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機能性炭素材料の特徴と分析・試験技術
〜最先端分析技術と導電性炭素材料の技術・市場トレンド〜

■開催日時:2020年08月28日(金)10:30〜16:30

■会場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室

■定員:30名

■受講料:55,000円(税込、資料付き/1人)
※最新のセミナー情報を「配信可」にすると割引適用(登録無料)
会員(案内)登録していただいた場合、49,500円(税込)へ割引になります。

■主催:(株)R&D支援センター

■講師:

第1部 機能性カーボンフィラー研究会 副会長 技術士(化学部門) 前野 聖二 氏
【専門】
高分子化学、機能性樹脂複合材料
【略歴】
1998年よりライオン渇サ学品研究所 導電材/樹脂チームリーダー。2000年よりケッチェン・
ブラック・インターナショナル鰍ヨ出向、研究開発部長。2017年よりライオン・スペシャリ
ティ・ケミカルズ褐、究開発本部に出向、技術コーディネーター。ライオン鞄社以来一貫
して、カーボン系新素材の研究/製造、導電性ペースト/塗料、導電性樹脂複合材料の研究/
製造に従事。2009年より機能性カーボンフィラー研究会 副会長として、各種機能性炭素材料
メーカーやユーザーへの有用情報提供や情報交換促進活動を推進。

第2部 (株)MCエバテック 分析事業部 企画調整室 室長 佐藤 成昭 氏
【専門】
分析化学
【略歴】
1987年三菱油化入社、1999年より三菱化学分析部門における筑波、四日市、横浜の無機分析
グループリーダー、2011年分析物性センター分析物性統括室長、2013年四日市開発研究所分析
物性研究室長。三菱化学では、約29年間、Li2次電池・半導体・触媒・石化・カーボンブラック・
蛍光体等幅広い分野の分析に従事。2016年に(株)MCエバテックへ転籍後、尼崎分析センター長、
東日本中部事業所長、分析事業部企画調整室長で受託分析事業におけるマネジメント、技術営業
等を担当。

■受講対象・レベル:
・導電性カーボンブラック、カーボンナノチューブ、グラフェンなどの炭素材料や樹脂複合材料・
塗料に関する研究・生産技術開発者、企画・営業担当者。これら炭素材料を使用する研究・生産
技術、市場開発業務に携わる方。

■必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

■習得できる知識:
・炭素材料の種類、製法、構造、特徴などの基礎、導電性を効果的に引き出すための手法や分散
 方法などの応用まで幅広い知見が得られます。
・炭素材料に関する分析・評価・試験の幅広い知識が得られ、ご担当の研究開発・品質管理・
 市場開発等の実務に活用可能です。



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第1部 導電性炭素材料の特徴と技術・市場トレンド 10:30〜14:30
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【講座趣旨】
導電性炭素材料とは、樹脂や塗料など絶縁性の材料に導電性を付与する素材です。導電性
炭素材料には、古くから使われる導電性カーボンブラックから近年注目されている最先端の
カーボンナノチューブやグラフェンなど様々な素材が存在します。これらの素材を目的とする
用途に応じて使いこなすことが、特徴あるノウハウや製品を生み出すポイントとなります。
本講では、まず、導電性炭素材料の種類や特徴といった基礎を学びます。更に、これらの
素材の特徴を最大限引き出すための高導電化技術や最適分散手法などの応用について学習
します。導電性炭素材料に関する技術的内容を分かりやすく、かつ詳細に解説します。

1.緒言 情報交流(人脈力)の重要性
  ・企業主体から個人能力への変換
  ・個人の能力とは?
2.導電性炭素材料入門
  2-1 ナノカーボンの種類、製法、構造、特徴
   ・カーボンナノチューブ(単層、多層)
   ・VGCF(気相成長法炭素繊維)
   ・グラフェン(単層、多層)
  2-2 導電性カーボンブラック
   ・導電性カーボンブラックの製法:オイルファーネス法、アセチレンガス分解法
   ・構造、物理化学的性質
   ・一次粒子、アグリゲート、アグロメレート、表面官能基、結晶性
   ・ケッチェンブラック、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック
  2-3 その他の導電性炭素材料
   ・グラファイト、炭素繊維
   ・各種導電性炭素材料の形状
  2-4 ターゲット市場の成長性
   ・導電性フィラーの位置づけ(導電性マップ)
   ・エレクトロニクス、樹脂複合製品分野
   ・パワーソース分野:一次電池、リチウムイオン電池、燃料電池、キャパシタ
3.導電性炭素材料の技術トレンド
  3-1 高導電化技術
   ・導電性測定方法 ・分散状態(凝集塊量)と導電性
   ・樹脂の影響(単一樹脂系、二成分樹脂系)
   ・充填材の影響 ・成形条件の影響
   ・高導電化技術 ・帯電圧半減期低減技術
  3-2 最適分散化技術
   ・分散状態測定方法(水・溶剤中分散状態、樹脂中分散状態)
   ・水系塗料における界面活性剤の選定方法
   ・カーボンの分散状態とリチウムイオン電池性能の関係

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第2部 機能性炭素材料の開発を支援する分析・試験技術 14:40〜16:10
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【講座趣旨】
MCエバテックは分析事業の他、活性炭等の炭素材料の製造・開発も実施しております。
そのようなことから、炭素化学の知見や技術をベースに長年培ってきた分析・評価・試験の
ノウハウや技術でお客様の様々な課題に対応させて頂いております。本講では、機能性炭素
材料の開発に必要と考える@粉体物性評価、A吸着性能評価、B表面分析・形態観察、
C耐久性・機能化を目的とした試験・処理技術についての分析事例を原理・方法の解説を
交えて紹介します。また、「ミクロ細孔測定」、「表面親水性・表面官能基の評価」、
「X線CTによる3次元構造観察」、「多様なガス・蒸気を用いた吸着性能評価」などに
焦点を当てた内容とします。

1.物性評価
  1-1. 粉体物性(粉体抵抗、その他)
  1-2. 細孔物性評価(比表面積、細孔分布、空隙率他)
  1-3. 表面の化学的性質(表面官能基、表面親水性・疎水性、酸化・還元特性)
2.吸着性能評価
  2-1. 吸着評価(等温線、吸着速度等)
  2-2. 実環境に模した評価(静置法、破か曲線)
3.表面分析・形態観察
  3-1. EPMAによる元素分布
  3-2. SEM,TEM,X線CTによる構造評価
  3-3. 加熱ステージ法による顕微鏡観察
4.耐久性・機能化を目的とした試験・処理技術
  4-1. 高温加熱処理
  4-2. 取り扱い困難なガス・薬剤下での耐久性試験
  4-3. 高温高圧下での耐久性試験

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講師2名によるQ&A 16:10〜16:30
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