. .
セミナー・イベントTOPへ戻る


高分子材料の結晶化における構造制御・分子設計の基礎・高性能化のポイント

日 時:2019年05月27日(月) 13:30-16:30

会 場:東京中央区立産業会館 4F 第2集会室【東京都・中央区】
    都営浅草線 「東日本橋駅」 浅草橋・押上方面より B3出口 4分
    都営新宿線 「馬喰横山駅」 地下通路経由 B4出口 5分
    》》 会場地図はこちら 《《
定 員:20名 受講料:27,000円(税込、テキスト費用を含む)  ※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに¥10,800加算となります 主催:(株)AndTech 講師: 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 工学博士  細田 覚 氏(元・住友化学(株) 先端材料探索研究所 所長) 【経歴】 1978年 住友化学入社 2011年 同 先端材料探索研究所 所長 2012年 同 理事 2016年 京都工芸繊維大学 長もちの開発センター シニアフェロー(委嘱型特任教授) 2019年 同 大学院工芸科学研究科 非常勤講師 【受賞】 高分子学会フェロー 趣旨:  世界で最も大量に使用されている汎用樹脂;ポリオレフィンの機械的耐久寿命の長期化や衝撃的 破壊強度向上に密接に関連する結晶構造、特にタイ分子に注目した結晶構造制御と、そのための 分子構造設計を中心に解説する。衝撃的破壊にも、年単位の長期クリープ破壊に対しても、変形時の タイ分子の配向度と濃度が大きく影響する。タイ分子の概念の確立の歴史を振り返りつつ、タイ 分子の定性、定量の方法についても解説する。パイプや大型タンク等に使われる高強度HDPEの製造 方法をタイ分子の観点から述べるとともに、LLDPEの結晶構造の均一性と機械的強度との関係に ついても解説する。


1.ポリオレフィンの高性能化に向けた分子設計の基本的考え方
 1-1 化石原料の有効活用としての石油化学(高分子)産業
 1-2 高分子材料・製品の高強度化、長期耐久化の意義

2.結晶構造制御と機械的高強度化の設計
 2-1 ポリオレフィンの基礎
  2-1-1 重合触媒、製造法
  2-1-2 分子構造とその分布(分子量分布、組成分布、等)
  2-1-3 結晶構造とその分布(ラメラ晶、球晶、配向結晶、等)
 2-2 タイ分子の概念の確立
  2-2-1 高分子説の提唱からラメラクラスター理論までの歴史
  2-2-2 房状ミセル構造からラメラ晶 (fold結晶)への変遷
 2-3 ラメラ晶構造におけるタイ分子とその役割
 2-4 タイ分子の定性と定量法
  2-4-1 高柳モデル
  2-4-2 ESR等
  2-4-3 各種分光法

3.タイ分子の取り扱い(定量化)と高強度化設計
 3-1 統計的取扱い
  3-1-1 中性子散乱実験からタイ分子の統計的取り扱いへ
  3-1-2 複数のラメラ晶を貫くタイ分子の取り扱い
 3-2 タイ分子と高次構造との関係
  3-2-1 タイ分子配向度、相対濃度と結晶化度 
  3-2-2 LLDPEの機械的強度と結晶構造(ラメラ晶) 
  3-2-3 有効タイ分子濃度とラメラ厚み分布
 3-3 速度論的取り扱い、および熱力学的取り扱い、
  3-3-1 HDPEへのコモノマー導入と結晶化、およびタイ分子生成
  3-3-2 コモノマーの分子量依存性と結晶化度との関係

4.PE高強度化への分子構造設計
 4-1 分子量、分子量分布
 4-2 組成、組成分布
 4-3 α-オレフィンの種類(分岐の結晶中への取り込み程度)
 4-4 連鎖長分布(ADMET-PEの結晶構造) 
 4-5 高性能HDPEグレードの設計と製造法 (高性能パイプ、大型ブロー容器、等)

【質疑応答 名刺交換】

Copyright (C) 2019 NTS Inc. All right reserved.