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次世代二次電池の研究開発、展望と課題
キーマテリアルとしての電解質設計 〜 液体から固体へ 〜

■開催日時:2024年11月13日(水) 13:00〜16:30

■会場:本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申込み前に《こちらのご案内》をご確認下さい。


■受講料:47,300円(税込)  * 資料付・見逃し配信付
*メルマガ登録者 41,800円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および
 学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録を
 していただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により
 出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

■主催:(株)シーエムシー・リサーチ

■講師:棟方 裕一 氏  東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 助教

【講師経歴】
 平成16年3月 大阪大学大学院 工学研究科 博士課程 修了 博士(工学)取得
 平成16年4月〜 科学技術振興機構 博士研究員(JST-CREST)
 平成20年4月〜 首都大学東京 都市環境学部 特任助教
 平成20年9月〜 首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 助教(都市環境学部兼任)
 令和2年4月〜 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 助教(都市環境学部兼任); 大学名称変更による
 ・ 蓄電池、燃料電池の研究開発に従事。

【活 動】
 ★ 研 究
  構造化技術を用いた蓄電池、燃料電池の開発

 ★ 学会等
  日本化学会、電気化学会、高分子学会、日本セラミックス協会、無機マテリアル学会、
  日本無機リン化学会、日本エネルギー学会、Electrochemical Society

 ★ 著 書
 棟方裕一, ハイブリッド自動車用リチウムイオン電池 (日刊工業新聞), 第U部 セパレータ, 2015
 棟方裕一, 粉体・微粒子分析 テクニック事例集 (技術情報協会), 第9章 電池用粉体・微粒,
 スラリーペーストの測定・観察事例, 第1節 単粒子測定による電池用粒子の評価, 2015  など

■セミナーの趣旨:
 リチウムイオン電池は様々な電子機器のモバイル化はもちろんのこと、ドローンに代表される
新たなデバイスの創出にも大きく貢献している。最近では平準化電源や電気自動車用電源へ応用され、
二酸化炭素の排出削減を担う重要な役割も担っている。このような用途拡大に伴って電池に要求される
要望も多様化・高度化している。現行のリチウムイオン電池では対応が難しいものも多いため、
リチウムイオン電池の次の世代を担うポストリチウムイオン電池の実現が求められている。
本講演では、二次電池の基礎からリチウムイオン電池の現状と課題をはじめに解説し、その後に
ポストリチウムイオン電池と呼ばれる各次世代二次電池の開発状況と課題を述べる。ここでは、
次世代二次電池の実現に大きな役割を担う電解質材料の設計に注目し、どのような研究開発が
進められているかを解説する。

■セミナー対象者:
 @ 電池および電池部材の開発に携わっている方
 A 新しい電池に興味がある方
 B セラミック材料および技術の新展開に興味がある方

■セミナーで得られる知識:
 @ 二次電池に関する基礎知識
 A リチウムイオン電池の課題と全固体化のメリット
 B 全固体リチウム二次電池の構成部材,設計,可能性

■プログラム:
※ 適宜休憩が入ります。

1. 二次電池の基礎
 (1) 電池の基本構成
 (2) 充放電反応
 (3) エネルギー密度と出力密度
 (4) リチウムイオン電池の現状と課題
  
2. 次世代二次電池
 (1) 次世代二次電池の必要性
 (2) 各次世代二次電池の開発状況、課題
  
3. Li系次世代二次電池のための高容量正極、負極
 (1) 正極材料
 (2) 負極材料
  
4. Li系次世代二次電池のための電解質設計
 (1) 電解質設計の重要性
 (2) 難燃性電解質
 (3) 固体電解質
  
5. 電極−電解質界面の設計
 (1) 界面反応
 (2) 添加剤の利用
 (3) 表面修飾
 (4) 固体電池における界面設計
  
6. 次世代二次電池の用途展開
 (1) モバイル・小型/薄型
 (2) 自動車用・大型
  
7. まとめ

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