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グループ演習を通して学ぶHAZOP入門講座【LIVE配信】
石油・化学プラントの蒸留塔のP&ID (配管計装線図)を用いたHAZOPグループ演習

■開催日時:2024年05月21日(火) 10:00〜16:00
      2024年05月22日(水) 10:00〜16:00

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:70,400円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で70,400円(税込)から
 ・1名で申込の場合、66,000円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計70,400円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
千代田化工建設(株)  技術本部 設計安全・防消火・環境部 上田邦治 氏

《専門》
石油・化学プラントの災害想定、リスク評価、QRA (定量的リスクアセスメント)、安全設計。例えば、
HAZOP, HAZID, FTA, ETAなど。漏洩・大気拡散・火災・爆発などの影響解析、NOxやSOxの大気拡散、
インターロックシステムの信頼性解析、気液二相流の安全弁の計算、粉じん爆発対策、爆発危険場所
など。

《活動等》
安全工学会主催セミナー講師、消防大学校危険物科講師、石油学会保安分科会委員、化学工学会安全
部会運営委員

■必要な予備知識:
受講者が化学工学、蒸留塔、P&IDに関して多少の知識を有することを前提に講義致しますが、これら
の知識に自信がない方の受講も歓迎致します。

■趣旨:
本セミナーでは、初めに座学としてHAZOP (ハゾップ)の手法を解説し、続いてグループ演習を行いま
す。グループ演習では、蒸留塔の簡易なP&ID (配管計装線図)を使って、実際のHAZOPに近い形で、
「流れなし」「流量増」「温度高」などのプロセス異常(これをHAZOPでは「ずれ」と言う)を想定して、
その原因を特定し、さらに影響・結果を特定して行きます。また、グループ演習では、受講者全員に
交代でHAZOPリーダーと書記を担当して頂きます。この経験を通じて、HAZOPのポイントを再確認して
頂ける、また、HAZOPを実感して頂けると考えています。

■プログラム:
《1日目》
1.座学―定常HAZOPの概要
 1.1P&ID (配管計装線図)の読み方
 1.2HAZOPの方法、手順
 1.3HAZOPガイドワード
 1.4HAZOPワークシート
 1.5ノードの分割
 1.6ずれの原因の典型例 (例えば、ダブルフェールは想定しないことを基本とすることなど)
 1.7影響・結果の典型例
 1.8安全対策の典型例
 1.9全体演習
2.定常HAZOPグループ演習
3.座学―定常HAZOPの補足説明
 3.1事故事例へのHAZOPの適用例
 3.2HAZOPの法的位置付け
 3.3HAZOPリーダーの役割とワークショップの進め方

《2日目》
1.座学―非定常HAZOPの概要
 1.1定常HAZOPと非定常HAZOPとの違い
 1.2手順HAZOPとバッチ反応HAZOPとの違い
2.定常HAZOPグループ演習
3.座学―リスクマトリクスによるリスク評価(LOPAの入門)
 3.1高圧ガス保安協会の『リスクアセスメント・ガイドライン』によるリスク評価の概要
 3.2HAZOPで特定されたシナリオの発生頻度の計算方法
 3.3高圧ガス保安協会の『リスクアセスメント・ガイドライン』に載っていない発生頻度データの紹介
4.希望者向け個別相談
受講者から希望があれば、受講者別または会社別に時間を設けて質問にお答えします。業務上のHAZOPに
関する相談にも結構です。
 

スケジュール
《1日目》
1. 座学 定常HAZOPの概要 1時間
2. グループ演習 3.5時間
3. 座学 定常HAZOPの補足説明 30分
《2日目》
1. 座学 非定常HAZOPの概要 30分
2. グループ演習 4時間
3. 座学 リスクマトリクスを用いたリスク評価 30分
4. 終了後 希望者向け個別相談 30分〜1時間

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