■開催日時:2024年10月18日(金) 13:00〜16:00
■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
■定員:30名
■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】
■主催:(株)R&D支援センター
■講師:
東京大学 工学系研究科 教授 博士(工学)高鍋 和広 氏
【ご専門】触媒化学
【ご略歴】
2006年 5月 アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校 博士研究員
2008年 5月 東京大学工学系研究科化学システム工学専攻 特任助教
2010年 8月 サウジアラビア・King Abdullah University of Science and Technology(KAUST)
Assistant Professor
2016年 7月 サウジアラビア・KAUST Associate Professor
2018年 1月 サウジアラビア・KAUST Professor
2018年 7月 東京大学工学系研究科化学システム工学専攻教授(現在に至る)
2017年よりJournal of CatalysisのEditor
■受講対象・レベル:
・電極触媒反応に携わる研究者
・電気化学反応に携わる研究者
・グリーン水素関連技術に携わる研究者
■必要な予備知識:
・物理化学の基礎
・電気化学の基礎
■習得できる知識:
・電極触媒反応についての基礎知識
・水電解の現状と課題
・様々な水を利用した電解技術の知見
■趣旨:
工業化されて久しい水電解の技術は、グリーン水素の大量導入に向けて2020年比で2050年までに1
万倍の導入が必要となっている。電極材料およびシステムはさらなる高性能化、長寿命化を安価な材
料で達成することが求められている。
本講座では水電解のコストダウンに関する一般的な概論を解説し、電極触媒化学の観点から、速度
論的解析と物質拡散の重要性を解説し、電極触媒反応の詳細で高度な学術的解説を行う。素反応から
の速度論解析、電解質工学による拡散限界電流の決定など、当研究室で進める非極pHの水電解の基礎
を織り交ぜて詳細に解説する。
■プログラム:
1. 化学プロセスの電化
1-1. 電極触媒の重要性
2. グリーン水素製造の現状と展望
2-1. 現状の課題:コスト
2-2. 世界の水電解プロジェクト
3. 電極触媒の基礎
3-1. 素反応に基づく反応機構(Tafel解析の基礎)
3-2. 物質拡散の影響(回転ディスクの利用)
3-3. 水電解の反応物の理解と触媒設計
4.様々なpHやイオン存在下における水電解
4-1. 非極pH のメリット
4-2. 反応物スイッチング(pHの効果)
4-3. 緩衝液とpKa
4-4. 非極pHに特化した材料特性
4-5. 海水利用を志向した塩素イオンの反応の競合
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