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エクソソームの基礎および診断薬への応用とその評価

■開催日時:2020年07月15日(水)12:30〜16:40

■会場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室

■定員:30名

■受講料:49,500円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、46,200円(税込)へ割引になります。

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:
【第一部】
公益財団法人がん研究会 がんプレシジョン医療研究センター プロジェクトリーダー 植田 幸嗣 氏
《ご活動》
・日本癌学会 評議員
・日本プロテオーム学会 学術担当理事
・日本細胞外小胞学会 役員
・日本分子腫瘍マーカー研究会 世話人
・Scientific Reports (Editorial Board Member)
・Cancer Science (Associate Editor)
《ご専門》
腫瘍診断学、プロテオミクス

【第二部】
大阪府立大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授 中瀬 生彦 氏
《ご略歴》
2005年3月:京都大学 大学院薬学研究科 博士後期課程修了、博士(薬学)
2005年4月:米国ワシントン大学 化学科 博士研究員
2006年4月:京都大学化学研究所 生体機能設計化学 助手
2007年4月:京都大学化学研究所 生体機能設計化学 助教
2013年4月:大阪府立大学 ナノ科学・材料研究センター 特別講師(独立研究室)
2017年5月:大阪府立大学 研究推進機構 LAC-SYS研究所 所長補佐(兼任)
2018年4月:大阪府立大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 准教授(独立研究室)
2020年4月:大阪府立大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授
《ご活動》
日本ペプチド学会 評議員、日本膜学会 評議員、Scientific Reports:editorial board member等
《ご専門》
細胞ペプチド化学


【第一部】
エクソソームを用いた疾患診断技術と製品化への応用

《趣旨》
細胞外分泌小胞の一種であるエクソソームには、それを産生する細胞の様々な分子情報(核酸、
タンパク質、代謝物など)が含まれている。これらはがんをはじめとした新しいリキッドバイオ
プシー、ドラッグデリバリー技術を実現するテクノロジーとして盛んに研究が行われ、エクソ
ソーム核酸診断ツールとしてすでに上市されたものもある。しかしエクソソーム研究の実際は
というと、単離精製法も多種乱立しており、分子生物学的定義も定まっていない萌芽期であると
言える。
本セミナーでは解析試料や対象分子によってどのように精製法を選択するべきか、精製度や品質を
評価する方法と共に実例を踏まえて概説する。また、がん組織を培養してエクソソームを単離する
技術や、尿中、脳脊髄液中エクソソームのプロテオームプロファイリングによるバイオマーカー
開発など、実際の研究開発例に基づいて相対定量比較の手法や体外診断薬化へのステップといった
ポイントを議論したい。

《プログラム》
1.エクソソームの基礎
 a. エクソソームの生合成経路
 b. エクソソームの分子生物学的特徴
 c. 生体内におけるエクソソームの機能

2.エクソソームの診断応用
 a. アカデミアにおける研究開発事例
 b. 企業による開発状況、上市の例

3.エクソソームの精製
 a. 細胞培養上清、臨床検体からのエクソソーム精製法
 b. 精製標品の品質評価

4.がんエクソソームバイオマーカー開発の実例
 a. 切除組織培養分泌エクソソームを用いた腎がんバイオマーカー開発
 b. 大腸がんエクソソーム中変異タンパク質パネル診断
 c. 脳神経変性疾患におけるエクソソームリキッドバイオプシー開発

5.まとめと今後の展望


【第二部】 
診断・治療応用へ向けたエクソソームを用いたDDS技術とその評価

《趣旨》
エクソソーム(exosomes, extracellular vesicles, EV)は、細胞膜で構成された小胞であり、
生体の殆ど全ての細胞が分泌します。その内部にはmicroRNAや酵素等の生理活性分子が内包されて
おり、分泌されたエクソソームは、周辺の細胞に取り込まれることで細胞間における情報伝達を
担っています。またエクソソームは、薬学的な観点からも(i)免疫制御が可能、(ii)機能性
人工分子の内包・提示が可能、(iii)細胞間コミュニケーション経路の利用、(iv)遺伝子
工学の活用、(v)血液脳関門の通過等の高い優位性を有し、次世代の薬物送達ツールとして
大きく期待されています。
本セミナーでは、エクソソームを用いた薬物送達(DDS)技術を主題とし、エクソソームを
基盤としたDDSの世界的な動向から、細胞内移行機序、遺伝子工学・ペプチド化学を基盤とした
エクソソーム薬物送達技術を中心に解説致します。

《プログラム》

1. はじめに

2. エクソソームを基盤としたDDSの世界的な動向

3. 細胞内移行機序
 3-1. エンドサイトーシスの基礎
 3-2. エクソソームの細胞内移行機序

4. エクソソームを基盤とした薬物送達技術
 4-1. エクソソームへの薬物内包
 4-2. 遺伝子工学を用いたエクソソーム膜へのタンパク質発現
 4-3. 機能性ペプチド修飾型エクソソームの調製
 4-4. 受容体標的と薬物送達

5. 将来展望
スケジュール
12:30〜14:30第一部
14:30〜14:40休憩
14:40〜16:40第二部

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