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ナノサイズの空間を化学する:多孔性金属錯体(MOF)の開発と応用

■開催日時:2021年11月16日(火)13:30〜16:30 

■会場:本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申込み前に《こちらのご案内》をご確認下さい。


■受講料:49,500円(税込)  * 資料付
*メルマガ登録者 44,000円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および
 学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録を
 していただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により
 出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

■主催:(株)シーエムシー・リサーチ

■講師:
植村 卓史 氏
東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 教授

【講師経歴】
 1997年3月 京都大学 工学部 工業化学科卒業
 1999年3月 京都大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻 修士課程修了
 2002年3月 京都大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻 博士後期課程修了
 2002年4月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
 2002年8月 京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻 助手
 2007年4月 京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻 助教
 2010年7月 京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻 准教授
 2018年4月 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 教授
 2021年5月 東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 教授
 2006年10月から 科学技術振興機構さきがけ「構造制御と機能」領域 研究者 2010年3月まで
 2013年10月から 科学技術振興機構 CREST「超空間」領域 研究者代表者 2020年3月まで

【主な受賞】
 2008年3月 日本化学会若い世代の特別講演
 2010年3月 日本化学会 進歩賞
 2013年4月 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞
 2014年6月 花王 研究奨励賞
 2016年2月 日本学術振興会賞
 2021年3月 日本化学会 学術賞

■趣旨:
 最近、ゼオライトや活性炭に代わる新たな多孔性材料として、有機配位子と金属イオンとの
自己集合反応によって合成される金属―有機構造体(MOF)が注目を集めている。この材料が
有する規則性空間は、配位子と金属イオンとの様々な組み合わせにより、そのサイズや形状、
表面状態を合理的に設計できる。本講演ではこのナノ空間材料の合成や特徴を述べ、吸着剤や
反応場としての応用についても今後の見通しも含め解説する。特に、新規高分子材料創製の
場として利用した際に、高分子の一次構造(分子量、立体規則性、反応位置など)や集積状態
(粒子化、配向化、アロイ化)を精密に制御できることや、高分子中のわずかな構造の違い
(末端基、トポロジーなど)を認識して分離を可能にする技術について詳細に述べる。

■セミナー対象者:
 ・化学や高分子材料の研究者、技術者で新規ナノ空間技術に興味のある方(企業の研究所の
研究者で、新しい手法を学びたいと考えている方)

■セミナーで得られる知識:
 ・多孔性金属錯体(MOF)の合成手法とその特徴
 ・MOFを用いた吸着剤や分離剤への応用、機能性材料の創製(特に高分子材料)


※ 適宜休憩が入ります。

1. ナノ空間材料とは 
 1.1 従来型ナノ空間材料(ゼオライトや活性炭)
 1.2 次世代型ナノ空間材料としての金属―有機構造体(MOF)
 1.3 MOFの特徴
 1.4 MOFの歴史と広がり
 1.5 他の分子性ナノ空間材料(COF や多孔性有機ケージ)
  
2. MOFの一般的性質と企業開発 
 2.1 MOFの耐性、安全性、価格
 2.2 特許出願数推移
 2.3 企業開発状況
  
3. MOFの設計・合成法 
 3.1 基本的な合成法
 3.2 様々な合成法
 3.3 材料評価法
  
4. ガス貯蔵と分離 
 4.1 ガスの有用性
 4.2 一般的なガス貯蔵と分離法
 4.3 MOFを使った貯蔵・分離
 4.4 MOFによるガス吸蔵・分離
  
5. MOFの様々な機能 
 5.1 蛍光性MOF
 5.2 磁性MOF
 5.3 導電性MOF
 5.4 イオン伝導性MOF
 5.5 バイオ応用
 5.6 結晶スポンジ
 5.7 MOF触媒
  
6. 多孔性金属錯体による高分子材料創製 
 6.1 高分子とは
 6.2 一般的な高分子合成と生産
 6.3 多孔性錯体を反応場とする有用性
 6.4 分子量制御
 6.5 立体規則性制御
 6.6 反応位置制御
 6.7 配向制御
 6.8 ブレンド・アロイ化
 6.9 ナノ複合体形成
 6.10 高分子の精密認識・分離

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