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衛生製品の市場動向 |
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1節 | 生理処理用品、紙おむつの市場動向 |
1. | 生理処理用品の市場動向 |
1.1 | 生理処理用品の歴史 -月経処理の歴史 -脱脂綿の代用品,「紙綿」の登場 -ナプキンが主流に |
1.2 | 生理処理用品の市場動向 |
2. | 紙おむつの市場動向 |
2.1 | 紙おむつの歴史 |
2.2 | 市場動向 -乳幼児用紙おむつ -大人用紙おむつ -今後の技術的展望 |
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3. | 中国の紙おむつ市場 |
3.1 | 市場動向 |
3.2 | 市場規模 |
4 | 東南アジア全体の市場動向 |
5. | 紙おむつの産業規模確立と紙おむつ月報の開始 |
2節 | 衛生用品とその材料に関する特許出願動向 |
1. | 分析母集団の作成 |
2. | 衛生材料特許の俯瞰解析 |
3. | 「衛生材料」領域の注目キーワード |
4. | 衛生材料における主要プレーヤー |
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衛生製品に使われる不織布の特徴と応用事例 |
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1節 | ポリプロピレンスパンボンド不織布の高機能紙おむつへの応用 |
1. | 紙おむつのマーケット動向 |
1.1 | 国内における紙おむつのマーケット動向 |
1.2 | 海外における紙おむつのマーケット動向 |
2. | 紙おむつの種類と要求性能 |
2.1 | 紙おむつの種類 |
2.2 | 紙おむつの要求性能 -トップシート -サイドギャザー -バックシート |
3. | ポリプロピレンスパンボンド不織布の特徴と応用例 |
3.1 | スパンボンド不織布の特徴 |
3.2 | ポリプロレンを使用したスパンボンド不織布例 -細デニール不織布 -耐水性不織布 -柔軟性不織布 -親水性不織布 -伸縮性不織布 |
2節 | スパンレースの特徴と衛生材料への展開 |
1. | スパンレースの製法 |
2. | スパンレースの生産量 |
2.1 | 日本 |
2.2 | アジア |
2.3 | 世界 |
3. | スパンレースの用途 |
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3.1 | ベビーワイプス -日本市場 -その他 |
3.2 | ウエットワイプス |
3.3 | その他の用途 |
3節 | 極細メルトブローン不織布の開発 |
1. | 極細メルトブローン不織布の開発 |
1.1 | 極細不織布の用途 |
1.2 | メルトブローン装置とは |
1.3 | 課題 |
1.4 | メルトブローン法での繊維極細化の問題点 |
2. | 極細メルトブローン製造装置ディフューザーの開発 |
3. | ディフューザーの効果 |
3.1 | ディフューザー有の条件 |
3.2 | ディフューザー無の条件 |
4節 | キチンナノファイバーの抗菌・抗カビ性と医療、衛生材料への応用 |
1. | カニ殻由来の新素材「キチンナノファイバー」 |
2. | キトサンナノファイバー |
3. | 表面脱アセチル化キチンナノファイバー |
4. | 肌への塗布による効果 |
5. | 服用による腸管の炎症反応の緩和 |
6. | 表面脱アセチル化キチンナノファイバーのダイエット効果 |
7. | 植物に対する免疫機能の活性化 |
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不織布の製造、二次加工技術 |
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1節 | 不織布の製法とその機能性発現方法 |
1. | 不織布の定義 |
