【下巻】
 
第1章 各デバイスの放熱設計と放熱技術

 液晶プロジェクタと流体解析技術
1.背景
2.リアプロジェクタTVと強制対流解析
3.熱流体解析におけるファンのモデル化
4.三次元簡易モデルでの検討
4.1三次元簡易モデルの説明
4.2三次元簡易モデルの解析結果
 
5.プロジェクタ用シロッコファンの解析結果
5.1プロジェクタ用シロッコファンモデルの説明
5.2プロジェクタ用シロッコファンモデルの解析結果
5.3解析結果と実験結果の比較
6.リアプロジェクタTVの解析結果
7.まとめ
 

 自動車
[1] エンジンルーム内の熱環境予測
 はじめに
1.自動車の熱害試験
2.熱環境予測手法
2.1数値計算手法
2.2計算モデル
 
2.3境界条件の設定方法
3.熱環境予測評価
3.1日射による影響の比較
3.2エアコンの熱負荷による影響の比較
 おわりに
[2] カーナビゲーションの高性能化・高密度化による熱対策の必要性と放熱技術
〔 熱設計への CFD の効果的な活用 〕
1.はじめに
2.熱移動には基本的に3つの形態がある
3.熱流体解析適用に至る背景
4.最初に相関を検証した事例
5.解析結果の誤差要因
6.相対比較解析活用の効果
7.ファン風量と製品内部温度変化の相関検証事例
8.実開発製品(カーナビ)へのCFD活用事例
 
9.製品の放熱対策には限りがある
10.民生機器と車載機器の違い
11.車両コンソールへのアプローチ
11.1〔実験〕コンソール内対流の影響調査
11.2〔CFD〕簡易コンソールモデルでの解析試行
12.車両のコンソール構造も重要
13.まとめ
 
[3] カーステレオの設計者による熱設計プロセス
 はじめに
1.CAD使用環境
2.熱設計経緯
 
3.設計者がやる事
4.効果
 おわりに
 
[4] 車載用大電流電子機器の熱対策
1.概要
2.電流という観点からみたモータ負荷の特徴
2.1モータ負荷の特徴
2.2入力電圧と巻線印加電圧 必要電流
2.3高温環境時および自己発熱による損失の増加
3.配線用基板・放熱用基板
3.1大電流用基板・放熱用基板
 
3.2配線の許容電流
3.3電流値とロス
4.実際設計にあたっての留意点
4.1ヒートスプレッダ効果とシミュレーション
4.2外部放熱
4.3セラミック基板とアルミダイキャストの熱伝導
4.4信頼性試験
 
[5] 車載用電装部品の熱設計と熱対策事例
 はじめに
1.熱解析手法
1.1解析ツールの構成
1.2形状入力
1.3要素自動分割プログラム
1.4物性値等入力ツール
 
1.5解析結果の例
2.冷却部品の開発事例
2.1マイクロヒートパイプを利用した車載用ヒートシンク
2.2平板状ヒートパイプを利用した車載用ヒートシンク
 
[6] 車載対応光通信デバイスの耐熱性向上
 はじめに
1.MOST対応光ファイバリンクの説明
2.製品概要
3.技術概要
3.1信頼性試験結果
 
3.2高信頼性パッケージ技術
3.3広温度範囲における高速伝送技術
3.3.1送信IC
3.3.2受信IC
 むすび
 

 PC
[1] ノートPCの熱設計と放熱技術
1.ノートPCの熱設計と放熱技術
1.1発熱量の推移
1.2自然空冷の機器
 
1.3強制空冷の機器
1.4ヒートシンクの最適設計
1.5今後の課題
[2] ハイエンドサーバの熱設計、及び冷却要素技術検討
 はじめに
1.ハイエンドサーバ熱設計の概要
1.1熱設計の基本構成
1.1.1CPUパッケージレベルの熱設計
1.1.2システムボードレベルの熱設計
1.1.3筐体システムレベルの熱設計
1.2熱設計の基本方法
2.ハイエンドサーバ熱設計、及び冷却構成の事例
2.1PW2500筐体レベルの冷却構成
2.2PW2500システムボードレベルの冷却構成
 
