ゼロエミッション-提唱から現在まで-
1.ゼロエミッションの現状
1.1.構想提唱の背景
1.2.国連大学ゼロエミッション
2.廃棄物削減・資源循環型技術思想の発展とゼロエミッション
3.日本におけるゼロエミッションの成果
3.1.活動全般
3.1.1.中央官庁・事業団・大学
 
3.1.2.自治体
3.1.3.団体・企業・地域
3.2.企業の動向’経営戦略としてのゼロエミッション
4.持続可能な循環型社会に向けた最近の行政の動き’オランダと日本
4.1.オランダ
4.2.日本
 

 エコセメントの現状(太平洋セメントにおけるゼロエミッション)
1.はじめに
2.基本方針
2.1.理念
2.2.方針
3.セメントによる資源の有効利用
3.1.資源の現状と背景
3.2.セメント産業の役割
4.ばいじん処理方法
4.1.ばいじん処理方法の追加
4.2.厚生大臣告示改正
5.廃棄物の再資源化と有効利用
5.1.廃棄物利用の現状
 
5.2.セメント鉱物の焼成
5.3.廃棄物の再資源化
6.エコセメント
6.1.エコセメントの開発経移と現状
6.2.セメント原料と化学成分
6.3.実証プラントにおけるダイオキシン類
6.4.重金属回収プラントにおける有用金属の再資源化
6.5.エコセメント工場の環境問題
6.6.エコセメント製品の安全性
6.7.エコセメントの品質
7.まとめ
 

 環境負荷低減のための技術開発・家電業界の取り組み
1.家電業界をめぐる状況
1.1.ソニー(株)の環境目標(Green Manegement 2002)
2.製品の環境負荷低減のための業界の取り組み
2.1.製品の長寿命化
2.2.解体性の向上
2.3.部品の再利用と再生材の使用
2.4.素材のリサイクル性向上
2.5.ハロゲンの削減と難燃化技術
2.6.包装技術
 
2.7. 無鉛はんだ
3.ソニー(株)における再資源化の取り組み
3.1.乾電池のフェライトへの再資源化
3.2.CD−Rのリサイクル
3.3.スチレン系樹脂の再資源化
3.3.1.リモネンを用いたEPSのリサイクル
3.3.2.ポリスチレン系樹脂の水処理剤への改質
3.3.3.ABS樹脂の改質による高機能化
4.まとめ
 

 「埋立廃棄物ゼロ工場」への取り組み
1.はじめに
2.組織づくり
2.1.取り組みの方法
2.2.日程計画
2.3.対象物と活動経過
3.ゼロに向けた取り組み
3.1.取り組みの考え方
3.2.従業員の意識改革と分別の徹底
3.3.技術的なアプローチ
3.4.分別技術(床溝清掃かすの分別)
 
3.5.結合体の分別作業
3.6.塗装工程
4.二次商品の開発
5.ゼロミッションの結果
5.1.費用面での収支
5.2.苦労した点について
5.3.良かった点
5.4.現在の取り組み
6.事例のまとめ
7.おわりに
 

 INAXの環境への取り組み‘人と地球を考えたものづくりを目指して’
1.はじめに
2.リサイクルからリサーキュレーションへ
2.1.インプットの低減
2.2.リサーキュレーション
2.3.クローズド生産システム
3.人と地球を考えたものづくり
4.土を活かす(ソイルセラミックス)
4.1.ソイルセラミックス
4.2.高温多湿
4.3.科学的解明
4.4.ソイルセラミックスの製法
4.5.製造エネルギー
4.6.実施例
5.壁呼吸(エコカラット)
5.1.開発の背景
5.2.エコカラットの製法
 
5.3.調湿性
5.4.実施例
5.5.化学物質の吸着・除去
6.その他の土の技術
7.現場でのゼロエミッション
7.1.不良品の状況
7.2.不良品の削減
7.3.現場でのリサイクル
7.4.原料としての製品
7.4.1.不良品の特性
7.4.2.文化の変化
7.4.3.意識の転換
7.4.4.リサイクルネットワーク
7.4.5.最後の厄介もの
8.おわりに
 

 ビール工場におけるゼロエミッションへの取り組み‘循環型社会構築へのステップ’
1.はじめに
2.キリンビール(株)の取り組み姿勢
2.1.背景
2.2.取り組み内容
2.3.システムづくり
2.3.1.理念
2.3.2.システムづくりの歴史
2.3.3.環境保全活動の二つのツール
2.4.システムの基本
2.5.先進的な取り組み
3.ゼロエミッション
4.再資源化率100%
4.1.ステップ
4.2.経緯
4.2.1.分別収集、廃棄物減量の基礎
4.2.2.ISO14001準拠
 
4.2.3.再資源化設備導入
4.2.4.技術開発、用途・研究開発
4.2.5.経営トップダウン
4.2.6.ゼロエミッションへの最後の詰め
4.2.7.ISO14001取得
5.環境マネジメントのほかの成果
5.1.軽量リターナブルびん
5.2.アルミ缶の軽量化
5.3.着色ガラスびんの技術開発
5.4.プラスチックパレット&PETボトル
5.5.生もの
5.6.水への取り組み
5.7.コーティング剤の開発
6.環境会計
7.おわりに
 

 藤沢エコインダストリアルパーク計画
1.エコインダストリアルパークとは
2.藤沢エコインダストリアルパークの概要
2.1.規模
2.2.計画内容
2.3.情報系
3.藤沢エコインダストリアルパークの循環系
3.1.水の循環
3.2.電源
 
3.3.熱源
3.4.ごみ処理
4.藤沢エコインダストリアルパークの工期
5.ビオトープ
6.環境共生
7.まとめ
8.おわりに
 

 レンズ付きフィルム「写ルンです」の循環生産システムと循環型製品設計
1.はじめに
2.循環型の商品「写ルンです」
2.1.「写ルンです」リサイクルの歴史
2.2.循環型商品「写ルンです」はどういうものか
2.3.「写ルンです」の循環生産
2.3.1.「写ルンです」は写ルンですへ‘クローズドループリサイクルシステム’
2.3.2.設計から始まるリサイクル
2.3.3.リサイクルの自動化
3.循環生産工場と工程技術
3.1.システム構成
3.2.工程技術
3.2.1.仕分け工程
3.2.2.分解工程
 
3.2.3.ストロボ・レンズ・洗浄・検査工程
3.2.4.樹脂再生工程
3.2.5.再生樹脂工程フロー
3.3.循環生産の管理・運用
3.4.リユース・リサイクル工程における品質保証システム
4.循環型商品設計
4.1.省資源・リユース設計
4.2.自動化対応設計
4.3.リサイクル設計と商品化
4.4.ライフサイクルアセスメントによる環境負荷評価
5.今後の課題
6.おわりに
 

 ゼロエミッションの今後の展望
1.ゼロエミッション社会への実現に向けて
1.1.資源循環型社会の実現
1.2.持続可能な発展
1.3.アジェンダ21
1.4.ゼロエミッションを実現するには
2.企業活力をいかに高めるか
2.1.技術力の向上と産業クラスター
2.2.企業戦略としての環境倫理
2.3.地域・自治体・市民との共生
 
3.ゼロエミッションを可能にする産業クラスター
3.1.カルンボー工業団地
3.2.日本企業のゼロエミッションへの取り組み
4.ゼロエミッションの今後の展望
4.1.ゼロエミッションから21世紀型のニュービジネス
4.2.接続可能なネットワーク形成について
4.3.エコ・タウン、ネオ・コンビナート
4.4.まとめ
 
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