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☆高分子の熱・光劣化のメカニズムから添加剤による劣化・変色対策、さらに添加剤の分析法および劣化解析法について実例を交えて紹介します!


高分子の劣化・変色メカニズムと要因解析
〜 劣化防止・安定化手法、添加剤の選択・使用方法、分析・解析法、事例など 〜

■開催日時:2019年05月23日(木)10:30〜15:30

■会場:商工情報センター(カメリアプラザ) 商工情報センター 9F 第2研修室

■定員:30名

■受講料:49,980円(税込、昼食・資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)

割引受講料
47,250円(税込、資料付き/1人) 49,980円(税込、資料付き/2人)
主催者:(株)R&D支援センターからのセミナー・関連製品情報の配信を可とした際に、
割引適用いたします。
申込ページの「通信欄」に“配信可・Eメール” or “配信可・郵送” or 
“配信可・FAX”とご記入ください。

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:

【第1部】
国立大学法人群馬大学大学院 理工学府 教授 工学博士 黒田 真一 氏
≪ご専門≫
・高分子化学,プラズマ化学,表面化学
≪略歴≫
学歴:東京工業大学工学部卒(1982.3)
東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得満期退学(1988.3) 
工学博士(東京大学,1988.11)
職歴・研究歴	昭和63年4月 群馬大学助手(工学部附属 応用複合材研究施設)
平成14年4月 群馬大学助教授(工学部)
平成19年4月 群馬大学大学院准教授(工学研究科)
平成20年3月 群馬大学大学院教授(工学研究科)
平成20年10月 クレスール株式会社取締役(兼務)
平成24年4月 群馬大学理工学研究院教授
平成25年4月 群馬大学大学院理工学府教授
平成26年3月 株式会社シルクウェーブ産業技術顧問(兼務)
  現在に至る
マテリアルライフ学会 会長
高分子学会 グリーンケミストリー研究会 運営委員
ISO/TC 61/SC 6 国内代表委員
群馬大学ブレイクスルーテクノロジー研究会代表幹事

【第2部】
(株)ADKEA 樹脂添加剤開発本部 樹脂添加剤開発研究所 添加剤開発室 主任 三觜 優司 氏
≪ご専門≫
・樹脂添加剤全般
≪略歴≫
・2012年4月 株式会社ADKEA入社
・現在、樹脂添加剤の研究開発、国内ユーザーへの樹脂添加剤の技術サポートを担当

【第3部】
(株)住化分析センター テクニカルソリューション本部
           大阪ラボラトリー 組成解析グループ 竹内 宏樹 氏  
≪ご専門≫
・有機組成・構造解析   

■受講対象・レベル:
・高分子材料を扱う技術者
・樹脂添加剤の活用方法やプラスチック製品の劣化及び変色対策を学びたい研究者の方
・高分子添加剤の分析法に興味がある方
・プラスチックやエラストマーの開発にたずさわっている方

■必要な予備知識
・高分子化学の基礎

■習得できる知識
【第1部】
・高分子の劣化メカニズム,高分子の安定化技術,高分子劣化の解析手法を学ぶことにより,
 高分子製品のトラブルシューティングに役立つ

【第2部】
・ポリマーの自動酸化反応のメカニズム及び適切な安定化処方

【第3部】
・高分子添加剤の分析法および劣化解析法


【第1部】高分子の劣化・変色メカニズムと対策技術,評価方法
10:30〜12:00

≪趣旨≫

 高分子材料は,長期間使用しているうちに,様々な要因により徐々に本来の特性を失い実用に
耐えなくなります。高分子材料の耐久性と寿命制御に関する理解を深めていただくために,劣化
反応のメカニズムと劣化防止・安定化の手法および,劣化反応に伴って現れる化学構造変化と
諸物性の変化を説明します。特に,高分子の熱・熱酸化劣化および光劣化のメカニズムを分かり
やすく説明した後に,安定化対策について解説します。さらに,ケーススタディを通して,
高分子の劣化挙動を解析する手法を紹介します。

