■日時:2022年05月31日(火) 13:30〜17:30
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:39,600円(税込、資料作成費用を含む)
※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに¥11,000加算となります
■主催:(株)AndTech
■講師:
信州大学 先鋭材料研究所 教授
株式会社X-Scientia 代表取締役 博士(工学) 古山 通久 氏
■講演主旨:
脱炭素・カーボンニュートラルの実現に向けて、水素の活用に関する期待が高まっています。
まだまだ研究開発が必要なことは事実ですが、事業化は2030年ごろに技術の目途がついた後で、
との考えでは世界の潮流に追いつけないのも事実です。 本講座では、水素の現状やその高コスト
構造をひとつひとつ確認するとともに、水素ビジネスの早期実現に向けた視点を提供します。
■習得できる知識:
水素の国内外の動向
水素の高コスト構造
水素ビジネスを早期に構築していくための視点
■講演のポイント:
再生可能エネルギーからの水素が非常に高コストであることはこれまでの常識でしたが、蓄電池を
うまく活用することで水素を安価に作る姿を初めて示しました。現在、その早期社会実装に向けた
実証事業に取り組んでいます。
■プログラム:
1.脱炭素時代の電気化学的蓄エネルギー技術
1-1 エネルギーシフトへの社会の要請
1-2 二酸化炭素排出実質ゼロの政策的位置づけと再生可能エネルギーの世界の導入動向
1-3 水素に関する世界の政策動向と国内外の普及の状況
2.再生可能エネルギーからの水素製造とその課題
2-1 水素のバリューチェーン
2-2 水素の製造方法とグリーン水素
2-3 水素の輸送と貯蔵
2-4 水素のコスト目標
2-5 水素ステーションの原価から見た低コスト化に向けた課題
3.経済合理的な水素製造の視点
3-1 再生可能エネルギーからの水素製造の経済性
3-2 設備投資により低コスト化を実現する視点
3-3 テスラモーターズに学ぶ
3-4 付加価値から考える
3-5 正攻法をやめるための事例と視点
【質疑応答】
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