2.3PW2500 CPUモジュールレベルの冷却構成
2.4PW2500熱設計における熱・流体解析例
3.ハイエンドサーバ熱設計における冷却要素技術の検討
3.1CPUプロセッサの高密度且つ非均一発熱傾向
3.2CPUパッケージ冷却の基本構成
3.3熱接合材料及び関連技術
3.4熱拡散材料及び関連技術
3.5ヒートシンク冷却能力の向上
 おわりに
 

 携帯・モバイル機器
[1] 携帯電話モジュールにおける熱制御
1.携帯電話の市場環境と技術進化の動向
2.携帯電話端末に搭載される発熱素子の熱設計上の課題
3.携帯電話モジュールにおける熱制御
3.1携帯電話用モジュールの温度上昇
3.2温度上昇を小さくする定性的方法,および,温特の厳しい部品との混載対策
 
3.3各種の熱制御手段と携帯電話用モジュールの親和性
3.3.1熱伝導を用いた熱制御
3.3.2放射熱伝達を用いた熱制御
3.3.3対流熱伝達を用いた熱制御
3.3.4吸熱反応を用いた熱制御
[2] 携帯・モバイル電子機器の高密度化に対する熱対策と放熱設計の最適化
1.序論
1.1背景
2.熱・流体問題に対する自然空冷基板の最適設計
2.1緒言
2.2基板構造
2.3数値解析対象
2.4熱・流体問題に対する数値解析の手法
2.5数値解析モデル
2.6検証実験による数値解析精度の検証
2.7基板設計のための各設計値の感度解析
2.7.1発熱量の影響
2.7.2ソルダーレジスト厚
2.7.3最外層銅厚(銅配線層 (L1) の厚みによる比較)
 
2.7.4最外層残銅率
2.7.5最外層から二番目の銅厚(銅配線層 (P1) の厚みによる比較)
2.7.6最外層から二番目の残銅率
2.7.7基板水平方向の長さ
2.8結言
3.自然空冷基板に対する伝熱・対流特性の無次元相関
3.1緒言
3.2次元解析
3.3無次元相関
3.4形状を異とする複数発熱体への応用
3.5結言
[3] 携帯電話における発熱事例・熱対策と今後の動向
1.はじめに
2.発熱事例
2.1携帯電話本体の例
2.2ACアダプタの例
 
3.主な発熱源と低減策
4.発熱に対する指針について
5.おわりに
 

 家電製品
[1] エアコンの冷却技術
1.エアコンの電子部品の冷却の現状
1.1構造
 
1.2性能
2.エアコンの電子部品の冷却の今後
[2] 冷蔵庫の熱・冷却設計
 はじめに
1.家庭用冷蔵庫の熱・冷却設計概論
1.1家庭用冷蔵庫の変遷
1.2家庭用冷蔵庫の基本構成
2.断熱箱体設計
 
2.1高性能真空断熱材と冷蔵庫断熱箱体への適用
3.家庭用冷蔵庫の冷却システム設計
3.1冷蔵庫用冷却器の能力設計
3.2高効率放熱システム
 おわりに
[3] オーディオ機器の設計と熱対策
 はじめに
1.オーディオ機器の形態について
2.オーディオ機器の熱設計に影響を及ぼすファクター
3.オーディオ機器の熱設計の方法
3.1発熱部の冷却方法を決める
3.2発熱自体を抑える(熱効率をあげる)
 
3.2.1電源回路の工夫の例1
3.2.2電源回路の工夫の例2
3.3熱に弱い部品の熱源からの遮断
4.オーディオ機器の熱設計時の注意点
4.1「騒音」、「振動」の低減
4.2待機時消費電力の低減
 おわりに
 

