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・マテリアルインフォマティクスの学習データとしても利用されている分子シミュレーションを応用するための講座
・適切な計算手法の選択に経験が必要で、大学などで体系的に学ぶ機会が少ない「分子シミュレーション」を修得し、電子材料設計に効果的に活用しよう!
・「有機分子の分子間力: Ab initio 分子軌道法による分子間相互作用エネルギーの解析」の著者が解説する特別セミナー!


分子シミュレーションの基礎と電子材料設計への応用
〜 分子動力学計算の基礎、分子間相互作用エネルギーの解析方法、
シミュレーションの条件設定と応用、有機半導体の解析例 〜


■開催日時:2019年06月03日(月) 10:30 〜 17:30


■会場:日本テクノセンター研修室
    (東京都新宿区西新宿二丁目7-1 小田急第一生命ビル 22階)

■受講料:一般(1名) : 48,600円 (税込)
     同時複数申し込みの場合(1名) : 43,200円 (税込)

■主催:(株)日本テクノセンター


■受講対象者:
・電子デバイス(電池、有機半導体等)の材料設計に携わる技術者(分子動力学計算、量子化学計算などの
分子シミュレーションを用いた材料設計の担当者、またはその予定の方)
・電池、電気およびハイブリッド自動車、有機半導体の製造開発および関連企業の方
・マテリアルインフォマティクスの学習データの収集に分子シミュレーションの活用を検討されている方
・製薬(含む農薬)業界(分子モデリングを使った薬剤設計)
・フッ素系材料業界(冷媒、潤滑材の設計)
・染料、色材、印刷業界(色素の設計)
・カーボン材料

■予備知識:
・化学科の学部卒業程度の物理化学の知識

■修得知識:・分子動力学シミュレーションを行うための基礎知識
・古典分子動力学に必要な力場の作成法、液体構造、輸送物性の解析方法
・量子化学計算を用いた結晶中の分子間相互作用の解析方法
・計算手法と計算精度、計算負荷の関係、適切な計算手法の選択方法
・分子シミュレーションを用いた電解液や有機半導体の解析例

■講師の言葉:
 分子動力学計算、量子化学計算などの分子シミュレーションは電子デバイスなどの材料設計の基盤技術の
一つになっています。また、分子シミュレーションの結果はマテリアルインフォマティクスの
学習データとしても利用されています。しかし、適切な計算手法の選択に経験の必要なことや、大学などで
体系的に学ぶ機会が少ないことから、分子シミュレーションを材料設計にどのように役立てればよいのか、
よく分からない場合が多いと思います。
 本講義では分子動力学計算の基礎、力場の作成と精密化、初期構造の作成法、シミュレーションの
条件設定法について解説し、電解液の輸送物性や界面構造のシミュレーションの実例についても
説明いたします。また、力場の作成や有機半導体などの有機結晶材料のパッキングの解析に必要となる
分子間相互作用エネルギーの解析方法についても説明いたします。



1.材料設計に用いられる分子シミュレーション手法
  (1).分子シミュレーションの利点
  (2).分子軌道法と分子動力学法
  (3).計算手法と計算負荷
  (4).マテリアルインフォマティクスへの分子シミュレーションの利用

2.分子動力学計算の初歩
  (1).古典分子動力学と第一原理分子動力学
  (2).初期構造の作成と構造の緩和
  (3).構造の解析、自己拡散係数の計算方法
  (4).分子動力学計算の精度に影響を与える要因
  (5).シミュレーションの条件の設定方法

3.古典分子動力学シミュレーションに用いられる力場と計算例
  (1).非結合、伸縮、変角、ねじれポテンシャル
  (2).力場の利点と問題点
  (3).力場の作成、精密化の方法
  (4).Ab initio 計算を用いた力場の作成例
  (5).分子動力学シミュレーションの応用例
     a.イオン液体電解質中のイオンの輸送
     b.電極界面近傍のイオン液体電解質の液体構造

4.分子間力(非結合相互作用)
  (1).分子間力の種類
  (2).Ab initio 分子軌道法を用いた分子間相互作用エネルギーの計算法と計算精度
     a.基底関数系
     b.電子相関の補正法の影響
  (3).分散力補正密度汎関数法を用いた分子間相互作用の解析
  (4).分子間相互作用エネルギーの内訳の計算
  (5).分子間相互作用の解析例
     a.飽和炭化水素
     b.水素結合
     c.芳香族分子
     d.イオンの相互作用
     e.フッ素の相互作用
     f.ハロゲン結合

5.結晶中の分子間相互作用
  (1).有機結晶中の分子間相互作用の解析方法
  (2).有機半導体結晶中の分子間相互作用の解析例
     a.オリゴチエアノアセン
     b.ペンタセン等
  (3).結晶構造予測の方法と現状
  (4).格子エネルギーの計算方法と計算例

6.分子シミュレーションの材料設計への活かし方
  ・マテリアルインフォマティクスに向けて

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