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注目の新規バイオプラスチック素材・技術・市場開発最前線【LIVE配信】

■開催日時:2021年12月13日(月) 10:30〜16:30

■会場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます 

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

■備考:
資料付き
【LIVE配信セミナーとは?】

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
望月 政嗣 氏
(元京都工芸繊維大学特任教授、工学博士、高分子学会フェロー)

【専門】
高分子材料科学、特にバイオプラスチックや生分解性高分子、高分子の高性能・高機能化材料設計と
成形加工技術、繊維・不織布の構造と物性

【略歴】
1968年 京都大学工学部高分子化学科卒。京都大学工学部助手を経て
1969年 ユニチカ鞄社、中央研究所から大阪本社技術開発企画室を経て
2003年 理事、テラマック事業開発部長。この間山形大学と京都工芸繊維大学客員教授、京都工芸
繊維大学バイオベースマテリアル研究センター特任教授兼務
2007年 ユニチカ(株)定年退職後、京都工芸繊維大学繊維科学センター特任教授(常勤)として
5年間勤務。この間、日本バイオプラスチック協会(JBPA)識別表示委員会委員長、(社)繊繊学会
理事関西支部長等を歴任。繊維学会功績賞、日経BP技術賞、その他を受賞。

【著書】
「生分解性プラスチック入門―生分解性プラスチックの基礎から最新技術・製品動向まで―」
(CMCリサーチ)「生分解性プラスチックの素材・技術開発―海洋プラスチック汚染問題を
見据えて―」(NTS)、「バイオプラスチックの素材・技術最前線」(シーエムシー出版)、
「生分解性ポリマーのはなし」(日刊工業新聞社)、その他多数

■習得できる知識:
・地球環境保全と持続的な資源循環型社会に向けての業界と法規制動向
・バイオベース・モノマーや化学品の最新動向と技術的課題
・新規バイオプラスチックの開発動向と基本特性、用途・製品・市場開発動向

■趣旨:
 全ての革新的な新素材・技術が辿る社会的認知度曲線からすれば、バイオプラスチックの
先駆けとしての生分解性プラスチックも1980年代の黎明期から2000年代の流行期を経て2010年代の
幻滅期に至る過程で、本命を除く多くの素材・技術・企業が“ダーウィンの海”で自然淘汰され
既に市場から姿を消した。そして、本格的な生分解性プラスチックの再興・安定成長期を迎える
中で、本命候補の躍動が眩しい今日この頃である。
 さて、近年新たにバイオリファイナリーやバイオベース・プラットホームケミカルの開発が
進展する中で、様々な新規バイオプラスチック素材群が開発されてきたが、これらも今後過酷な
自然淘汰の運命から逃れることはできない。果たして、“ダーウィンの海”を泳ぎ切ることの
できる本命候補とは?
 本講では、生分解性であるか否かは問わず、全ての注目の新規バイオプラスチック素材群の
最新技術・市場開発最前線を広く踏査する。


1.地球環境・資源・廃棄物問題の抜本的解決のために
 1-1 石油由来合成高分子化合物が内包する地球環境・資源・廃棄物問題とは
 1-2 海洋プラスチック汚染の実態と生分解性プラスチックの役割
  (1)海洋プラ濃度の経年変化(累積増加)曲線
  (2)海洋汚染問題に対する短期的視点と長期的(グローバルな)視点
  (3)海洋自然生態系が許容し得る分解速度、ポジティブ・コントロールは?
   ・地球上に生命が誕生して38億年、地球はなぜ廃棄物で埋もれなかったのか?
 1-3 バイオプラスチックの識別表示制度と環境負荷低減効果
  (1)グリーンプラとバイオマスプラ…日本バイオプラスチック協会識別表示制度
  (2)カーボン・フットプリント…LCAによる環境負荷の客観的・定量的評価
 1-4. 持続的な資源循環型社会の建設のために
  (1)欧米グリーンガイド指針
  (2)世界の法規制と業界動向

