■日時:2024年10月29日(火) 13:00〜17:05
■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、テキスト費用を含む)
※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります
■主催:(株)AndTech
■講師:
第1部 株式会社KRI スマートマテリアル研究センター ハイブリッドマテリアル研究室 /
主任研究員 林 裕之 氏
第2部 三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 マテリアル技術部 三村 研史 氏
第3部 香川大学 創造工学部 / 教授 楠瀬 尚史 氏
■プログラム:
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第1部 窒化物ホウ素の配向制御と樹脂複合材料の開発
【講演主旨】
※現在、講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第、本ページを更新
いたします。
【プログラム】
1.窒化ホウ素の配向制御
1.1 一軸方向制御
1.1.1 加圧法
1.1.2ブレード法
1.1.3 遠心法
1.1.4 その他制御法の紹介
1.2 等軸方向 (ランダム) 制御
2.窒化ホウ素/樹脂コンポジット放熱材料の開発
2.1 窒化ホウ素/汎用性樹脂コンポジット
2.1.1 加圧法で作製したコンポジット
2.1.2 ブレード法で作製したコンポジット
2.1.3 遠心法で作製したコンポジット
2.2 窒化ホウ素/セルロースナノファイバーコンポジット
3.配向制御方法の紹介と、それに基づいて作製したコンポジットの熱特性の紹介
【質疑応答】
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第2部 窒化ホウ素の配向制御による低充填量での複合材料の高熱伝導化とパワーモジュールへの
適応
【講演主旨】
パワーモジュール機器の小型・高性能化が進むにつれ放熱対策が重要な課題となっている。より
高放熱が求められる機器においては、絶縁かつ放熱部材に樹脂に高熱伝導を有する窒化ホウ素(h-BN)
粒子を充填した樹脂複合材料が用いられる。このh-BN粒子は、鱗片形状をしており、その熱伝導率に
異方性を有する。そのためh-BN粒子を充填した樹脂複合材料を用いて放熱経路に沿って効率的に熱を
逃がすためには、h-BN粒子の配向を制御する必要がある。本講演では、樹脂複合材料中でのh-BN粒子
の配向とその熱伝導率の関係を明らかにし、低充填率で熱伝導率を大きく向上する手法について紹介する。
【プログラム】
1.電子機器の構造と高熱伝導樹脂材料のニーズ -パワーモジュール適用例を中心に-
2.高熱伝導複合材料の基礎と応用
2-1 樹脂/無機フィラー複合材料の熱伝導率
2-2 モールド型パワーモジュールへの応用
3.樹脂複合材料の高熱伝導化
3-1鱗片BN、AlNフィラーの高充填化
3-2凝集BNフィラーによる配向制御(低充填化)
【質疑応答】
【キーワード】
絶縁材料、放熱材料、樹脂複合材料、パワーモジュール、エポキシ樹脂、窒化ホウ素、配向制御
【講演のポイント】
樹脂に高熱伝導を有する窒化ホウ素(BN)を複合した樹脂複合材料において、効果的に熱伝導率を向
上するにはBN粒子の配向を制御する必要がある。BN凝集体を配合してBN粒子の配向を制御すると低充
填量で熱伝導率が大きく向上することが可能。
【習得できる知識】
樹脂材料の放熱材料設計指針、パワーモジュールの放熱構造
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第3部 窒化ホウ素焼結体の熱伝導度と樹脂用窒化ホウ素熱伝導フィラーの開発
【講演主旨】
※現在、講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第、本ページを更新
いたします。
六方晶窒化ホウ素(h-BN)は、グラファイトと似た構造を持ち、軽い元素であるBとNが六角形
状に強い共有結合で結びついた六角網面層が弱いファンデルワールス結合で積層された構造を有し
ている。このa軸方向に相当する六角網面層は、強い共有結合で結びついているため400W/mK程度の
高熱伝導を有していると言われているが、弱いファンデルワールス結合で積層したc軸方向では
2W/mK程度と報告されている。
本講演ではまず、熱伝導異方性のあるh-BNを用い、高熱伝導h-BN焼結体の可能性について報告する
とともに、BNフィラーを添加した樹脂複合材料の熱伝導性の改善についても報告する予定である。
【プログラム】
※現在、講師の先生に最新のご講演プログラムをご考案いただいております。完成次第、本ページを
更新いたします。
1.h-BN
1.1 h-BNの構造
1.2. h-BNの位置づけ
2.高熱伝導BN焼結体
2.1 焼結助剤の影響
2.2 BN粒径の影響
3.高熱伝導ハイブリッド材料
3.1 BN凝集体添加エポキシハイブリッド材料の熱伝導度
3.2 ホウ素源としてBを用いたBNフィラーの合成とハイブリッド材料の熱伝導度
3.3 ホウ素源としてB4Cを用いたBNフィラーの合成とハイブリッド材料の熱伝導度
【質疑応答】
【習得できる知識】
・BNの熱伝導性について学ぶことができる。
・高熱伝導BN焼結体の作製方法について学ぶことができる。
・BNフィラーの化学合成について学ぶことができる。
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