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序論 繊維の高性能化・高機能化からインテリジェント化時代を迎えて─1 ─スマートテキスタイル黎明期─ 鞠谷 雄士 |
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1. | はじめに |
2. | インテリジェント化へ向けての世界の研究活動 |
3. | インテリジェント化へ向けての基盤技術 |
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4. | 夢のスマートテキスタイル─情報化時代の究極技術 |
5. | おわりに |
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繊維の高性能化・高機能化からインテリジェント化時代を迎えて─2 ─繊維産業におけるイノベーションの潮流─ 平坂 雅男 |
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第1編 繊維の機能化・環境適合化 |
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温 度 |
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第1節 | テキスタイルにおける温度制御機能 安田 温 |
1. | はじめに |
2. | 保温性試験(JIS,KES,サーマルマネキン) |
3. | 吸湿発熱性試験 |
4. | 接触冷温感試験 |
5. | 遮熱性試験 |
6. | 熱抵抗,透湿抵抗 |
7. | おわりに |
第2節 | 温度調整テキスタイル 平坂 雅男 |
1. | はじめに |
2. | PCM の繊維への利用 |
第3節 | 機能性保温繊維(遠赤外線,蓄熱,吸湿発熱) 平坂 雅男 |
1. | はじめに |
2. | 遠赤外線放射繊維 |
3. | 蓄熱繊維 |
4. | 吸湿発熱性繊維 |
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第4節 | 遠赤外線放射保温素材「サーモトロンラジポカ®」 八木 優子 |
1. | はじめに |
2. | 「サーモトロン®」とは |
3. | 「サーモトロン®」からの進化 |
4. | 「サーモトロンラジポカ®」とは |
5. | 最後に |
第5節 | 涼しい素材 四衢 晋 |
1. | はじめに |
2. | 接触冷感とは |
3. | 熱伝導率 |
4. | “ソフィスタ®” |
5. | 接触冷感加工 |
6. | スポーツ用途 |
7. | 熱線遮蔽 |
8. | 通気性 |
9. | 最後に |
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水分特性 |
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第1節 | 繊維の吸湿と特性 安田 温 |
1. | はじめに |
2. | 吸水速乾性試験 |
3. | 透湿性 |
4. | 防水性 |
5. | おわりに |
第2節 | 超撥水加工 木暮 保夫 |
1. | はじめに |
2. | 撥水加工原理 |
3. | 撥水加工 |
4. | 超撥水加工 |
5. | おわりに |
第3節 | 高密度トリコット生地とナノファイバー不織布をラミネートした伸縮透湿防水生地坂下 剛/渡邊 圭 |
1. | 緒 言 |
2. | ナノファイバー不織布 |
3. | エレクトロスピニング法(Electrospinning:ES) |
4. | ナノファイバー不織布の作製 |
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5. | ナノファイバー不織布およびその積層品の力学特性 |
6. | 3層生地の構造と性能 |
7. | 防水性,通気性および透湿性評価 |
8. | 結 言 |
第4節 | 防水透湿素材の開発と起源と現状 松生 良/春田 勝 |
1. | はじめに |
2. | 防水透湿機能の起源 |
3. | 防水透湿機能の基本原理 |
4. | 無孔膜の透湿原理 |
5. | オイルコンタミネーション |
6. | 防水透湿加工品の種類 |
7. | 透湿性能の基準化 |
第5節 | 吸汗・速乾素材 四衢 晋 |
1. | はじめに |
2. | 吸汗・速乾性とは |
3. | 吸汗・速乾構造体 |
4. | 最後に |
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抗菌性 |
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第1節 | 機能加工と評価試験方法の経緯 須曽 紀光 |
1. | 緒 言 |
2. | 抗菌防臭加工の誕生と繊維業界の対応 |
3. | 機能加工の発展 |
4. | 抗ウイルス加工マークの発足 |