 家電製品
 はじめに
1.電池の発熱因子
2.熱測定
3.各種市販二次電池の定電流充放電時の発熱量
3.1ニッケル・カドミウム電池
 
3.2ニッケル水素電池
3.3鉛蓄電池
3.4リチウムイオン電池
4.リチウムイオン電池の過充電時の発熱量
 おわりに
 

 LED
[1] 熱化学流体シミュレーションによる窒化物半導体成長の解析
 はじめに
1.熱放射と光吸収
1.1石英
1.2温度差と化学反応
2.TMGa/NH3/H2系の化学反応
 
3.GaNのMOVPE成長シミュレーション
3.1成長速度
3.2気相反応
3.3重合反応
 おわりに
[2] LEDバックライトの放熱技術
1.はじめに
2.LEDバックライトの特徴
3.LEDバックライトの技術的課題
3.1量産コスト
3.2特性のばらつき
3.3消費電力
3.4LEDの温度特性
4.放熱システムに要求される仕様
4.1最大放熱能力
 
4.2最大温度分布
5.放熱システム構築の際の留意点
5.1ヒートシンク
5.2ファンモーター
5.3伝熱材・断熱材
5.4温度センサー
5.5ヒートパイプ
6.QUALIA005の放熱システム
[3] セラミックパッケージからみた高出力LEDの放熱設計
1.はじめに
2.LEDチップの熱問題
3.高出力LED用セラミックパッケージについて
3.1パッケージの役割
3.2セラミックパッケージの利点
3.3パッケージ構造
4.LEDランプの放熱設計
 
4.1パッケージや実装基板の役割
4.2LEDチップ接合剤の役割
5.放熱設計の効果
5.1放熱特性について
5.2放熱性評価
5.3光学特性への影響
6.今後の放熱設計とパッケージ構造
[4] 金属リードフレームによるLEDの放熱技術
 はじめに
1.LEDリードフレームの形状と放熱性
2.LEDリードフレームへの異形銅条の適用
 
3.LED用銅条の材質
 おわりに
 

 LSIパッケージの熱設計と熱対策
1.LSIパッケージの熱抵抗
2.LSIパッケージ熱抵抗の熱伝達率による整理
 
3.LSIパッケージの熱抵抗解析
 

 電源系
[1] 電源システム機器の熱対策
 はじめに
1.電源システムを取り巻く環境
2.スイッチング電源の熱設計
2.1発熱源を抑える
2.1.1回路技術
2.1.2部品技術
2.1.3接続技術
2.2放熱対策
2.2.1放熱器(ヒートシンク)
2.2.2冷却ファン
 
2.3断熱対策
2.3.1他の部品からの熱伝導
2.3.2リフロー時の熱伝導
3.熱対策の問題点と今後の課題
3.1熱対策ではなく熱設計へ
3.2標準化の設計思想
3.3新素材、新部品、熱変換技術の新ソリューションへの期待
 まとめ
[2] スイッチング電源の熱設計と放熱性向上
1.パワー向け配線基板の現状
2.リードフレームモジュールの構造と特長
2.1リードフレームモジュールとは
2.2リードフレームモジュールの特長
3.技術的検証
3.1放熱性の検証
3.2熱解析内容
3.2.1解析モデル
3.2.2熱解析結果
3.2.3高放熱伝導性樹脂使用による放熱効果の検証
3.2.4リードフレーム厚みによる放熱効果の検証
3.3絶縁距離の検証
 
3.4信頼性の検証
4.リードフレームモジュールの製造技術
4.1成形性を考えた基板形状
4.1.1バリの低減
4.1.2反り低減の工夫
4.2組立性を考えた基板形状
4.2.1部品の挿入性を考慮した構造面の工夫
5.結論
6.今後の課題・展開
6.1リードフレームモジュール基板のさらなる小型化
6.2放熱構造のさらなる検討
6.3リードフレーム厚み増加による影響確認
[3] 通信用薄型高密度電源の放熱実装
 まえがき
1.電源ユニット
2.電源ユニットの実装設計
3.熱流体シミュレーション
3.1熱流体シミュレーション結果
3.2試作機と熱流体シミュレーションの温度比較
 
