酸化チタン光触媒の高機能化の現状
1.はじめに
2.酸化チタン光触媒の局所構造・電子状態と反応性
2.1.光触媒機能・作用の原理
2.2.光触媒の活性を支配する因子
2.2.1.触媒創製方法とその反応性
2.2.2.化学的組成
2.2.3.硫化物
2.2.4.微粒子径
3.環境浄化のための実用・応用化を目指した光触媒反応
3.1.有害物を含む汚染水の無害化・清浄化
3.2.有害物を含む汚染空気の清浄化
3.2.1.窒素酸化物(NOx)の分解除去
3.2.2.悪臭物質の分解除去・防汚
 
4.酸化チタン光触媒材料の創製
5.太陽光・可視光で作用する酸化チタン光触媒の開発
5.1.酸化チタン光触媒の可視光化
5.2.金属イオン注入による第2世代の酸化チタン光触媒材料の創製
5.2.1.金属イオン注入による可視光化
5.2.2.可視光照射下における光触媒反応
6.新規な手法による高効率な可視光応答型酸化チタン薄膜光触媒の創製
6.1.CVD法
6.2.ゾルゲル法
6.3.骨格に酸化チタン種を含有するゼオライト系光触媒の創製
7.今後の展望
 

 HEATLESS GLASSによる防汚性および分解効果と光触媒の分散媒について
1.アモルファス系光触媒について
2.超撥水性理論
 
3.TiO触媒使用の場合の分散媒とアンダーコートについて
 

 酸化チタンメーカーとしての光触媒
1.酸化チタンについて
2.光触媒の原理
3.光触媒酸化チタンの材料開発
 
4.応用例
5.今後の展開
 

 触媒材料の劣化機構
1.はじめに
2.触媒劣化の各種の要因と内在する非線形現象ならびにその制御
2.1.コークの析出による劣化
2.2.シンタリングによる劣化
2.3.蒸発による劣化
2.4.昇華による劣化
2.5.構造変化による劣化
 
2.6.多元成分触媒における成分の移動による劣化
2.7.結晶面のリアレンジメントによる劣化
2.8.触媒毒物質の吸着や蓄積にともなう劣化
2.9.触媒成分と反応物質との化学反応による劣化
2.10.劣化の防止と再生の課題に対するコンピュータの活用
3.むすび
 

 ゾルゲル法による薄膜光触媒の製造‘ディップコーティングから超臨界ゾルゲル法まで’
1.はじめに
2.技術の求められる背景
3.光触媒技術の概要
3.1.光触媒とは
3.2.5つの機能
3.2.1.水浄化
3.2.2.抗菌
3.2.3.脱臭
3.2.4.窒素酸化物の分解
4.光触媒をどのように使用するか
4.1.分解できるものについて
4.2.接触がない場合
4.3.光がない場合
4.4.光について
5.薄膜光触媒成膜技術の原点
5.1.ゾルゲル法
5.2.ディップコーター
5.2.1.過程
5.2.2.装置
5.3.ルチル型とアナターゼ型の比較
 
6.超臨界ゾルゲル法
6.1.超臨界とは
6.2.気体、液体および超臨界流体の物性
6.3.超臨界(CO)流体の特徴
6.4.二酸化チタンを作る装置
6.5.急速膨張
6.6.光触媒ビーズについて
6.7.セラミックフィルターについて
6.8.セラミックハニカムについて
7.(株)光触媒研究所の概要と紹介
7.1.光触媒テーブルウェア
7.2.イオン量とテトラクロロエチレン量の変化
7.3.光触媒テーブルウェアの効果
7.4.光触媒標準サンプル
7.5.光触媒標準サンプルの価格
7.6.光触媒ゾル−1
7.7.光触媒ゾル−2
7.8.光触媒委託加工
7.9.産学官の研究交流ネットワーク
7.10.ホームページ
 

 光触媒材料の実用化課題とその動向
1.光触媒用酸化チタンとは
1.1.光触媒現象と酸化チタン
1.2.光触媒用酸化チタンの発展の背景
1.3.光触媒の原理
2.光触媒用酸化チタン材料の開発
2.1.酸化チタン系光触媒材料の形態
2.2.光触媒粉体
2.3.光触媒ゾル(分散スラリー)
3.光触媒用酸化チタンの二次加工品の品揃え
 
3.1.ハニカムフィルター(Hシリーズ)
3.2.コーティング剤(ST-Kシリーズ)
3.3.ボール(ST-Bシリーズ),粒状体(ST-Aシリーズ)
4.光触媒の機能と応用例
4.1.発現機能と応用分野
4.2.有害物の酸化・分解
4.3.親水性
4.4.抗菌
5.おわりに
 

 TiO光触媒の高機能化と環境浄化分野への応用
1.はじめに
2.二酸化チタン光触媒の特徴
3.二酸化チタン光触媒の固定化と高機能化
3.1.二酸化チタン固定化法
3.2.二酸化チタン膜状光触媒の作製
3.3.二酸化チタン膜状光触媒の高機能化
3.4.二酸化チタン光触媒の結晶による性能の違い
4.二酸化チタン光触媒の実用化に向けて
4.1.実証試験
4.1.1.装置および測定手順
4.1.2.試験結果
4.2.二酸化チタン光触媒による分解の検討
4.2.1.有機塩素系農薬
4.2.2.有機リン系農薬
4.2.3.カーバメイト系
4.2.4.トリクロロフェノール
 
4.2.5.環境ホルモン
4.3.二酸化チタン光触媒とシリカゲルの複合化
4.3.1.開発の経緯
4.3.2.モデル排液を使用した実験例
4.3.3.二酸化チタン光触媒に可視光を使用した場合
4.4.多孔質膜状光触媒
4.5.二酸化チタン光触媒による水処理
4.6.水浮き光触媒とリサイクル
4.7.二酸化チタン光触媒と環境汚染物質
4.7.1.室内環境汚染物質への適用
4.7.2.大気汚染物質への適用
4.8.二酸化チタンの抗菌性能
4.9.光触媒の繊維への適用
4.10.二酸化チタンとアパタイトの複合化
5.二酸化チタン光触媒の応用
6.まとめ
 
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