2. | 不織布用繊維 |
3. | 不織布製造方法 |
3.1 | ウェブの形成方法 -湿式法 -乾式法 -紡糸直結法(直接法) |
3.2 | ウェブの接着(結合)方法 -化学的接着法 -熱的接着法 -機械的結合法 |
4. | 不織布の機能性発現方法 |
4.1 | 後加工による機能性付与 |
4.2 | 機能性繊維の利用 |
4.3 | 複合化による機能性付与 |
5. | 不織布の用途開発動向 |
2節 | コットン不織布におけるエンボス加工の技術と応用 |
1. | エンボス加工技術の概要 |
2. | エンボス加工の目的 |
2.1 | 機能性の付与 |
2.2 | 意匠性の効果発現 |
3. | エンボスロールの種類と使用方法 |
3.1 | 片面エンボス |
3.2 | 両面エンボス |
3.3 | Tip to Tip |
3.4 | 穴あけエンボス |
4. | エンボスロールの彫刻方法 |
4.1 | ミール彫刻 |
4.2 | 写真彫刻(エッチング) |
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4.3 | 機械彫刻 |
5. | カレンダー技術 |
5.1 | スチール/弾性ロール |
5.2 | スチール/スチール |
5.3 | 高圧カレンダー |
6. | 加熱/冷却ロールの種類 |
6.1 | 誘導発熱ジャケットロール |
6.2 | その他の熱源/熱媒によるヒートロール |
6.3 | ハイブリッドロール |
6.4 | スリーブジャケットロール |
7. | エンボスロールのクラウン(円筒度)について |
8. | コットン製品におけるエンボス(カレンダー含む)技術の活用 |
8.1 | 封入パフの表面材の接着 |
8.2 | サイドシールパフのシール |
8.3 | ローションパック用化粧パフ |
8.4 | 化粧綿の意匠としてのエンボス加工 |
8.5 | 医療用脱脂綿のエンボス加工 |
8.6 | コットンの新素材の開発のためのエンボス技術 |
8.7 | フィルターマテリアルのためのエンボス |
8.8 | コットンの高温高圧処理 |
3節 | ホットメルト接着剤による不織布の貼り合わせ |
1. | 衛生製品 |
2. | 衛材向けホットメルト接着剤 |
3. | 衛材向けホットメルト接着剤に求められる特性 |
3.1 | 基本要求特性 |
3.2 | 更に求められる特性 |
4. | ホットメルト接着剤の塗付技術 |
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繊維の抗菌・抗ウイルス・消臭加工技術と性能評価 |
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1節 | 銀系抗菌・抗ウイルス剤による繊維,不織布の衛生加工への応用 |
1. | 抗菌剤,抗ウイルス剤 |
2. | 銀系無機抗菌剤・抗ウイルス剤の繊維および不織布への加工 |
3. | 抗菌・抗ウイルス性能の評価 |
2節 | ゼオライトの繊維内部への結晶化技術とその消臭、抗菌作用 |
1. | セルガイアパルプの基本特性 |
1.1 | セルガイアパルプの製造方法 |
1.2 | セルガイアパルプへの抗菌性金属イオン担持法 |
2. | セルガイアパルプ含有紙および湿式不織布の機能および用途 |
2.1 | 抗菌性 |
2.2 | ウイルス不活化性 |
2.3 | アレルゲン不活化性 |
2.4 | 消臭性 |
3. | セルガイアパルプおよびその応用製品の今後 |
3.1 | 水溶性放射性物質吸着繊維 |
3節 | タンニン酸のコーティングによる金属への抗菌性付与と医療、衛生分野への応用 |
1. | タンニンの化学構造と機能 |
1.1 | 分類と分布 |
1.2 | 生理活性 |
2. | 部分疎水化タンニン酸 |
2.1 | 合成 |
2.2 | 種々の金属基板に対するコーティング性能 |
2.3 | 部分疎水化タンニン酸の抗菌作用 |
4節 | カテキン誘導体の抗ウイルス性発現メカニズムとその応用 |
1. | 茶カテキン |