2.バイオベース・プラットホームケミカルとバイオリファイナリー最前線
 2-1 バイオエタノール
  (1)デンプン(トウモロコシ)や廃糖蜜(サトウキビ)から
  (2)リグノセルロース(麦や稲糖の茎、暖竹、草)から…第二世代バイオエタノール
   ・酵素生産、糖化、発酵の生化学的過程をすべて統合化したCBPとは?
   ・微生物の細胞表層に酵素などの機能性タンパク質を集積する細胞表層工学技術
 2-2 バイオベース・モノマー又は中間体
  (1)C2…エチレングリコール(EG)
  (2)C3…グリセリン、乳酸、1.3-プロパンジオール(PDO)、

    3-ヒドロキシプロピオン酸(3-HP)、アクリル酸
  (3)C4…コハク酸、1,4-ブタンジオール(BDO)、γ-アミノ酪酸(GABA)
  (4)C6…ソルビトール、イソソルバイド、フランジカルボン酸(FDCA)、アジピン酸
   ・北海道大学が従来法の限界を突破する画期的な高効率FDCA新規化学合成法を開発
  (5)C8…p-キシレン(PX)
  (6)C10…セバシン酸
  (7)C18…リシノール酸

3.バイオプラスチックの最新動向
 3-1 バイオポリエチレン(bio-PE)
 3-2 バイオポリエステル(bio-PES)
  (1)生分解性バイオポリエステル…海洋プラスチック汚染問題が市場拡大に拍車
   @ポリ乳酸(PLA)
   ・生分解性(堆肥化可能なバイオリサイクル材)と長期使用耐久性(構造材料)の
    両面展開が可能な唯一のバイオプラスチック
   ・第二世代ポリ乳酸…高L組成ポリ乳酸(High %L PLA)、%D<0.5
   ・ステレオコンプレックス型ポリ乳酸(sc-PLA)が事業化されない理由とは?
  Aポリブチレンアジペート・テレフタレート(PBAT)
  Bポリブチレンサクシネート(PBS, PBSA)
  C微生物産生ポリエステル(PHBV, PHBH)
   ・過去40年間、世界中の多くの企業が参入と撤退を繰り返し、未だ本格的に工業化
    されない核心的理由とは?
  Dその他(PGA, PEST, デンプン系)
  (2)非生分解性バイオポリエステル
  @バイオポリエチレンテレフタレート(bio-PET)
   ・従来のイソブタノール法(Gevo)に代わるVirentのセルロース由来が主流に?
  Aポリトリメチレンテレフタレート(PTT)
  Bポリエチレンフラノエート(PEF)
   ・化学構造…植物由来指環式ジールのフランジカルボン酸(FDCA)から成る
    バイオポリエステル
   ・基本特性…ガスバリア性(PET対比で酸素6倍、二酸化炭素3倍、水蒸気2倍)、
    耐熱性(括弧内PET)…Tg/Tm(℃): 86/235(74/265)、熱変形温度HDT: 76(64)
 3-3 バイオポリアミド(bio-PA)
  ・ヒマシ油(リシノール酸トリグリセリド)の熱分解による化学変換
  ・ヒマシ油系バイオポリアミド…PA11, PA610,PAXD10, PA10T,その他
  (1)ポリアミド11
   ・最も歴史の古い古典的なバイオポリアミド
  (2)ポリアミド610、ポリアミド56
  (3)ポリアミドXD10
  (4)ポリアミド10T
   ・化学構造…ひまし油由来1,10デカンジアミンとテレフタル酸の重合体
   ・基本特性…超高耐熱性…Tg/Tm(℃): 160/314, DTUL(1.8MPa)>300℃、低吸水率、
    耐薬品性、耐摩耗性、電気特性に優れた次世代スーパーエンプラ
  (5)ポリアミド11T
  (6)ポリアミド4
   ・ポリアミドの中で唯一の生分解性プラスチック
 3-4 バイオポリカーボネート(bio-PC)
  ・化学構造…植物由来複素環式ジオールのイソソルバイドから成る
   バイオポリカーボネート
  ・基本特性…光学特性、表面硬度、耐候性・耐光性、耐衝撃性や耐薬品性に優れた
   新規エンジニアリング・プラスチック
 3-5 バイオポリウレタン(bio-PU)
  (1) ヒマシ油系ポリエステルポリオールを用いたbio-PU
  (2) 1,3-プロパンジオール系ポリエーテルポリオールを用いたbio-PU


 【質疑応答】

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