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マイクロ波加熱による材料プロセッシングの基礎と応用【LIVE配信】

■開催日時:2024年05月20日(月) 13:00〜17:00

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
東北大学 大学院工学研究科 材料科学国際共同大学院 特任教授 工学博士 吉川 昇 氏

【ご専門】
 材料科学、材料マイクロ波プロセッシング
【ご活躍】
 日本電磁波エネルギー応用学会、元副理事長・現理事
 日本学術振興会先導的研究委員会、元副委員長

■受講対象・レベル:
製造業における技術者、研究者

■習得できる知識:
いろいろな材料のマイクロ波加熱メカニズムが分かり、材料プロセッシングへのマイクロ波の適正な
応用を理解できる。

■趣旨:
 マイクロ波加熱は、家庭用電子レンジとして広く使用されておりますが、ご飯を茶碗ごと暖めると、
茶碗が相当熱くなります。瀬戸物(セラミックス)には、水のように高周波電場で回転する分子は有
りません。また金属の粉末や薄膜もマイクロ波で非常に良く加熱ができます。このように物質・材料
により発熱の起こり方が異なることが知られています。
 本セミナーにおいてはマイクロ波により、どんな物質がどのようなメカニズムで発熱するのか、ま
たマイクロ波加熱は一般の加熱と何が違い、どんな特徴が有るのか、物質と電磁波エネルギーの相互
作用に関して基礎的な話から始め、それぞれの現象がどのように応用できるか考えてみることにしま
す。
 本セミナーでは固体が関係するプロセス、熱処理、焼結や固相反応などを主な対象として、食品以
外で実際に工業化されている幾つかの例や施行された応用例を紹介します。皆様には、何かマイクロ
波加熱プロセスを現実の製造現場に生かせるヒントを見出し、新規な応用技術の開発に役立てて頂け
ればと思います。

■プログラム:
1.基礎編
 1-1.電磁波(マイクロ波)に関して
 1-2.マイクロ波照射系の概要
 1-3.マイクロ波と物質の相互作用1:誘電損失
 1-4.マイクロ波と物質の相互作用2:誘導電流損失
 1-5.マイクロ波と物質の相互作用3:磁気損失
 1-6.マイクロ波加熱の特徴(基礎)
 1-7.マイクロ波照射における材料科学

2.応用編
 2-1.マイクロ波装置
 2-2.マイクロ波加熱の特徴(熱的および非熱的特徴)
 2-3.内部加熱、迅速加熱、選択加熱
 2-4.固体の処理:焼結、熱処理、固相反応、磁性体と誘電体、金属セラミック複合材料
 2-5.固-気反応:炭素還元、金属の再生、乾燥脱水
 2-6.液-固反応:浸出反応、抽出
 2-7.マイクロ波加熱による材料プロセッシング応用例

 【質疑応答】

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