第1編 土壌・地下水汚染対策の現状と動向
1なぜ今土壌汚染なのか
2土壌・地下水汚染の特徴
3土壌・地下水汚染の現状
 
4土壌・地下水汚染修復に用いられている技術
5土壌汚染対策の新たな展開
 
第2編 土壌・地下水汚染の調査から修復への流れ

 土壌・地下水汚染の調査・分析技術動向
 
1土壌・地下水汚染の調査の動向
2土壌汚染状況調査の概要
3物理探査とボーリング調査
 
4土壌汚染状況調査のための簡易分析
5汚染原因を解明するための分析技術
 

 土壌汚染の調査から修復対策へのソリューション
 
1土壌汚染の調査・対策の契機
2土壌汚染の調査から修復対策への流れ
 
3土壌汚染調査の内容
 
第3編 土壌・地下水汚染の浄化技術

 生物化学的浄化方法による浄化技術
 
1はじめに
2バイオレメディエーション技術の現状
3微生物によるバイオレメディエーション利用指針(ガイドライン)
 
4今後の課題
 

 VOC
 
1 複合微生物系によるバイオオーグメンテーション浄化技術
1はじめに
2Dehalococcoides属細菌について
3欧米のバイオオーグメンテーション技術
 
4当社技術について
5おわりに
 
2 注水バイオスパージング工法によるベンゼンの浄化技術
1はじめに
2注水バイオスパージング工法の概要
 
3注水バイオスパージング工法による浄化工事例
4まとめ
 
3 HRC工法による微生物促進浄化技術
1はじめに
2土壌・地下水中微生物の挙動
 
3HRC工法
4まとめ
 
4 EDC工法による高濃度VOC汚染の浄化例
1はじめに
2EDC工法の概要
3浄化メカニズム
 
4EDC工法による浄化の特長
5高濃度VOC汚染サイトでの浄化修復の実証例
6おわりに
 

 重金属
 
1 原位置土着微生物によるシアン汚染修復技術
1シアン分解能のある土着微生物の活性化
2バイオ修復成否の鍵を握る事前評価の信頼性
 
3現地適用事例
4おわりに
 
2 ファイトレメディエーションによる砒素汚染土壌の浄化技術
1日本の砒素汚染の実態とファイトレメディエーションの適用可能性
2砒素高集積植物としてのモエジマシダ
3室内試験による砒素吸収能力の評価
 
4植物への適用可能性評価のための土壌分析
5実サイトへの適用
6課題と展望
 
3 化学的洗浄法やファイトレメディエーションによるカドミウム汚染土壌の浄化技術
1カドミウム汚染に関する経緯
2カドミウム汚染土壌の浄化技術
 
3おわりに
 
4 微生物による有機ふっ素化合物の分解
1はじめに
2含ふっ素有機化合物の分解例
3C―F結合分解菌のスクリーニング
 
4C―F結合分解菌の代謝解析
5C―F結合分解菌の同定
6おわりに
 

 ダイオキシン類
 
1 複合微生物群集によるダイオキシンの分解除去技術
1はじめに
2ダイオキシンの微生物分解機構
3なぜ複合微生物群集か
 
4脱ハロ呼吸細菌
5複合微生物群集を利用したダイオキシンの除去
6おわりに
 
2 スーパー細菌の創成とダイオキシン分解の高効率化技術
1はじめに
2Sphingomonas属細菌
3超チャネル
 
4超チャネルの分子移植
5おわりに
 
3 複合細菌による難分解性農薬の分解・無機化技術の開発と汚染現場への適用
 ―複合汚染環境の原位置バイオレメディエーションを目指して―
1はじめに
2塩素化トリアジン分解細菌群CD7の特徴
3有機塩素系農薬分解細菌群PD3と新規分解菌PD653株の特徴
4分解菌集積木質炭化素材
 
5CD7集積木質炭化素材を用いたシマジン汚染現場の原位置バイオレメディエーション
6新規複合系による塩素化およびメチルチオ化トリアジンの同時完全分解
7今後の展開
 

