■開催日時:2022年08月23日(火) 10:30〜16:30
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:
岩崎通信機(株) 第二営業部フィールドサポート担当 担当部長 成田 芳正 氏
<ご専門>
電気・電子工学、電子計測器一般、軟磁性材磁気特性評価
<学協会等>
日本ボンド磁性材料協会、圧粉磁心の規格化・標準化部会、パワーエレクトロニクス学会
<ご略歴>
長年計測製品開発に従事し、高周波回路に精通。マーケティング活動を経て、現在は磁性材
特性評価装置などの技術サポートを担当。
■受講対象・レベル:
・軟磁性材料の磁気特性をこれから始めようとする方
・軟磁性材料の磁気特性測定に精通しているが測定に苦労されている方
■習得できる知識:
軟磁性材料の磁気特性測定に関わる一般的な基礎知識を得るだけでなく、磁気特性測定上の
留意点を知ることで、正しく測定評価したり応用したりするための基礎知識を得ることが出来る。
・磁性材料の種類や用途
・軟磁性材料の磁気特性の基礎
・軟磁性材料の磁気特性の評価・測定方法
・軟磁性材料の鉄損(コアロス)や比透磁率の測定ノウハウ
■趣旨:
モータやトランス、インダクタ、電流センサ、記録媒体など、軟磁性材料は多岐の分野に
利用されています。誰でも軟磁性材料や軟磁性部品の測定評価ができるように、磁気測定の
考え方と技術に関して実例を交えながら紹介いたします。
最近は比透磁率の低い試料の測定にご苦労されている方も多いと思います。巻線方法に
関する最新研究成果をもとにして磁気特性測定に熟練した方でも、さらに正確な測定を行える
ように、測定のノウハウに関してご紹介いたします。
■プログラム:
1.身の回りにある磁性材料
1.1 磁性材料の種類
1.2 軟磁性材料の種類と用途
1.3 軟磁性部品の形状と用途
1.4 モータやモータ駆動回路での使用例
2.軟磁性材料の磁気特性の基礎
2.1 軟磁性材料の磁気特性
2.2 B-Hカーブの測定原理と試料定数
2.3 軟磁性材料や軟磁性部品の評価方法
2.4 磁気特性を測る測定器と得られる磁気パラメータ
2.5 磁気パラメータの算出方法
2.6 磁性材料の形状に合わせた測定方法と注意点
2.7 磁気特性の特長とその測定に必要とされる測定器の機能
3.軟磁性材料の磁気特性評価
3.1 トロイダル形状試料による基本的な磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)
3.2 シート形状試料による基本的な磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)
3.3 温度によって変化する磁気特性の測定と勘所
3.4 直流重畳により変化する磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)
4.鉄損(コアロス)や比透磁率測定時の測定ノウハウ
4.1 鉄損(コアロス)と比透磁率
4.2 ゼロを測るのは難しい(低損失材料の損失評価時の課題)
4.3 目に見えない現象に注意
4.4 巻線による測定結果への影響度合いの最新研究結果ご紹介(実例をもとにご紹介)
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