5. | 機能性試験方法の統一 |
6. | SEKマーク認証制度 |
7. | 機能性加工の安全性 |
8. | 終わりに |
第2節 | 抗ウイルス機能 中山 鶴雄/藤森 良枝 |
1. | はじめに |
2. | ウイルスとは |
3. | 抗ウイルス剤 |
4. | 抗ウイルス加工:Cufitec®(キュフィテック) |
第3節 | 銀イオン繊維のメカニズムと効果(抗菌・防臭) 奥田 宣政 |
1. | はじめに |
2. | 銀イオン繊維の特徴 |
3. | 銀イオン繊維の消臭効果 |
第4節 | 抗菌防臭・制菌素材 小寺 芳伸 |
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1. | はじめに |
2. | 当社抗菌繊維の開発経緯 |
3. | 当社の抗菌アクリル繊維 |
第5節 | 防虫機能を衣料に付与する技術の開発 平岡 浩佑 |
1. | はじめに |
2. | 防虫剤 |
3. | 衣 料 |
4. | 効力試験方法 |
5. | 防虫衣料 |
6. | まとめ |
第6節 | ヒョウヒダニ類と繊維製品の防ダニ性能試験 幸形 聡 |
1. | はじめに |
2. | ヒョウヒダニ類(チリダニ科)の形態と生活史 |
3. | 繊維製品の防ダニ性能試験方法JIS L 1920(以下,JIS と略記)の概要 |
4. | 通過防止試験 |
5. | 防ダニ性能試験の問題点と展望 |
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防汚・肌触り |
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第1節 | 防汚技術と加工 上甲 恭平 |
1. | はじめに |
2. | 望まれる防汚性とは |
3. | 防汚加工 |
第2節 | ユニチカトレーディング鰍フ帯電防止性素材 西山 武史 |
1. | はじめに |
2. | ユニチカトレーディング鰍フ帯電防止性素材 |
3. | 最後に |
第3節 | 難燃繊維と評価技術 中野 紀穂/岩下 憲二 |
1. | はじめに |
2. | 代表的な難燃繊維 |
3. | 消防防火服の積層構造 |
4. | 消防防火服の評価 |
第4節 | 吸水・撥油 重村 幸弘/長尾 英治 |
1. | はじめに |
2. | これまでの技術 |
3. | 吸水・撥油について |
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第5節 | 密度が異なる極細繊維のしっとり感 末弘 由佳理 |
1. | 布のしっとり感 |
2. | 編物のしっとり感 |
第6節 | 潜在捲縮型ストレッチ糸「Z─10」 中川 皓介 |
1. | はじめに |
2. | 開発経緯 |
3. | 「Z─10」フィラメント糸の特徴 |
4. | 「Z─10」織編物の特徴 |
5. | 「Z─10」シリーズ |
6. | おわりに |
第7節 | 抗化学繊維アレルギー水谷 千代美 |
1. | はじめに |
2. | 皮膚障害の原因究明 |
3. | 皮膚疾患者の着衣の選択方法とポリエステル繊維の加工 |
4. | 弱酸性ポリエステル |
5. | まとめ |
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第2編 革新的技術による繊維の環境調和機能の付加 |
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バイオテクノロジー技術 |
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第1節 | バイオテクノロジーと合成繊維 平坂 雅男 |
1. | はじめに |
2. | 微生物発酵生産 |
3. | 乳酸発酵とポリ乳酸 |
4. | 汎用ポリエステル繊維 |
5. | スパイダーシルク |
第2節 | ポリ乳酸繊維の過去・現在・未来 岡本 昌司 |
1. | 緒 言 |
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2. | PLA繊維の特徴 |
3. | PLA繊維の応用(過去〜現在) |
4. | PLA繊維の未来 |
第3節 | ナイロン56 繊維 林 剛史 |
1. | はじめに |
2. | ナイロン56 の構成 |
3. | ペンタン─1,5─ジアミンの合成 |
4. | ナイロン56 繊維の特徴 |
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動物系 |
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第1節 | 遺伝子組換えカイコによる絹(シルク)の高機能化 瀬筒 秀樹 |
1. | はじめに |
2. | 絹(シルク)とは |
3. | 遺伝子組換えによるシルクの改変技術の開発 |
4. | 遺伝子組換えカイコによる様々な高機能シルクの開発 |
