◆序文
 

 ポリマー1分子の直視:π共役高分子1本の構造と機能のイメージング
1.はじめに
2.ポリマー1分子の構造をみる
2.1π共役高分子の右巻き二重らせん構造
2.2基板上でのポリマー1分子の構造
 
2.3ポリマー1分子の導電性を観測
3.ポリマー1分子の光機能をみる
4.ポリマー1分子の構造と機能を同時にみる
5.ポリマー一本鎖のナノ運動をみる
 

 高分子鎖1本の粘弾性
1.はじめに
2.ナノとAFM
3.ナノレオロジーAFM
4.高分子鎖1本へのアプローチ
4.1高分子一本鎖のエントロピー弾性
 
4.2AFMによる高分子一本鎖の測定
4.3ばね定数、周波数応答の測定
4.4振幅と位相差の測定
5.イメージングで得られるもの ―ナノとメガをつなぐために―
 

 MALDI―TOFMSを主体とした高分子の微細構造解析
1.はじめに
2.MALDI ―TOFMSの原理と特徴
2.1MALDI ―TOFMSの原理
2.2MALDI ―TOFMSで何がわかるのか
3.末端水酸基変性ポリマーの副生成物分析
3.1研究の目的
3.2試料と測定方法
3.3測定例
3.4結論
4.ポリカーボネートの劣化構造解析
 
4.1使用したポリカーボネート
4.2ポリカーボネートの熱劣化
4.3GPC分取とMALDI ―TOFMSによる熱劣化の解析
4.4結論
5.ポリオレフィンのMALDI ―TOFMS分析
5.1これまでの研究
5.2ポリマー末端へのスルホン基の導入
5.3結論
5.4標準ポリマーのクロスチェックへ
6.まとめ
 

 分子シミュレーションでみる高分子鎖の熱運動
1.はじめに
2.ポリマー材料設計におけるコンピュータの使われ方
2.1ポリマー材料設計シミュレーションの歴史
2.21本の分子のシミュレーション
2.3メソ計算について
3.分子シミュレーションの概要
4.1本の高分子鎖の熱運動自由高分子鎖の熱運動
 
4.1高分子鎖1本の動き
4.2ランダムコイルはどうしてできるか
4.3高分子鎖1本のガラス転移点のシミュレーション
5.1本の高分子鎖の熱運動/高分子鎖の弾性(ゴム弾性)
5.1架橋点間の分子の挙動
5.2分子レベルで高分子鎖の弾性を計算
 

 導電性高分子および極性高分子鎖1本の単離と物性評価
1.はじめに
1.1導電性高分子一本鎖の物性評価
1.2高分子鎖1本の単離/シクロデキストリンの利用
2.剛直な主鎖構造からなるπ共役高分子あるいは導電性高分子の単離と物性評価
2.1ポリチオフェン鎖の単離と物性評価
2.2ポリ3 ―メチルチオフェンの単離と物性評価
2.3ポリピリジンの単離と物性評価
2.4その他のπ共役高分子の単離
 
3.π共役高分子鎖1本の単離に相当するπ共役組織体の構築
4.結晶格子間への包接現象を利用した導電性高分子鎖1本の単離と物性
4.1ポリアニリンを取り込んだ包接組織体
4.2ポリヘキシルチオフェンを取り込んだ包接組織体
4.3ナノ空間中での重合による一本鎖
5.極性基を含む高分子鎖の独立化と熱物性評価
 

 半導体高分子単一鎖のサイエンスとナノテクノロジー
1.はじめに
2.ポリシランはどのような物質か
3.高分子単一鎖の基板上への固定
4.AFMによる表面観察
4.1表面の密度を変える
4.2ポリシランの側鎖を変える
4.3密度を変えることによる新しい構造
 
4.4表面に選択的に高分子鎖をつける
4.5エレクトロニクスへの応用の可能性 ―電極材料への接続
5.高分子鎖1本が動く
6.高分子鎖を動かす
7.単一鎖エレクトロニクスへ向けた試み
8.まとめ
 
 
◆索引
◆プロフィール
 
Copyright (C) 2005 NTS Inc. All right reserved.