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リチウムイオン電池のリユース&リサイクルにおける諸規制【Webセミナー】
〜EU電池規制、電池パスポートとリサイクルの連係〜

■開催日時:2024/04/10(水)  10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。 

<Webセミナーのご説明>
本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
※ZoomをインストールすることなくWebブラウザ(Google Chrome推奨)での参加も可能です。
お申込からセミナー参加までの流れはこちらをご確認下さい。
キャンセル規定、中止の扱いについては下欄の「お申込み方法」を確認ください。

<禁止事項>
セミナー当日にZoomで共有・公開される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・
記録媒体への保存を禁止いたします。

■受講料(税込): 52,800円
※資料付(印刷資料)
※Eメール案内を希望されない方は、「52,800円×ご参加人数」の受講料です。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様52,800円から
 ★1名で申込の場合、46,200円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で52,800円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で71,500円
 ★4名以上同時申込の場合は、ご参加人数×20,900円

※2名様以上の価格は同一法人内に限ります。
※2名様ご参加は参加者全員の参加申込が必要です。

■主催:S&T出版

■講師:
菅原 秀一 氏
泉化研 代表

■本セミナーの趣旨:
 廃リチウムイオン電池(セル)の技術開発も進展し、主要企業のリサイクル技術は高いレベルにあ
る。その背景となるEVのグローバルな拡大も、2030年あるいは2035年を目標に向かって、
歩を進めている。一方でリサイクル自体は、対象となる廃電池の絶対量が少ないので、実稼働にはほ
ど遠く、足踏み状態にある。
 この2年程の間に、この分野に関して新たな動きが見られる。キーワードとしては、電池パスポー
ト/EU電池規制/バッテリーパスポート/などである。左記に付随して、ブロック・チェーン/ト
レーサビリィテーなどが論じられている。これらは何れも、リサイクルする回収元素であるNi、
CoとLiなどの、数値を含むリサイクル率が数値目標となっている。数値的な元素資源の把握が不
可避である。
 Ni、Co、Liほかの、A.鉱産>B.精錬>C.前駆体(硫酸Niなど)>D.正極材合成>
E.電池製造>F.EV走行>G.リユース>H.リサイクル>J.元素資源回収> K.B.又は
C.への接続...と言う長いパスである。この間には、異業種の連系があり、業界それぞれの得意
と不得意が存在する。 技術面から見ても、鉱産・精錬関係企業の技術者と、合成化学担当と電池設
計担当では、(金属)元素と見るか、前駆体化合物と見るか、電気化学活物質見るか...かなり見
方が異なる。目的は電池の化学資源の、リサイクルではあるが、アプローチは業界や技術者によって
かなり異なる。
 上記の様な背景もあって、本セミナーでは「リサイクルの物理化学」の項目なども入れて、リサイ
クルを多面的に理解する為の一助としたい。

■プログラム:
1. EVの拡大と電池のGWh総量、2020〜2030
 ・内燃機車廃止のスケジュール(各国、各自動車メーカー)
 ・日米欧と中国の電池生産
 ・BEV、PHEV、HEVとガソリン自動車

2. EV用電池の特性(kWh、kW)
 ・比容量と比出力
 ・正極材の選択と二極分化
 ・サイクルXと寿命推定√X
 ・リユースとリサイクルのポイント

3. 電池(新品/中古/廃棄)の 規格、認証と安全性試験
 ・UL、JISと各国規格
 ・EVの安全性試験規格、UNECE_R100など
 ・リユースにおける安全性維持
 ・電池工業会BAJのガイドライン

4. EU電池規制、電池パスポートと関連情報
 ・EUのアクションと狙い
 ・「パスポート」入り口と出口
 ・電池生産との整合性

5. EV用電池のリユース、該当分野とビジネス展開
 ・リユースの転機点
 ・リユースの分野とリサイクルまで
 ・4Rなどビジネス事例

6. EV用電池のリサイクル、最近の技術成果と新たな展開
 ・回収、解体と無害化処理
 ・焙焼工程によるブラックマスの形成
 ・湿式(化学)プロセスによる元素回収

7. 元素資源リサイクルの物理化学
 ・正極材の化学組成とリサイクル元素
 ・正極材製造のプロセスと前駆体(硫酸塩)
 ・リチウムの資源と回収

8. リサイクル元素資源と正極材合成のリンク、水平展開と効果
 ・正極材の原料と合成プロセス
 ・遷移元素の範囲と有価物質
 ・廃電池>正極材 水平シフト

9. リサイクル関連の特許出願と技術解析
 ・国内主要5社の特許技術
 ・海外企業の特許技術
 ・出願件数の時系列変化と得意分野

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