■開催日時:
2021年04月30日(金) 10:30〜16:30
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、49,500円(税込)へ割引になります。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:
工学院大学 先進工学部 機械理工学科 教授 工学博士 雑賀 高 氏
【専門】
エネルギー工学
【活動】
技術士(機械部門)。自動車技術会理事・フェロー,日本技術者教育認定機構理事・フェロー,
日本工学教育協会理事。
主な著書・単著:「自動車のエクセルギー解析 ―エネルギーの有効活用をはかる―」(コロナ社),
共著:「機械技術者のための熱力学」「技術者の倫理」「初めて学ぶエンジン技術と機械工学」
「エンジン―熱と流れの工学―」など。
■受講対象・レベル:
自動車関連企業の開発担当者・研究者などを対象としています。熱力学の基礎知識を必要と
しますが,お持ちでない場合も聴講できるように工夫します。
■習得できる知識:省エネルギーへの要求がますます高まる自動車に関して,エンジンの
さらなる高効率化,室内における熱エネルギーのマネジメント,あるいは廃熱の有効利用等などの
これまで捨て去っていたエネルギーの有効利用などに対応できる知識を得ることができます。
■趣旨:
自動車は,燃料や電力などのエネルギー源から動力へのエネルギー変換,空調,排気までを
行う独立したエネルギープラントです。それらのプロセスでは,化学反応,混合・拡散,流動,
熱交換などが生じています。コージェネレーション発電システムでは発電量と熱量の総合効率を
用いていますが,自動車の場合には燃費が重要で,熱利用まで含めて考えることはあまりありま
せん。電気自動車ですら,満充電での走行距離を問題にしています。
エネルギーを電気あるいは動力と同一の基準で評価できるエクセルギーが,従来の熱力学第1
法則のエネルギー保存則だけでは表わせないエネルギーの損失の見える化ができるとして,注目を
集めています。コージェネレーションや自動車においては熱力学第1法則だけが考慮されており,
第2法則によるエネルギーの質を考えていないので,本質的なエネルギーの有効利用ができていない
ことになります。本セミナーでは,限られた資源を有効に使うために,熱力学第2法則を考慮した
エクセルギー解析を自動車に適用する方法について解説します。
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