 油
 
1 原位置バイオレメディエーション工法による油汚染土壌・地下水の浄化技術
1はじめに
2バイオレメディエーション
3事例紹介
 
4浄化効率の検討
5安全性の確認
6おわりに
 
2 ファイトレメディエーションによる油汚染土壌浄化技術
1ファイトレメディエーションによる油汚染土壌浄化の原理
2研究の歴史
 
3植物による浄化促進の事例
4今後の展望
 
3 複合微生物製剤「オッペンハイマー・フ ォーミュラ」による油汚染土壌・地下水浄化技術
1油―複合なる汚染物質―
2複合微生物が可能にする複合汚染対策―新しいバイオレメディエーション―
3複合微生物製剤「オッペンハイマー・フォーミュラ」―効果と安全性―
 
4適合性試験
5まとめ
 
4 微生物量調整・維持による石油汚染土壌の高効率浄化技術
1はじめに
2石油汚染土壌のバイオレメディエーションの現状と課題
3石油に含まれる難分解性成分を分解する微生物の分離と特徴
 
4環境定量技術を用いた石油汚染土壌の浄化
5微生物量調整・維持による石油汚染土壌の高効率浄化技術
6おわりに
 

 物理化学的浄化方法による浄化技術
 
1第一種特定有害物質(揮発性有機化合物)汚染の物理化学的対策手法
2第二種特定有害物質(重金属等)汚染の物理化学的対策手法
 
3第三種特定有害物質(農薬等)・ダイオキシン類汚染の物理化学的対策手法
4油汚染の対策
5対策手法を選定する場合に大切なこと
 

 VOC
 
1 ウォータージェットを用いた土壌汚染浄化技術「エンバイロジェット工法」
1エンバイロジェット工法とは
2ジェットリプレイス工法
 
3ジェットブレンド工法
4おわりに
 
2 鉄粉法によるCVOC汚染土壌の浄化技術
1はじめに
2鉄粉によるCVOCの分解とその速度について
 
3鉄粉によるCVOCの分解経路
4土壌浄化への適用
 
3 透過反応壁(PRB)による汚染地下水の浄化
1PRB法
2浄化材の種類
3対象汚染物質
4PRBの形状
 
5PRBの設計方法
6PRBの施工方法
7長期的な耐久性
8おわりに
 

 重金属
 
1 土壌洗浄法による汚染土壌分離浄化技術
1はじめに
2重金属汚染土壌洗浄技術の現状と課題
3汚染土壌診断技術
4汚染土壌洗浄技術
 
5定置型洗浄とオンサイト洗浄
6実施例
7まとめ
8おわりに
 
2 マグネシウム系固化材による汚染土壌の固化・不溶化技術
1はじめに
2マグネシウム系固化材の特徴
3室内試験結果
 
4ふっ素汚染土壌の実処理事例
5おわりに
 
3 電解還元法による汚染土壌浄化技術
1はじめに
2電解還元法の原理説明
3ラボ試験結果
 
4具体的な浄化システムの紹介
5工法の特徴
6まとめ
 
4 リン酸カルシウム除去剤によるふっ素汚染土壌浄化技術
1はじめに
2リン酸カルシウムを用いたふっ素化合物の不溶化
3DCPDを用いた土壌中ふっ素化合物の固定反応
 
4ふっ素汚染土壌処理試験
5おわりに
 
5 表面粉砕による射撃場鉛汚染土壌浄化処理
1はじめに
2鉛汚染土壌試料および実験方法の概要
3インテンシブミキサーの操作条件と表面粉砕
 
4汚染形態と表面粉砕
5おわりに
 

 ダイオキシン類
 
1 ジオスチーム法によるPCB汚染土壌の浄化技術
1はじめに
2ジオスチーム法の概要
3対象汚染物質と適用範囲
 
4保有設備および実用規模の実証試験
5ジオスチーム法による汚染土壌浄化事業
6まとめ
 
2 ダイオ・スイーパーによるPCB汚染土壌の浄化
1はじめに
2ダイオ・スイーパーの特徴
3技術の概要
 
4PCB汚染土壌浄化実験事例
5おわりに
 
3 還元加熱法+金属ナトリウム分散体法「RH―SPプロセス」による汚染土壌浄化技術
1RH―SPプロセスの技術概要
2RH―SPプロセスのフロー
3RH―SPプロセスによるPCB、ダイオキシン類の無害化原理
 