2. | 茶カテキンのインフルエンザウイルス感染阻害機構 |
3. | カテキンの抗ウイルス製品への応用における課題 |
4. | 化学安定性と優れた抗ウイルス活性を兼ね揃えるカテキン誘導体の創製 |
5. | カテキン誘導体の抗ウイルス活性、 |
6. | カテキン誘導体の抗ウイルスメカニズム |
7. | カテキン誘導体の抗ウイルス応用 |
8. | EGCGモノエステル誘導体の非膜ウイルスに対する感染阻害活性と応用 |
5節 | 繊維素材への抗ウイルス加工とその衛生製品への応用 |
1. | 抗菌成分Etakの選択 |
1.1 | 構造 |
1.2 | 各種微生物に対する効果(抗微生物スペクトル) |
1.3 | 安全性 |
2. | 抗菌・抗ウイルス機能加工繊維「クレンゼ」について |
2.1 | 繊維への抗菌・抗ウイルス加工 |
2.2 | 洗濯耐久性 |
2.3 | Etakの固定化メカニズム |
2.4 | の蛍光X線分析 |
2.5 | 繊維上の細菌の挙動 |
2.6 | 抗微生物スペクトル |
6節 | ウイルスの固着・不活化技術とその衛生・医療材料への応用 |
1. | 銅化合物の抗ウイルス・抗菌作用 |
1.1 | 抗ウイルス作用 |
1.2 | 抗菌作用 |
2. | 抗ウイルス技術 「Cufitec」 |
2.1 | Cufitec薄膜技術 -ウイルスの固着効果 -ウイルスの不活性化効果 -様々な細菌に対する抗菌効果 |
2.2 | Cufitec薄膜技術の不織布製品展開 |
3. | Cufitecの高分子材料・インキへの展開 |
4. | アルミニウム陽極酸化皮膜の利用 |
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7節 | 固定化抗菌剤の特性、抗菌・抗ウイルス効果と衛生製品への応用 |
1. | 抗菌成分Etakの選択 |
1.1 | 構造 |
1.2 | 各種微生物に対する効果(抗微生物スペクトル) |
1.3 | 安全性 |
2. | 抗菌・抗ウイルス機能加工繊維「クレンゼ」について |
2.1 | 繊維への抗菌・抗ウイルス加工 |
2.2 | 洗濯耐久性 |
2.3 | Etakの固定化メカニズム |
2.4 | 蛍光X線分析 |
2.5 | 繊維上の細菌の挙動 |
2.6 | 抗微生物スペクトル |
8節 | 介護用品や介護器具に求められる消臭性とその付与事例 |
1. | 悪臭 |
2. | 消臭性繊維 |
3. | 消臭抗菌抗アレルギー繊維の介護用品への応用 |
3.1 | 消臭抗菌抗アレルギー繊維の消臭抗菌性評価 |
3.2 | 手の拘縮患者への応用事例 |
3.3 | 導尿バッグカバーへの応用事例 |
9節 | シクロデキストリンによる臭気制御とその応用 |
1. | 臭気制御技術に必要な天然型CD及びその誘導体 |
2. | CD による消臭について |
2.1 | ヨウ素との組み合わせ |
2.2 | カテキン類との組み合わせ |
2.3 | プロピレングリコールとの組み合わせ |
2.4 | 金属フタロシアニンとの組み合わせ |
2.5 | 水との組み合わせ |
2.6 | 香料との組み合わせ |
3. | CD による香りの徐放について |
3.1 | 不織布からの香水の徐放 |
3.2 | 壁塗料からの香りの徐放 |
4. | CD 固着繊維によるにおいのコントロール |
4.1 | CD 固着繊維による消臭 |
4.2 | CD 固着繊維からの香りの徐放 |
4.3 | CD 固着繊維による不安定な活性物質の安定化と徐放 |
4.4 | CD による病気の追跡 |
10節 | 繊維加工繊維製品の微生物試験方法 |
1. | 抗微生物加工製品の性能評価方法 |
2. | 微生物試験について |
2.1 | 細菌を用いた試験 |
2.2 | かびを用いた試験 -JIS L 1921:繊維製品の抗かび性試験(発光測定法) -JIS Z 2911: かび抵抗性試験 繊維製品の試験・湿式法 |
2.3 | ウイルスを用いた試験 -ウイルスについて -抗ウイルス性試験(ISO18184)について -一般社団法人繊維評価技術協議会による抗ウイルス加工マーク認証 |
