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【Live配信・WEBセミナー】
ゲノム編集技術の基礎と高機能食品の開発、取り組み例、規制・特許動向、課題


■日時:2021年10月26日(火) 11:00-16:50

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:44,000円(税込、資料代を含む)
 ※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに¥11,000加算となります

■主催:(株)AndTech

■講師:

第1部:広島大学大学院統合生命科学研究科 教授 理学博士 山本 卓 氏
   (広島大学ゲノム編集イノベーションセンター センター長)

第2部:東京工業大学 生命理工学院 教授 博士(農学) 刑部 祐里子 氏

第3部:(国研)農業・食品産業技術総合研究機構 企画戦略本部 新技術対策課 
    ELSIチーム チーム長 博士(理学) 高原 学 氏 

第4部:SK特許業務法人 代表所員 奥野 彰彦 氏


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第1部 ゲノム編集とは何か? 産業分野に与える影響と今後の課題


【キーワード】
1. ゲノム編集
2. ゲノム編集食品
3. ゲノム編集育種

【講演主旨】
ゲノム編集は、設計可能な人工DNA切断酵素(ゲノム編集ツール)を利用して目的の遺伝子を
改変する最新のバイオテクノロジーです。2012年に開発されたCRISPR-Cas9(クリスパー・
キャス9)は、簡便かつ高効率なゲノム編集ツールで、この開発によって開発した2人の研究者が
昨年ノーベル化学賞を受賞しました。CRISPR-Cas9を用いたゲノム編集は、基礎研究だけでなく
産業分野での活用が期待されています。本公演では、ゲノム編集の技術の基礎から様々な分野での
可能性について専門分野以外の方にも理解できるように紹介します。


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第2部 ゲノム編集技術による植物への機能性付与と新規ゲノム編集技術の開発

【講演主旨】
 現在、干ばつや高温など地球規模の環境変動により、農作物の安定的生産に様々な課題が
存在しています。環境悪化下でいかに農業上の生産性を持続するかが人類存続の大きな鍵です。
このような中、ゲノム編集技術により従来技術による品種改良を劇的に効率化できることから、
新品種開発が飛躍的に進展すると期待されています。遺伝子情報を有効活用し、人類の未来に
役立つ農作物の実現が望まれています。本講演では、ゲノム編集による新品種創生の世界の
研究事例を紹介します。また、様々な国内産業にゲノム編集技術がより有効活用できるように、
欧米の知財によらない国産技術の開発も進んでいます。私たちが開発した新しい国産ゲノム編集
技術「TiD」について、その取り組みを紹介します。

【キーワード】
1.ゲノム編集
2.TiD
3.SDGs

【プログラム】
1.ゲノム編集技術による農作物品種創生を目指した研究事例
 1-1 実用化のなされた農作物とは?
 1-2 様々な高機能性を持つ新品種創生を目指したゲノム編集研究動向

2.新しいゲノム編集ツール開発と応用
 2-1 新規国産ゲノム編集ツール TiD の特徴
 2-2 新規国産ゲノム編集ツール TiDによる植物機能改変
 2-3 新規国産ゲノム編集ツール TiDの動物細胞への応用

3.今後の展望

【質疑応答】

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第3部 農業・食品分野におけるにおけるゲノム編集技術の役割・位置づけと規制動向


【講演主旨】
 20世紀末に登場したゲノム編集は、簡便で効率の良い「CRISPR/Cas9」が2012年に開発された
ことにより、遺伝子改変のツールとして瞬く間に利用が広がり、幅広い範囲での産業利用が
進展しつつある。近年、農業を取り巻く環境は急激に変化しているが、その対応策の1つとして
重要なのが「品種改良(育種)」である。ゲノム編集技術は、生物がもともと持っている遺伝子を
ピンポイントに変化させることができ、育種の大幅なスピードアップにつながる画期的な技術として
期待されている。
 ゲノム編集技術のような先端科学技術の実用化が進むためには、@生産者や消費者にメリットの
ある作物等の開発、A規制や表示に関する取扱いルール、B特許の利用許諾、C社会における理解と
受容など、いくつかのハードルがある。これらの観点から俯瞰しつつ、特に農業分野に焦点を当てて
ゲノム編集の利用について考えたい。