4RH―SPプロセスの特長
5PCBやダイオキシン類の汚染土壌等の浄化事例
6処理土の再利用
 
4 溶剤抽出法によるPCB汚染土壌浄化技術
1はじめに
2溶剤抽出システムの概要
3オンサイトPCB汚染土壌浄化実証試験
 
4東京都大田区ダイオキシン類汚染土壌浄化工事
5おわりに
 

 油
 
1 気泡連行法による油汚染土壌浄化技術
1はじめに
2汚染物質としての油とは
3気泡連行法の原理と洗浄効果
 
4汚染サイトにおける気泡連行法による浄化
5おわりに
 
2 プロパゲーション工法による油汚染土壌の浄化技術
1はじめに
2プロパゲーション工法と化学酸化剤の選択
 
3原位置浄化の進め方
4環境や埋設配管への配慮
 
3 微細気泡混合水の原位置注入による油汚染土壌の浄化促進効果について
1はじめに
2微細気泡を用いた油汚染土壌の浄化原理
3基礎試験―微細気泡混合水による鉱物油の回収効果確認―
 
4実証試験―微細気泡混合水による原位置実証試験―
5まとめと今後の展望
 
4 植物油を用いた機械油汚染土壌浄化技術
1植物油を用いた機械油汚染土壌浄化技術の原理
2重力浸透のみによる浄化
3圧入・真空吸引による浄化
 
4矢板を併用したオーバーフローによる浄化
5土壌の掘削洗浄
6まとめ
 
第4編 土壌・地下水汚染のリスク管理と課題

 ブラウンフィールド問題と地域社会・経済への影響
 
1はじめに
2ブラウンフィールドとは何か
3ブラウンフィールドの発生原因を探る
4アメリカの土壌汚染・ブラウンフィールド問題の変遷
 
5ブラウンフィールドが及ぼす影響
6日本におけるブラウンフィールドの現状と将来の動向
7おわりに―ブラウンフィールドの発生防止に向けて―
 

 土壌・地下水汚染リスク評価システム「KT―RISK」の開発とシステム
 
1KT―RISKの開発
2KT―RISKの概要
 
3KT―RISKの活用場面
 

 地圏環境リスク評価システム「GERAS」の開発と適用
 
1はじめに
2地圏環境リスク評価システム「GERAS」
 
3GERASによる有害化学物質の評価例
4おわりに
 

 GISによる土壌汚染リスク管理システム
―土壌・地下水汚染の調査・分析への地図情報システムの利用手法―
 
1はじめに
2地図情報データベースのアウトライン
 
3土壌汚染ポテンシャルマップの有効性の検証
4おわりに
 
第5編 土壌・地下水汚染への事業対策

 土壌汚染対策事業のビジネスモデル創造
 
1ビジネスモデル構築の意義
2機能組み合わせエンジニアリング
3オンサイト/オフサイト処理方式
4オンサイト処理方式
 
5オフサイト処理方式
6オンサイト・オフサイト複合原型ビジネスモデル
7ビジネスモデルのあり方
 

 土壌汚染対策事業の低コスト・低負荷へのアプローチ
 
1求められる土壌汚染対策事業における低コスト・低負荷技術
2土壌汚染処理技術の低コスト化に向けた取り組み
 
3土壌汚染調査の低コスト化に向けた取り組み
4低コスト化・低負荷化に向けた今後の課題と対応
 

 土壌汚染土地再生ファンド「エコランド・ファンド」
 
1はじめに
2ファンド立ち上げの背景
3エコランド・ファンドの仕組みと運営方法
4ファンドが目指すもの
5ファンドの利用が見込まれるケース
 
6ファンドの果たす役割(取れるリスク・取らないリスク)
7エコランド・ファンドの意義
8今後の方向とエコランド・ファンドの展開
 
Copyright (C) 2008 NTS Inc. All right reserved.