3. | 今後の展開について |
11節 | 消臭・脱臭製品の性能評価法 |
1. | 一般社団法人繊維評価技術協議会の認証基準に基づく性能評価方法 |
1.1 | サンプリングバッグおよびガス検知管を用いる方法 |
1.2 | 三角フラスコおよびガスクロマトグラフを用いる方法 |
2. | ISO 規格に基づく性能評価方法 |
3. | 芳香消臭脱臭剤協議会の自主基準に基づく性能評価法 |
4. | チャンバーを用いる性能評価方法 |
5. | 連続通気法による性能評価方法 |
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樹脂・繊維の吸水・保水性向上と衛生材料への応用 |
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1節 | 高吸水性樹脂の種類、組成と製造プロセス |
1. | 高吸水性樹脂の開発の歴史 |
2. | 高吸水性樹脂の市場 |
3. | 高吸水性樹脂の定義 |
3.1 | 組成別の分類 |
3.2 | 不溶化方法別の分類 |
3.3 | 親水化方法別の分類 |
3.4 | 製品形態別の分類 |
3.5 | 製造方法別の分類 |
4. | 高吸水性樹脂の特性 |
5. | 吸水原理 |
6. | 高吸水性樹脂の製造方法 |
7. | 高吸水性樹脂の評価方法 |
7.1 | 無荷重下での吸収能力 -遠心脱水法 -ティーバッグ法 -DW(Demand Wettability)法 |
7.2 | 荷重下での吸収能力 |
7.3 | 吸収速度 -Vortex 法 -ロックアップ法 |
8. | 衛生材料に求められる高吸水性樹脂の機能 |
2節 | SAP粒子の製造、粒子径制御と表面改質 |
1. | 高吸水性樹脂(SAP) |
1.1 | 高吸水性樹脂(SAP)とは |
1.2 | SAPに求められる機能 |
1.3 | 高吸水性樹脂の種類 |
1.4 | 高吸水性樹脂の吸水原理 |
1.5 | 対象技術に関する概要 |
2. | 市場環境 |
2.1 | 高吸水性樹脂の市場動向 -世界の高吸水性樹脂の市場規模の推移 -世界における高吸水性樹脂メーカーの販売シェア |
2.2 | 応用産業の市場動向 -高吸水性樹脂の分野・用途別需要構成 -紙おむつの世界市場規模の推移と予測 -地域別の紙おむつ市場規模推移及び予測 |
3. | SAP粒子の表面改質 |
3.1 | 乾式機械的処理 |
3.2 | 表面改質 |
3.3 | 製品の付加価値向上 |
3節 | セルロース系高吸水性樹脂の特性と紙おむつへの応用 |
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1. | 環境調和型高吸水性樹脂 |
1.1 | 分子設計 |
2. | セルロース系高吸水性樹脂 |
2.1 | 環境調和型高吸水性樹脂原料としてのセルロース |
2.2 | セルロースエーテル系高吸水性樹脂 |
2.3 | セルロースエステル系高吸水性樹脂 |
2.4 | その他のセルロース系高吸水性樹脂 |
3. | セルロース系高吸水性樹脂の紙おむつへの応用 |
3.1 | 使用済み紙おむつ処理の現状と課題 |
3.2 | セルロース系高吸水性樹脂の紙おむつへの応用例 |
4節 | 吸水性衛生材料のべたつき感、蒸れ感評価 |
1. | 着装試験(フィールドテスト)によるおりものシートの触感の評価 |
2. | 手触りによるべたつき感の主観評価と着装試験による評価との関係 |
3. | おりものシートの素材特性とべたつき感の評価の関係 |
5節 | 紙おむつ吸収体部の吸水時の風合い変化 |
1. | 物性試験による評価 |
1.1 | 摩擦特性 |
1.2 | 圧縮特性 |
1.3 | 液戻りの評価 |
2. | 官能試験による風合い評価 |
3. | 物性評価と官能評価の相関関係 |
6節 | タオルの吸水性と人間工学的評価 |
1. | 吸水性と“やわらかさ”の評価 |
1.1 | 試料 |
1.2 | “やわらかさ”の指標とする物性とその試験方法 |
1.3 | 吸水性の試験方法 |
