与える影響

 2.3 溶液、固体、皮膜の物性

 2.4 生分解性

3.ポリビニルアルコールの用途

 3.1 ポリビニルアルコールの特徴を活かした用途紹介

4.ポリビニルアルコールの高機能化

 4.1 特殊変性による機能化

 4.2 架橋による耐水化

5.ポリビニルアルコールに関する各種トラブル要因,その対策

 5.1 ポリビニルアルコール溶解時のトラブル例

 5.2 乳化剤・分散剤への用途展開時のトラブル例

 5.3 バインダー・接着剤への用途展開時のトラブル例

 5.4 コーティング剤への用途展開時のトラブル例

 5.5 溶融成形への用途展開時のトラブル例

 5.6 使用上および貯蔵保管時の注意点

 5.7 化学物質登録状況,衛生性対応は?

 5.8 ポリビニルアルコールの生分解性の評価法とは?

 5.9 ポリビニルアルコールを上手く溶解するには?

 5.10 水溶液の発泡を抑えたい

 5.11 水溶液保管中の増粘やゲル化を抑えたい

 5.12 ポリマーブレンドて使用したい

 5.13 ガスバリア性の因子とバリア性を向上させるには?

 5.14 基材への濡れ性,密着性が悪い時の対応は?

 5.15 耐水性不足の対策,耐油・耐水性の評価法は?

 5.16 耐水性と防曇性を両立させる方法は?

 5.17 塗膜のひび割れ,外観荒れの発生メカニズムとその対策は?,他

6.最近の開発事例

【質疑応答】

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