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ウェーブレット変換による画像処理:ウェーブレット・AI の最新手法とテクニック
【LIVE配信】


■開催日時:2024年11月13日(水) 10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:広島工業大学 工学部知能機械工学科 教授 博士(工学) 章 忠 氏
【ご専門】計測工学、知的システム

【ご略歴】
 1993年岡山大学大学院博士課程修了.
2004年まで、岡山県工業技術センター,計測制御研究室長・専門研究員,岡山県立大学大学院・助教授.
1998年9月から1999年3まで,オーストラリア Melbourne大学客員研究員.
2004年10月から2020年3月まで豊橋技術科学大学大学院工学研究科・教授。
振動騒音の計測制御,信号処理および異常診断,ウェーブレット変換およびIOT・AI技術の応用などの
研究に従事. 現在、広島工業大学工学部知能機械工学科・教授。

■受講対象・レベル:
・製造業務にたずさわっている若手技術者や新人の方
・医療画像や生産現場の画像を扱う技術の方や新人の方

■必要な予備知識:
・線形代数と微分・積分、確率統計、フーリエ変換の初歩的な知識

■習得できる知識:
・画像処理に必要な基礎知識
・独自にできるウェーブレット変換による画像処理の手法
・ノイズ除去・先鋭化処理・方向成分離・抽出のテクニック
・ウェーブレットAIの基礎知識と技術

■趣旨:
 画像処理は、カラー画像の色調整や白黒二値化、ノイズ除去、エッジの先鋭化・抽出など、様々な
手法や技術を含みます。これらの手法は画像の変換や情報の抽出に利用され、幅広い応用が存在しま
す。ウェーブレット変換は特に情報処理に優れた手法であり、ノイズ除去やエッジ検出などに強力な
アプローチを提供します。ウェーブレット変換では、マザーウェーブレットの選択やウェーブレット
係数の操作により、画像の詳細な情報を解析できます。特に方向選択性に優れているため、従来は困
難だった任意方向のエッジ検出が容易に実現できます。さらに、ウェーブレット変換はディープラー
ニングと相性がよく、新たなウェーブレットディープラーニング手法も開発されています。
 本セミナーでは、ウェーブレット変換の基礎から最新の発展と応用までを、専門知識が少ない方に
も理解しやすいように解説します。また、具体例としてコンクリート表面のひび検出、プリント基板
の欠陥検出、医療画像の病変部位の検出などを交えながら、ウェーブレット変換のテクニックや注意
すべきポイントについても説明します。このセミナーを通じて、参加者が実践的な知識を得られるよ
う配慮しています。

■プログラム:
1.ウェーブレット変換による画像処理の基礎
 1-1.画像処理の基礎
  (1)画像処理とは
  (2)カラー画像と色空間
  (3)畳み込む計算とフィルタ・平滑化処理
  (4)テンプレートパターンマッチングと類似度
  (5)画像の二値化処理
  (6)モルフォロジー処理とノイズ除去
 1-2.2次元離散ウェーブレット変換とその特性
  (1)ウェーブレット変換の基礎知識
  (2)シフト不変複素数離散ウェーブレット変換
  (3)2次元複素数離散ウェーブレット変換(2D-CDWT)とその特性
  (4)2D-CDWTによる方向選択性の改善
 1-3.2次元複素数離散ウェーブレット変換による画像処理
  (1)2D-CDWTによる画像処理のアプローチ
  (2)ウェーブレット退縮法によるノイズ除去
  (3)ウェーブレット係数の操作とMWの選択による先鋭化処理
  (4)2D-CDWTによる上咽頭粘膜病変部位の抽出例
  (5)2D-CDWTの方向選択性による指紋検出の例

2.ウェーブレット変換の方向選択性と応用
 2-1.2次元複素数離散ウェーブレット変換の方向選択性
  (1)2次元離散ウェーブレット変換(2D-DWT)(復習)
  (2)2次元複素数離散ウェーブレット変換(2D-CDWT)
  (3)2D-CDWTによる方向選択性の実現
 2-2.2次元複素数ウェーブレットパケット変換の方向選択性
  (1)2次元複素数ウェーブレットパケット変換(2D-CWPT)
  (2)2次元複素数ウェーブレットパケット変換の方向選択性
  (3)方向選択性の原理と方向性の定義
  (4)2D-CWPTに基づく任意方向成分の検出法
  (5)半導体回路の欠陥検査への方向選択性の応用
  (6)サポートベクトルマシン(SVM)(補助資料)
  (7)2D-CWPTによるコンクリート表面のひび割れ検出
 2-3.新たな方向性ウェーブレット変換とその応用
  (1)方向フィルタの設計
  (2)新たな方向性ウェーブレット変換の構築
  (3)方向性ウェーブレット変換の医用画像処理へ応用
 2-4.3D-CDWTの方向選択性の実現と応用
  (1)3D-CDWTの方向選択性の実現
  (2)3D-CDWTの方向選択性の医用画像処理へ応用
 
3.新たなウェーブレットディープラーニングと応用
 3-1.畳み込みニューラルネットワークとその特性
  (1)視覚の情報処理と畳み込みニューラルネットワーク(CNN)
  (2)2次元の畳み込みの計算
  (3)CNNのプーリング層の処理
  (4)これまでに提案された各種のCNN
  (5)Mask-RCNNを用いた光沢部品の表面欠陥検査と問題点
 3-2.ウェーブレットディープラーニングの構成と特性
  (1)ウェーブレットパケット変換の方向選択性
  (2)ウェーブレットディープラーニングの構成と原理
  (3)ディープラーニングの推定根拠の可視化手法
  (4)光沢部品の表面検査への応用と考察
 3-3.2次元ウェーブレット変換ソフトの実践体験
  (1)2次元離散ウェーブレット変換ソフトの説明と体験
  (2)2次元複素数離散ウェーブレット変換ソフトの説明と体験験

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