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ガスの吸着・脱着の基礎と効果的な活用法

■開催日時:2021年11月4日(木) 10:30〜16:30 

■会場:本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申込み前に《こちらのご案内》をご確認下さい。


■受講料:55,000円(税込)  * 資料付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および
 学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録を
 していただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により
 出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

■主催:(株)シーエムシー・リサーチ

■講師:加納 博文 氏  千葉大学大学院 理学研究院 化学研究部門 教授 博士(理学)

【講師経歴】
 1986年 名古屋大学大学院 理学研究科 化学専攻修士課程修了
 1986年 通産省 工業技術院 四国工業技術試験所(通産技官)
 2001年 千葉大学 理学部 化学科 助教授
 2008年 千葉大学大学院 理学研究科 化学コース 教授
 2017年 千葉大学大学院 理学研究院 化学研究部門 教授 現在に至る

【活 動】
 四国工業技術研究所では「海水リチウム採取のための吸着材や吸着方法の開発」に従事した。
 千葉大学では、新規ナノ細孔体の開発とそのキャラクタリゼーション、ガス吸着特性や
細孔内における分子集合体の構造や物性について研究してきている。
 最近ではCO2分離回収法やシリコンナノ粒子の物性について研究している。

【所属学会】
 日本吸着学会 前会長,日本化学会コロイドおよび界面化学部会 前部会長, ヨウ素学会 会長, 
炭素材料学会 運営委員

【関連著書】
 1) 吸着剤・吸着プロセスの開発動向 ―エネルギー・環境問題解決のために―、監修:加納博文、
シーエムシー出版 (2014).
 2) 吸着・分離材料の設計、性能評価と新しい応用:第1章 吸着・分離のメカニズム、3節 吸着等
温線、吸着熱の測定、技術情報協会 (2015).
 3) CO2削減、省エネに関する新技術、採用事例、規制対応:第2章 CO2の分離・回収,貯留技術に
ついて 第1節 湿潤下において効率的な二酸化炭素吸蔵特性をもつ金属炭酸塩固体の開発、p.17-28, 
加納博文, 技術情報協会

■趣旨:
 ガス吸着・脱着の現象を基礎とするガス吸着測定法は、物質のナノスケールの細孔構造を平均的に
評価する上で優れた方法であるため、粉体や多孔体などの細孔パラメータ(比表面積など)を得る
ための測定法としてはなくてはならない手法である。近年ナノマテリアルの応用が盛んになって
いるが、その微細構造を評価する上でガス吸着測定技術は重要であり、また基礎を把握することで、
ナノマテリアルの応用技術の展開を図ることができるであろう。また、天然ガスや水素などクリーン
エネルギーの貯蔵や、地球温暖化ガスである CO2の分離回収を実行するためには、ガス吸着の原理を
理解する必要がある。さらに吸着現象とは異なる貯蔵・分離技術によるガス分離の原理と技術に
ついて説明する。本セミナーでは、このような材料とガスとの相互作用の基礎と応用を理解する
ために、わかりやすく解説する。

■セミナー対象者:
 粉体、多孔性、ナノ材料開発やガス分離・貯蔵に携わる研究者・技術者の方で大学教養程度の
数学、物理、化学の知識のある方

■セミナーで得られる知識:
 粉体、ナノ細孔体、ナノ材料の特性評価を確実にできる。
 ガスの分離・回収に応用可能な基礎を習得できる。


 ※ 適宜休憩が入ります。

1. 吸着・脱着現象のいろいろ
 1-1. 物理吸着・脱着、化学吸着・脱着、吸収、吸蔵
 1-2. 可逆性と脱着機構
 1-3. 応用分野における脱着特性の重要性
  
2. 細孔体の種類
 2-1. ゼオライト系、炭素系、ナノ細孔性配位高分子
  
3. ナノ細孔体の特徴
 3-1. 細孔の分類
 3-2. 界面構造と機能
 3-3. 材料としての性質
 3-4 キャラクタリゼーション方法
  
4. 分子間相互作用と分子吸着ポテンシャル場
 4-1. 蒸気と超臨界気体
 4-2. 分散相互作用
 4-3. レナード・ジョーンズポテンシャル
 4-4. 吸着等温線・脱着等温線の型
  
5. 気体吸着実験法と解析
 5-1. 容量法吸着装置
 5-2. 重量法吸着装置
  
6. 平坦表面への吸着
 6-1. 吸着理論
 6-2. BET理論
  
7. メソ孔への吸着
 7-1. 毛管凝縮
 7-2. 吸着・脱着ヒステリシス
 7-3. ケルビン式
 7-4. 細孔分布解析:吸着ブランチと脱着ブランチ
  
8. ミクロ孔への吸着
 8-1. スリット型細孔へのミクロポアフィリング
 8-2. DR解析
 8-3. ミクロ細孔解析
 8-4. 二酸化炭素吸着、水素吸着
  
9. 柔軟性多孔性配位高分子PCP/MOFによるゲート現象
  
10. 蒸気吸着と超臨界吸着
  
11. 高圧吸着
 11-1. 高圧ヘリウム浮力法による試料密度測定
 11-2. 表面過剰量と絶対吸着量
  
12. メタン吸着
 12-1. カーボンナノホーン
 12-2. ナノ細孔性配位高分子
 12-3. ゲート現象:脱着特性の優位性
  
13. 水素吸着
 13-1. 活性炭素繊維
 13-2. カーボンナノチューブ
 13-3. カーボンナノホーン
 13-4. 最近の動向
 13-5. 測定上の問題点
  
14. 二酸化炭素分離技術
 14-1. 活性炭素繊維
 14-2. ナノ細孔性配位高分子
 14-3. 固体型CO2分離材
  
15. その他の応用分野
 15-1. 吸着ヒートポンプ
 15-2. ナノカーボンの構造と電気化学的応用
 15-3. 同位体分離
  
16. まとめ

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