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異種材料接着 (樹脂/金属、樹脂/樹脂) のメカニズムと
接合界面の密着性評価【LIVE配信】


■開催日時:2024年10月03日(木) 13:00〜17:00

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
岩手大学 理工学部 化学・生命理工学科 教授 博士(工学) 平原 英俊 氏

■受講対象・レベル:

■趣旨:
 ゴム・樹脂材料の多くは、単独では強度が弱いため補強して使用される。金属、セラミックス、
繊維および木材などの材料はゴム・樹脂材料の有効な補強材であるが、この補強化技術の一つに
接合、接着がある 。工業機能部品、電子電気部品、塗料部品などプラスチックやタイヤ、ベルト、
防振ゴム、免震ゴムおよび工業機能ゴム製品などの多くのもの作りは接合技術を用いて製造されて
いる。もの作りでは製品設計、生産加工技術そして機能性を発現させるために接合技術が重要な
役割を担っている。
 本講座では、 異種材料の接合について、主として材料の表面界面制御が接合の信頼性を高める
上で重要であることを説明し、実践的な内容と考え方を解説する。シランカップリング剤の反応に
影響を与える因子とその評価方法について解説した上で、洗浄工程における重要性をXPS、接触角
測定、FT ? IR測定によって材料の表面を分析し、材料表面状態に及ぼすシランカップリング剤の
反応条件と接着力の影響、シランカップリング剤の金属表面処理方法についての事例およびnext5G
対応低誘電ポリマーフィルムへのノンエッチング金属めっき技術について紹介する。
 さらに、接着メカニズムを理解する上で、接合物界面をAFMとFT - IR を複合化した分析装置
(AFM ? nnoIR) (赤外スペクトル、赤外吸収マップ、AFM像測定) そしてAFMと局所熱分析を複合化
した分析装置 (AFM ? TA) を用いてのナノオーダーでの局所分析およびもの作りに必要な接合技術
にも言及したい。

■プログラム:
1.接着技術の必要性
  1-1 接着技術の現状と課題
  1-2 環境問題と接着
  1-3 接着とISO 
2.接着過程における諸因子
  2-1 ポリマーの流動と接着
  2-2 被着体に対するポリマーのぬれ
  2-3 界面の安定化
  2-4 接着における界面結合力
  2-5 接着物の環境要因による剥離現象の解明
3.接着の評価解析に利用される分析機器の特徴と分析事例
  3-1 表面分析方法の分類
  3-2 各種表面分析機器の特徴と活用と分析方法
  3-3 接着界面の安定と界面分析事例
  3-4 樹脂と金属の接着界面の劣化とはく離要因の関係
  3-5 ゴムと金属の接着界面の耐久性評価
4.接着安定性に及ぼす金属の表面性状の影響
  4-1 金属の前処理方法の種類
  4-2 洗浄による表面状態とその表面の特性
  4-3 金属酸化物の形成とシランカップリング剤の反応性
5.シランカップリング剤の反応性
  5-1 シランカップリング剤の機能
  5-2 シランカップリング剤の反応性
  5-3 シランカップリング剤の反応量の測定方法
  5-4 シランカップリング剤の反応状態と接着強度
  5-5 AFM-nanoIR, AFM-TAよる表面界面局所赤外分析と熱分析 
6.異種材料の接着技術事例
  6-1 ポリマーと金属のプレス接着
  6-2 ポリマーと金属の射出成型接着
  6-3 ポリマーとポリマーの接着
  6-4 ポリマーフィルムへのノンエッチング金属めっき

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