1.4 | 洗顔後の水分の拭き取りに関する官能評価 |
1.5 | 人間工学的視点からの吸水性評価実験 |
1.6 | 拭取り評価実験 |
2. | 結果と考察 |
2.1 | 試料の物性 |
2.2 | SD法による評価結果と官能評価項目の相関係数 |
2.3 | “やわらかさ”と吸水性に関わる物性値とSD法評価点 |
2.4 | 人間工学的視点からの吸水性評価結果 |
2.5 | 拭取り評価結果 |
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繊維製品の肌触り、快適性評価 |
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1節 | 繊維製品の「快適性(心地)」の数値化法 |
1. | 人間快適工学とは |
2. | 感性情報とは |
3. | 官能検査を行うには |
3.1 | 官能検査とは |
3.2 | 評価形容語 |
3.3 | 官能検査に用いる手法について |
3.4 | 繊維製品の「快適性」に関する官能検査の手順 |
4. | 背広服上衣の「着心地」を数値化するには |
4.1 | 被験者と試技について |
4.2 | 「着心地」官能検査方法および結果 |
4.3 | 上衣着用時の衣服圧と「着心地」との関係について |
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4.4 | 上衣着用時の筋活動量と「着心地」との関係について |
2節 | 触感の定量評価とその繊維製品開発への応用 |
1. | 触感の物理的解釈のために |
2. | 皮膚/触対象界面での静的相互作用 (界面化学の観点からのアプローチ) |
3. | 皮膚/触対象界面での動的相互作用 (トライボロジーの観点からのアプローチ) |
4. | 繊維の「ちくちく感」に見る皮膚/触対象界面での静的/動的相互作用 |
3節 | 「柔らかさ」の数値化技術とその肌触りのよい繊維開発への応用 |
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オムツの肌触り、漏れにくさ向上に向けた開発、評価事例 |
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1節 | 衛生製品のニーズと求められる素材や機能 |
2節 | 乳幼児用おむつに求められる特性、今後の課題 |
1. | 乳幼児用おむつの現状 |
1.1 | 布おむつについて |
1.2 | 紙おむつについて |
2. | 乳幼児おむつに求められる性能と課題 |
3節 | おむつ中で生じる熱水分移動現象と温熱的快適性向上 |
1. | はじめに |
1.1 | おむつに関する動向 |
1.2 | おむつの温熱的快適性の研究動向 |
1.3 | 本研究の目的 |
2. | 研究方法 |
2.1 | 着装実験 |
2.2 | 模擬皮膚装置による熱水分移動実験 |
3. | 結果と考察 |
3.1 | 被験者実験の結果 -乳児一回の排尿量 -おむつ内温度の経時変化 -おむつ内湿度の経時変化 |
3.2 | 模擬皮膚装置の実験結果 -おむつ内気候 -考察 |
4節 | 紙おむつの液体拡散移動特性と手触り評価 |
1. | 紙おむつの液体拡散移動特性 |
2. | 紙おむつの液体拡散移動特性と手触り評価との関係 |
5節 | 尿モレの発生メカニズムと漏れにくい紙オムツの設計 |
1. | 尿モレ発生のメカニズムの解明 |
1.1 | 解剖学的差違からみたモレのメカニズム |
1.2 | 陰嚢ダム仮説の実証 |
2. | 新しい尿吸収パッドの開発とその評価 |
2.1 | 陰嚢ダム説に基づいた尿吸収パッドの開発 |
2.2 | 開発パッドの尿モレ抑制評価 -CT スキャンによる比較 -臨床調査 |
6節 | 衛生用品装着時の空隙量分布推定 |
1. | 人体模型による空隙量分布の推定 |
1.1 | 基本原理 |
1.2 | 計測用人体模型 |
1.3 | 被服裏面形状の計測 |
1.4 | 適用事例(ナプキン装着時の空隙量分布の推定) -空隙量分布 -吸収の有無による影響 |
