■日時:2024年10月23日(水) 10:30〜16:30
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、テキスト費用を含む)
※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります
■主催:(株)AndTech
■講師:
横山技術事務所 代表 (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所) 工学博士
横山 直樹 氏
■講演主旨:
CNおよびCCUSに携わることになられた、事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、
環境管理部門の皆様、経営層の皆様を対象に、CN社会におけるCCUSの現状と将来および
CCUSの技術動向を包括的にレクチャーさせていただきます。
■習得できる知識:
1. 背景
世界のCO2濃度と地球温暖化およびエネルギー源構成の現状に関する知識を習得できる。
2. CN社会におけるCCUSの現状と将来
CN社会の構図、CN社会におけるCCUSの役割、CN社会を構成する再エネ-水素-CCUSの関係、CCUSの
ロードマップに関する各知識を習得できる。
3. CCUSの技術動向
(1) CO2の回収(CC):化学吸収法、物理吸着法、固体吸収材を用いたDAC(Direct Air Capture)法、
膜分離法によるついての知識を習得できる。
(2) CO2の利用(CU):CO2からのメタネーション、合成燃料製造、メタノール、p-キシレン、カーボ
ネート、イソシアネートの各合成技術、メタノールからのオレフィン製造技術(MTO)、セメント・
コンクリート分野におけるCO2吸収コンクリート製造技術、農業分野におけるトマト栽培、キュ
ウリ栽培、稲作におけるCO2施用効果に関する知識を習得できる。
(3) CO2の貯留(CS):CO2の大深度地下貯留、バイオ炭による土壌改良しつつの貯留ついての各知識を
習得できる。
4. 今すぐにできるCO2排出削減策と効果の試算
今すぐにできるCO2排出削減策と効果の試算として、低排出係数燃料への転換、ガソリン車・ディー
ゼル車からハイブリッド車への転換、低排出係数の電力会社への契約変更について、その試算方法につ
いての知識を習得できる。
■プログラム:
1.背景
1-1.CO2濃度推移と地球温暖化の現状と推移
1-2.CO2排出量とエネルギー源構成の現状と推移
2.カーボンニュートラル(CN)社会とCCUSの概要
2-1. CN社会の構図とCCUSの役割
2-2. CCUS-再エネ-水素の関係
2-3. CCUSのロードマップ
3. CCUSの技術動向
3-1. CO2の回収(CC):化学吸収法、物理吸着法、固体吸着材によるDAC法、膜分離法
3-2. CO2の利用(CU):メタネーション、合成燃料製造、メタノール合成、MTO(高性能ゼオライト触
媒)、MTA(カプセル化触媒)、CO2吸収コンクリート、農業(トマト、キュウリ、稲作へのCO2施
用効果)
3-3. CO2の貯留(CS):大深度地下貯留, バイオ炭
4. 今すぐにできるCO2排出削減対策と効果の試算
4-1. 低排出係数燃料への転換:重油からLNG
4-2. ガソリン車・ディーゼル車からハイブリッド車への転換
4-3. 低排出係数の電力会社への契約変更
5.提言
【質疑応答】
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