■日時:2024年05月16日(木) 13:00〜17:00
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
■主催:(株)AndTech
■講師:東京医科歯科大学 生体材料工学研究所/教授 三林 浩二 氏
■講演主旨:
ウエアラブルセンサなど、IoT技術を用いた生体情報センシングの需要が急速に高まっている。
今後、ケミカルセンサやバイオセンサのIoT化が急務となる。本講演では主に糖尿病を対象として、
酵素などの生体認識素子をデバイス素子として用いる「バイオセンサ」について、新たなアイデア
発想により開発した「ウエアラブルデバイス」、「キャビタス(体腔)センサ」、「糖尿病マー
カー(アセトン等)のガスセンサ&探嗅カメラ(イメージング)」さらには「アクチュエータ」、
「人工臓器」(人工すい臓)について紹介し、今後の先制医療への応用も含めて解説する。
■習得できる知識:
糖尿病用などのバイオセンサの基礎知識、先制医療・ヘルスケアに不可欠なバイオセンシングと
デバイス化技術、バイオセンシングの日常医療への展開、将来の可能性などを把握できる。
■プログラム:
1.医療分野におけるバイオセンサの必要性
2.バイオセンサの原理と種類
3.グルコース計測用の酵素型バイオセンサの測定系
4.性能評価
・選択性
・定量性
・検出限界
・寿命
・再現性
・バラツキなど
5.近未来のバイオセンサと各種バイオセンサの応用展開・プロセス・計測技術
5-1.バイオセンサのプロセス技術(半導体プロセスを用いた技術など)
5-2.ウエアラブル・グルコースセンサ
5-3.ソフトコンタクトレンズ型グルコースセンサ
5-4.生体適合性材料を用いたバイオセンサ
5-5.涙液成分計測による非侵襲での血糖値評価の可能性
5-6.眼部からの経皮ガス計測
5-7.生体由来揮発性化学成分の高感度バイオセンシング
5-8.口臭成分計測用バイオセンサ
5-9.糖尿病の揮発性マーカーであるアセトン用の光ファイバー型バイオセンサ
5-10.バイオセンサ技術を応用した揮発成分の可視化計測
5-11.バイオセンサ技術を利用した人工臓器システム
5-12.自律的な血糖値制御システム(人工すい臓)
6.今後の先制医療&予防医療
7.ケミカルセンサ・ バイオセンサIoT技術の社会実装への課題
【質疑応答】
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