2. | 有限要素法による空隙量分布の推定 |
2.1 | 基本原理 -人体モデルへのマッピング -マッピングによる歪みを境界条件とする力学計算 -ギャザーゴムの変位を境界条件とする力学計算 |
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2.2 | 適用事例(おむつ装着時の空隙量分布の推定) -おむつモデル -人体モデル |
2.3 | 解析結果 |
7節 | 紙オムツによる触刺激の定量化 |
1. | 高分子圧電フィルムを用いた触刺激計測用センサ |
2. | ドール型触刺激計測システム |
3. | 歩行動作における触刺激 |
4. | その他の計測事例 |
4.1 | しゃがみ立ち動作における触刺激計測 |
4.2 | 吸水した紙おむつに対する触刺激計測 |
4.3 | ロール型触刺激計測システム |
8節 | 紙おむつ用トップシートの風合い客観評価 |
1. | トップシートの基本風合い用語の定義 |
2. | トップシートの基本風合い客観評価式 |
2.1 | トップシートの基本力学パラメータ |
2.2 | 試料及び主観評価方法 |
2.3 | 基本風合い客観評価式の誘導 |
3. | 基本風合い客観評価式(DPCM-1)の信頼性 |
4. | トップシートの総合風合い客観評価式 |
4.1 | 試料及び布の基本力学特性の測定 |
4.2 | 基本風合いの計算 |
4.3 | トップシートの総合風合いの主観評価 |
4.4 | 総合風合い客観評価式の誘導 |
4.5 | 総合風合い客観評価式(DPCM-2)の信頼性 |
4.6 | 他の方法による総合風合い客観評価式の誘導 |
5. | 客観評価法の応用 |
9節 | おむつ皮膚炎の症状と予防 |
1. | 症状 |
2. | 鑑別診断 |
2.1 | 褥瘡 |
2.2 | カンジダ症 |
2.3 | 陰部ページエット病 |
3. | 治療 |
4. | 予防 |
10節 | 尿発電を用いたおむつ用尿漏れセンサシステムの構造,特徴,応用 |
1. | おむつ一体型尿発電電池 |
2. | 尿発電を用いたおむつ用尿漏れセンサシステムの構成と特徴 |
3. | 試作したおむつ用尿漏れセンサシステム |
4. | 今後の展望 |
11節 | オゾンを活用した新規紙おむつリサイクル技術の開発 |
1. | 研究の背景 |
2. | 紙おむつ中のSAP およびパルプについて |
3. | 紙おむつリサイクルの現状の課題 |
4. | オゾンを活用した紙おむつリサイクル技術について |
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マスクの肌触り向上と捕集性・通気性の両立 |
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1節 | マスクの肌触り向上 |
1. | 肌触りが良いマスク |
1.1 | 肌触りの良いマスクと相関の高い官能ワード |
1.2 | 肌触りの良いマスクと相関の高い物性値 |
2. | 肌触りが良いマスクの開発事例 |
2.1 | 最内層不織布を平滑にして摩擦係数の変動MMD を小さくする試み |
2.2 | マスク全体を柔らかくして曲げ剛性B を小さくする試み |
2節 | マスクのデザインがフィット性に及ぼす影響 |
1. | 家庭用マスクの種類とフィット性能 |
2. | 口当てシートのデザイン提案 |
2.1 | 顔面の形状から得られる口当てシートの解析パターン |
2.2 | 開口状態の口当てシートの解析パターン |
2.3 | 解析パターンの妥当性の評価 |
3節 | マスクのフィッティングテストと密着性評価 |
1. | 測定機器 |
2. | サンプリング方法 |
3. | フィットテストの方法 |
4節 | 化学吸着型消臭不織布マスクの開発 |
1. | 「ケスモンマスク」の構成 |
1.1 | 「ケスモンマスク」の構造 |
1.2 | ケスモン加工フィルターの設計 |
2. | 「ケスモンマスク」の特長 |
2.1 | 消臭性能 |
2.2 | 実使用消臭効果 |