3.3試作機のトランスと熱流体シミュレーションのトランス
3.4試作機のトランスと熱流体シミュレーションの温度比較
 まとめ
 

 複写機・プリンタにおけるトナー定着の伝熱理論と解析技術
 はじめに
1.トナー定着プロセス
1.1定着方式
1.2トナーの溶融現象
1.3定着プロセスと熱設計
2.トナー定着の伝熱理論
2.1定着ニップ部での接触状態
2.2熱抵抗の算定
2.2.1熱抵抗のモデル化
 
2.2.2トナー層内部の熱抵抗
2.2.3用紙表面の熱抵抗
2.2.4トナー層表面の熱抵抗
3.数値シミュレーション
3.1基礎式
3.2離散化と境界条件
3.3数値解析による考察
 おわりに
 

 情報記録
[1] 光ピックアップの熱設計と対策
1.光ピックアップの熱設計のコンセプト
2.光ピックアップの基本構成と放熱の実例
 
3.光ピックアップの発熱源
4.光ピックアップの熱対策
[2] HDDの発熱と熱流体解析
1.ハードディスクの発熱に関する課題
2.ハードディスク装置の構造
2.1ハードディスクドライブ
2.2外付けハードディスク装置
3.解析方法
3.1手順
3.2定常状態の定義
3.3解析の定義点
3.4熱物性値
 
4.ハードディスクドライブの解析
4.1熱回路網法による温度解析
4.2熱流体シミュレーションによる速度分布・温度分布解析
4.2.1簡易モデル
4.2.2詳細モデル
5.外付けハードディスク装置の解析
6.解析に用いた計算機資源
7.まとめ
 
終章 特許からみるエレクトロニクス分野の放熱・冷却技術

 特許情報と放熱・冷却技術
(1)特許情報の活用・・・なぜ特許情報なのか
(2)特許情報から技術者が得するために必須なスキル
 
(3)特許情報と放熱・冷却技術
 

 特許情報からみる放熱部品・材料技術
(1)ヒートシンクや放熱フィン【トヨタ自動車、ソニー、三星電機、安川電機】
(2)液冷【東芝、日立製作所】
(3)放熱素材・放熱基板【日立金属、松下電工、日東電工、京セラ】
 
(4)ペルチェ素子【リコー、デンソー、ネクストリーム】
(5)その他のヒートパイプやシート、グリース、コンパウンド【富士通、東レ、ダウコーニング】
 

 特許からみるファンによる空冷技術
(1)ファン【富士通、ソニー】
(2)ファンの組み立て【オリジン電気、奇こう科技 台湾】
(3)ファンによる負の効果と静粛化【船井電機、セイコーエプソン】
 
(4)ファンによる負の効果と防塵【日立製作所、松下電器産業】
(5)風の流れの活用【富士通、松下電器産業】
(6)制御・システム対応【トヨタ自動車、デンソー】
(7)新しい傾向【GE、ICURIE】
 

 特許からみる基板実装・機器筐体実装技術
(1)デバイス、モジュールの回路基板、筐体への実装【日立製作所、富士通、デンソー、東芝、三菱電機、】
(2)筐体内部の風の流れ【日立製作所、アンリツ、東芝】
(3)ラックマウント【三菱電機】
 
(4)高発熱部品の液冷と放熱実装技術【富士通、セイコーインスツル、東芝】
(5)新しい着眼点【トヨタ自動車、デンソー、日本自動車部品総合研究所、ソニー】
 

 まとめ・・・特許情報を使った全体俯瞰のすすめ
 
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