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【テレワーク対応・WEBセミナー】
高分子材料の結晶化における構造制御、高性能化のための構造設計

〜タイ分子の観点からの構造制御・設計、高強度HDPE製造方法と分子設計、
LLDPE/高圧法LDPEブレンドの結晶化過程〜

■日時:2020年05月20日(水) 13:00〜16:30

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:39,600円(税込、資料作成費用を含む)
 ※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに¥11,000加算となります

■主催:(株)AndTech

■講師:細田 覚 氏
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 非常勤講師、SHテクノリサーチ 代表 工学博士 

■講演主旨:
 プラスチックごみ問題や海洋プラ問題に関連して、世界で最も大量に使用されているポリ
オレフィンを原料とする各種インフラ設備部材の高耐久化(⇒長寿命化)や種々のパッケージの
高強度化(⇒使用プラスチックの減量)などは重要な課題である。
パイプやタンクなどの年単位の長期クリープ破壊や、フィルム製品の短時間の衝撃的破壊に
対しても、その向上は製品の結晶構造、タイ分子の配向や濃度と密接に関連している。
セミナーでは特にタイ分子に注目した構造制御と、そのための分子構造設計を中心に解説する。
タイ分子の概念の確立の歴史を振り返りつつ、タイ分子の定性、定量方法についても解説する。
パイプや大型タンク等に使われる高強度HDPEの製造法と構造との関係をタイ分子の観点から
解き明かすとともに、LLDPEの結晶構造の均一性と機械的強度との関係についても解説する。
さらにはLLDPEと高圧法LDPEとのブレンドの結晶化過程とフィルム性能等についても説明を加える。


1.ポリオレフィン材料の長もち化と高性能化
 1-1 化石原料の有効活用としての石油化学(高分子)産業
 1-2 高分子材料・製品の長期耐久化と高強度化の意義

2.結晶構造制御と機械的高強度化の設計
 2-1 ポリオレフィンの基礎
  2-1-1 重合触媒、製造法
  2-1-2 分子構造とその分布(分子量分布、組成分布、等)
  2-1-3 結晶構造とその分布(ラメラ晶、球晶、配向結晶、等)
 2-2 タイ分子の概念の確立
  2-2-1 高分子説の提唱からラメラクラスター理論までの歴史
  2-2-2 房状ミセル構造からラメラ晶 (fold結晶)への変遷
 2-3 ラメラ晶構造におけるタイ分子とその役割
 2-4 タイ分子の定性と定量法
  2-4-1 高柳モデル
  2-4-2 ESR等
  2-4-3 各種分光法

3.タイ分子の取り扱い(定量化)と高強度化設計
 3-1 統計的取扱い
  3-1-1 中性子散乱実験からタイ分子の統計的取り扱いへ
  3-1-2 複数のラメラ晶を貫くタイ分子の取り扱い
 3-2 タイ分子と高次構造との関係
  3-2-1 タイ分子配向度、相対濃度と結晶化度 
  3-2-2 LLDPEの機械的強度と結晶構造(ラメラ晶)
  3-2-3 有効タイ分子濃度とラメラ厚み分布
 3-3 インフラ設備用高性能HDPEの構造設計とさらなる高性能化への方向
  3-3-1 HDPEへのコモノマー導入と結晶化、およびタイ分子生成
  3-3-2 コモノマーの分子量依存性と結晶化度との関係
  3-3-3 さらなる高性能化への分子構造設計

4.LLDPE高強度化への分子構造設計
 4-1 分子量、分子量分布、組成、組成分布の結晶構造への反映
 4-2 α-オレフィンの種類と分岐の結晶中への取り込み
 4-3 連鎖長分布の結晶への影響 (ADMET-PEの結晶構造)
 4-4 高性能HDPEグレードの分子設計と製造法

5.LLDPE/高圧法LDPEブレンドの結晶化過程とフィルムの構造・物性
 5-1 ブレンドの結晶化過程の解析
 5-2 ブレンドのインフレーションフィルム加工と構造・物性

【質疑応答 名刺交換】 

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