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xEV用モータの設計・製造の勘どころ【東京会場】

■開催日時:2024/10/10(木) 13:00〜16:30

■会場:連合会館 502会議室 東京都千代田区神田駿河台3-2-11

■受講料(税込):46,200円
※資料付
※Eメール案内を希望されない方は、「46,200円×ご参加人数」の受講料です。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様46,200円から
 ★1名で申込の場合、39,600円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で46,200円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で67,100円
 ★4名以上同時申込の場合は、3名様受講料+3名様を超える人数×19,800円
※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
 ご参加者のご連絡なく2様以上のご参加はできません。

■主催:S&T出版

■講師:
安原 隆 氏
YMTソリューション 代表
略歴
1969年 香川県立多度津工業高校電気科卒業
1969年 (株)日立製作所習志野工場入社モータ設計業務に従事
1970年 日立茨城工業専門学院電気工学科入学
1971年 同上卒業と同時に習志野工場設計部に復帰。誘導電動機、同期電動機、同期発電機の
    設計業務に従事。世界大手カーメーカのHEV用モータの開発、量産化経験。
    設計部長、主管技師を経て
2010年 定年退職。同年モータ技術コンサルティングYMTソリューション開業

■本セミナーの趣旨
 実際に設計・製造した立場から、設計・製造の押さえるべき要点を解説します。
 モータ設計は、トルク・出力・効率計算に加えて枠、軸、高速回転ロータ、軸受等の強度、
ステータ電気絶縁性能、絶縁耐力、耐インバータサージ電圧絶縁性能、放熱冷却、振動、騒音、
漏れ磁束による軸受電食、ノイズ発生など種々の課題を検討しなければならず、電磁気学、
材料力学、電気機械、機械工作、有機絶縁物性、放電工学など広範囲の知見が必須である。
また自動車用主機モータには、品質維持向上の高信頼性も要求される。講師は、約40年のモータ
設計経験を有し、自動車用モータ設計に13年携わり、製造・品質課題に直面し解決した立場から、
同じ分野を辿る技術者に押さえるべき要点、言い換えると小型で大トルクを出す秘訣ではなく、
製造してみて経験する問題を解決する設計根拠(何故そうしなければならないか)を解説します。

■受講対象者
モータ設計に携わっている技術者、これからモータ開発を計画している技術者、製造技術や
品証技術を取り扱う実務技術者、現在自動車用モータに関する課題を抱えている技術者、
モータの信頼性や寿命評価に関わる技術者にとって最適と考える。
 交流電気モータに関する一般的な知識または経験があればよく、特に予備知識は必要ないと考える。

■学べる事
以下の知識が修得できる。
 モータ設計プロセスでは見落としがちな生産性を備えてかつ安定した性能を得るため、設計値と
実測値の不一致要因を理解し、実際に製造してみて直面する課題を解決するための知見が得られる。

■プログラム:
1.設計保証と製造保証について DRBFMの勧め

2.設計・製造工程における重要な技術ポイント
 (1)ハウジングとブラケットのハメアイ構成
 (2)ハウジングとステータコアのハメアイ構成
 (3)エアギャップ精度を考慮した構造と組立方法
 (4)電気絶縁の確保
 (5)ロータ部材と軸とのハメアイ構成
 (6)ステータ製造プロセス課題
 (7)ロータ製造プロセス課題
 (8)組立製造プロセス課題

3.性能のバラツキ低減のための設計押さえどころ
 (1)性能バラツキ要因(設計値と実測値が合わない原因も含む)
   @ 構成材料特性によるもの
   A 設計計算(解析)によるもの
   B 製造上によるもの
   C 性能測定時のモータ温度のバラツキ
   D 計測器によるもの

4.モータ工法紹介 巻線(丸線)-挿入工程
 (1)巻線方式
 (2)巻線-挿入工程
 (3)コイルインサータの概要
 (4)インサータにおけるコイル傷の発生要因例
 (5)コイルのピンホール試験方法

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