【キーワード】
1.ゲノム編集
2.品種改良
3.遺伝子組換え
4.規制(取扱いルール)
5.安全性
6.サイエンスコミュニケーション

【プログラム】
1.ゲノム編集とは?
 1-1 品種改良の歴史
 1-2 ゲノム編集の原理と分類
 1-3 遺伝子組換えや突然変異とゲノム編集の違い

2.ゲノム編集を利用した農林水産物の開発状況
 2-1 国内での開発事例
 2-2 海外での開発事例

3.ゲノム編集農林水産物・食品の取扱いルール
 3-1 日本における遺伝子組換えの安全性評価
 3-2 カルタヘナ法(環境影響)における取扱い
 3-3 食品衛生法(食品安全)における取扱い
 3-4 飼料安全法(飼料安全)における取扱い
 3-5 ゲノム編集食品の表示に対する考え方
 3-6 海外における規制の状況

4.農林水産分野でのゲノム編集の利用における注意点
 4-1 ゲノム編集の基本特許に関する動向
 4-2 オフターゲット
 4-3 ゲノム編集に対する国民の意識動向
 4-4 ゲノム編集への理解醸成に向けた取り組み

5.まとめ

【質疑応答】

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第4部 ゲノム編集食品の特許出願動向

【キーワード】
1. 三国志 孫子の兵法 事業戦略 研究開発戦略 知財戦略
2. ゲノム編集食品 クリスパー・キャス9  CRISPR-Cas9 ノーベル賞
3. ブロード研 UCバークレー ライセンス 特許紛争

【講演主旨】
本講座は、ゲノム編集食品の知財戦略について、ゲノム編集食品に対する古い不合理な規制の撤廃、
食品メーカー+ゲノム編集ベンチャーの参入、2020年のノーベル賞受賞の影響、マーケットの未来
などに言及しつつ解説いたします。

【プログラム】
1.世界的に激増するゲノム編集技術の特許出願〜乱世の英雄よ まさに立つべし〜
 1-1 ノーベル賞受賞の衝撃
 1-2 日本+米国+欧州+中国の各地域の動向
 1-3 医療、農業+食品、基礎研究の各分野の動向

2.ゲノム編集特許の三国鼎立時代の始まりか? 
 2-1 天下を取るのはどこか?ブロード研(魏)+UCバークレー(呉)+その他新興勢力(蜀)
 2-2 ブロード研陣営の特許ポートフォリオ
 2-3 UCバークレー陣営の特許ポートフォリオ
 2-4 その他陣営の特許ポートフォリオ
 2-5 ゲノム編集特許の赤壁の戦い(ブロード研 VS  UCバークレー)

3.各陣営によってライセンスポリシーが違う〜天地人 自社に有利な場所で戦うべし〜
 3-1 医療、農業+食品、基礎研究の各分野での違い
 3-2 ブロード研陣営のライセンスポリシー
 3-3 UCバークレー陣営のライセンスポリシー
 3-4 その他陣営のライセンスポリシー

4.大手食品メーカー+ゲノム編集ベンチャーの取るべき知財戦略〜孫子の兵法に学べ〜
 4-1 どのような特許ポートフォリオを構築すべきか?
 4-2 どの国で権利化すべきか?
 4-3 農業+食品、基礎研究に対するライセンスポリシーの緩さの有効活用
 4-4 どの陣営からライセンスを受けるべきか?

5.事業戦略+研究開発戦略+知財戦略の三位一体 〜戦略の階層構造を意識すべき〜
 5-1 事業戦略=大戦略 狙うべき市場は?どうやって儲けるか?
 5-2 研究開発戦略=戦略 合縦(オープンイノベーション)の策か?連衡(自社開発)の策か? 
 5-3 知財戦略=戦術 ライセンスインか?特許回避技術の開発か?
 5-4 大手食品メーカー 
    ミート戦略=直接アプローチ戦略(クラウゼヴィッツ)を採用すべき
 5-5 ゲノム編集ベンチャー
    ゲリラ戦略=間接アプローチ戦略(リデル・ハート)を採用すべき
 5-4 裏技
    特許ポートフォリオに穴が空いている国+地域の利用

まとめ 

【質疑応答】

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