1.はじめに
 1-1.高分子材料が関わる経年劣化事故
 1-2.高分子の劣化現象と劣化要因

2.高分子の熱・熱酸化劣化とその安定化
 2-1.高分子の熱劣化メカニズム
 2-2.高分子の熱酸化劣化メカニズム
 2-3.高分子の自動酸化と安定化

3.高分子の光劣化とその安定化
 3-1.光化学の基礎
 3-2.高分子の光劣化メカニズム
 3-3.光劣化の支配因子
 3-4.紫外線吸収材(UVA)
 3-5.ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)

4.ケーススタディ
 4-1.SANの熱黄変化−IRによる解析
 4-2.PCの光黄変化−深さ方向分析
 4-3.PSFの光劣化−ケイ光・リン光測定による解析
 4-4.ジュート/PP複合材料の熱・光劣化−成分分離による検討
 
【第2部】酸化防止剤,安定剤などの処方による
           プラスチック製品の劣化・変色対策
12:40〜14:10

≪趣旨≫

 自動車のバンパーや内装材、テレビ、食品用容器・包装材料、生活資材・工業用資材等多くの
プラスチック材料には多種類のプラスチック用添加剤が少量ずつ配合されている。中でも、酸化
防止剤/光安定剤は熱や光による酸化劣化抑制に効果的であり、長寿命化や高機能化に大きく貢献
している。一方で、酸化防止剤/光安定剤の種類・添加量を誤るとブリードアウトによる外観不良や
変色を引き起こす可能性がある。本講演では、ポリオレフィンを中心としたプラスチックの劣化
機構について説明するとともに、酸化防止剤/光安定剤を紹介しながらその適切な選択・使用
方法について解説する。加えて、その他添加剤(剛性核剤/透明化剤や銅害防止剤等)について
紹介する。

1.添加剤とは
・プラスチック製品の抱える課題
・プラスチック用添加剤の種類

2.酸化防止剤の種類と有効な使用方法
・フェノール系酸化防止剤
・リン系酸化防止剤
・チオエーテル系酸化防止剤

3.光安定剤の種類と有効な使用方法
・HALS(ヒンダードアミン系光安定剤)
・UVA(紫外線吸収剤)

4.その他添加剤の紹介
・剛性核剤/透明化剤(成形サイクルの短縮)
・銅害防止剤

5.各種添加剤の併用
・添加剤の選び方
・実用配合処方の紹介
 
【第3部】高分子材料における有機系添加剤の分析と劣化解析事例
14:30〜15:30

≪趣旨≫

 高分子材料への添加剤の配合は、安定性向上、機能性付与のため必須となっている。
高分子材料へ配合された添加剤を分析することで、樹脂物性や性能への影響予測が可能となる。
更に、配合の妥当性を評価することで、製品開発や品質管理の一手段となりうる。本講演では、
高分子添加剤の分析法および劣化解析法について、実例を交えて紹介する。

1. 高分子添加剤分析の意義

2. プラスチック添加剤の分析法
 2-1. ポリマーから添加剤を分離する方法
 2-2. ポリマーから添加剤を分離しない方法
 2-3. ポリプロピレン中の添加剤分析事例
 2-4. トリアセチルセルロース中の添加剤分析事例

3. ゴム添加剤の分析法
 3-1. ゴム添加剤分析の特徴と難点
 3-2. 前処理法
 3-3. エチレンプロピレンジエンゴム中の添加剤分析事例

4. 添加剤に起因する高分子の劣化解析法
 4-1. 高分子の着色・変色原因
 4-2. ポリプロピレンのLC/FT-MSを用いた黄変解析事例
 4-3. ポリプロピレンのTLC、UV、MS、NMRを用いた黄変解析事例

5. まとめ
スケジュール
10:30〜12:00 第1部
12:00〜12:40 昼食
12:40〜14:10 第2部
14:10〜14:30 休憩
14:30〜15:30 第3部

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