2.3 | 用途例 |
2.4 | その他の性能 |
5節 | エレクトロスピニングPVAナノファイバーの耐水性向上 |
1. | エレクトロスピニングによるPVA ナノファイバーの基本的なつくり方 |
1.1 | PVA の選び方 |
1.2 | エレクトロスピニング装置 |
1.3 | エレクトロスピニングの原理と利点 |
2. | PVA を用いた耐水性ナノファイバーの作製とその応用 |
2.1 | アセタール化 |
2.2 | PVA の高分子量化,高結晶化 |
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2.3 | EVOH(エチレン-PVA ポリマー)の利用 |
2.4 | 接着エマルジョンの利用 |
3. | PE エマルジョンとPVA からなるナノファイバーの利用用途 |
6節 | ナノファイバーを用いた衛生マスクの補集効率と通気性の両立 |
1. | ナノファイバー |
2. | ナノファイバー製造方法 |
3. | ナノファイバーフィルターの微粒子捕集効率及び圧力損失 |
4. | ナノファイバーの衛生マスクへの応用 |
7節 | ナノファイバーを使用した快適マスクの開発 |
1. | ナノフロントについて |
2. | ナノフロントを使用したシートの機能について |
3. | ナノフロント使用不織布を使った快適マスクの開発 |
3.1 | ナノフロント使用マスク用不織布の開発 |
3.2 | ナノフロント使用快適マスクの機能について |
3.3 | ナノフロント使用不織布を用いた快適マスクの展開 |
8節 | 安全性と快適性を両立するマスクの開発事例 |
1. | マスクとは |
1.1 | マスクの歴史 |
1.2 | マスクの定義 |
1.3 | 簡易マスクの分類 |
2. | マスクの基本構成 |
2.1 | 形状 |
2.2 | 素材構成 |
3. | フィルター |
3.1 | マスクに必要なフィルターの性能 |
3.2 | メルトブローン不織布 |
3.3 | フィルターの捕集メカニズム |
3.4 | エレクトレット |
4. | マスクの安全性と快適性 |
4.1 | 安全性 |
4.2 | バリア性の評価方法 |
4.3 | マスクの快適性 |
4.4 | マスク製品の設計 |
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その他の衛生製品の開発と評価事例 |
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1節 | 医療用衛生製品の開発とその評価 |
1. | 医療ガーゼとX 線造影糸入りガーゼ及び脱脂綿について |
1.1 | 医療ガーゼについて |
1.2 | X 線造影糸が入った製品について |
1.3 | その他X 線造影材入り製品について |
2. | キット製品及びその他の製品について |
2.1 | キット製品について |
2.2 | その他製品について |
3. | 滅菌保証について |
3.1 | エチレンオキサイド滅菌について |
3.2 | 経時的エチレンオキサイド残留量について |
2節 | ティッシュペーパーの滑らかさ向上 |
1. | ティシュペーパーの肌触り感の評価(官能評価) |
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2. | KES 法による摩擦係数の変動量(MMD) |
3. | 傾斜法による静摩擦係数 |
3.1 | ティシュペーパーサンプル |
3.2 | 摩擦係数(MIU)測定 |
3.3 | 静摩擦係数測定 |
3.4 | 官能評価 |
3.5 | 試験結果と考察 |
4. | 官能評価値(ティシュペーパーを使用した際の第一印象)と高い相関を示す新規評価法 |
4.1 | ティシュペーパーサンプル |
4.2 | 機械的性質 |
4.3 | 官能試験 |
4.4 | 摩擦試験 |
4.5 | 結果 |
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