5. | 遺伝子組換えシルクの生産体制の構築 |
6. | おわりに |
第2節 | クモの糸 大ア 茂芳 |
1. | なぜクモの糸なのか? |
2. | クモの糸の物理化学的性質 |
3. | クモの糸の構造と弾性率 |
4. | クモの糸は紫外線に強い! |
5. | クモの糸の量産化に向けて |
6. | 終わりに |
第3節 | キチンナノファイバー 伊福 伸介 |
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1. | はじめに |
2. | カニ殻由来の新素材「キチンナノファイバー」 |
3. | キチンナノファイバーの機能の探索 |
4. | おわりに |
第4節 | 微生物産生ポリエステルの高強度繊維化 加部 泰三/田中 稔久/岩田 忠久 |
1. | 環境調和型プラスチックと微生物産生ポリエステル |
2. | PHA の熱的性質 |
3. | 超高分子量P(3HB)からの高強度繊維 |
4. | P(3HB)における高強度化の原因とβ 構造の発現 |
5. | P(3HB-co-3HV)およびP(3HB-co-3HH)からの高強度繊維 |
6. | P(3HB)繊維の生分解性 |
7. | おわりに |
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植物系 |
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第1節 | セルロースナノファイバー 近藤 哲男 |
1. | はじめに |
2. | 古くてあたらしい「セルロースナノファイバー」 |
3. | ナノセルロースはどのようにつくられるのか? |
4. | セルロースナノファイバーの製法と化学的特徴の相関 |
5. | セルロースナノファイバーに関する世界的研究動向 |
6. | 応用の広がり |
第2節 | 再生セルロース繊維 木村 睦 |
1. | はじめに |
2. | 海水淡水化 |
3. | 逆浸透膜にもとめられる性能 |
4. | 再生セルロースを用いた水処理膜用部材 |
第3節 | ウォータージェット法によるバイオマスのナノファイバー化 小倉 孝太 |
1. | はじめに |
2. | ウォータージェット法を応用したCNF の製造 |
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3. | ウォータージェット法で製造したCNF の特長 |
4. | 化学処理後の機械解繊処理 |
5. | CNF の応用事例 |
6. | おわりに |
第4節 | PET 青山 雅俊/田中 陽一郎 |
1. | はじめに |
2. | PETの合成法 |
3. | バイオベースPET |
4. | PET以外のバイオベースポリエステル |
第5節 | 天然繊維強化型プラスチック 大島 一史 |
1. | 緒 言 |
2. | バイオコンポジットの市場実態 |
3. | 天然繊維強化型プラスチック |
4. | 環境負荷,及び製造コストから見る実現可能性−放置竹林由来竹繊維の場合 |
5. | 望ましい材料設計の方向とは |
6. | 結 語 |
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バイオミメティクス化による超機能繊維の開発 |
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第1節 | 生物の機能 針山 孝彦 |
1. | 生物の多様性 |
2. | バイオミメティクス |
3. | クチクラ表面構造の多機能性−昆虫がもつナノパイル構造を例として |
4. | クチクラ内部を少し変えることで色を創出−昆虫の表層の内部構造を例として |
5. | 生物表面構造の多機能性を発現する構造−生物の厳密ではない構造がもつ緻密な機能 |
第2節 | タンパク質からなる生物繊維 大川 浩作/野村 隆臣 |
1. | はじめに |
2. | ヒゲナガカワトビケラ(Stenopsyche marmorata)幼虫 |
3. | トビケラ類に関する研究課題の経時推移 |
4. | S.marmorataシルク形成機構の特徴 |
5. | カルシウムイオン媒介型シルク繊維形成機構の応用指針 |
6. | S.marmorata絹糸腺抽出物を原料とするナノファイバー不織布 |
7. | S.marmorataシルクタンパク質の応用と今後の課題 |
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第3節 | バイオミメティクスとスポーツウェア 平坂 雅男 |
1. | はじめに |
2. | スポーツウェア |
3. | 今後の見通し |
第4節 | 構造発色繊維 広瀬 治子 |
1. | はじめに |
2. | 構造発色 |
3. | モルフォ蝶の翅の構造 |
4. | 構造発色のメカニズム |
5. | 構造発色繊維「モルフォテックス®」 |
第5節 | 極細繊維と人工皮革 芦田 哲哉 |
1. | 人工皮革の目標 |
2. | 極細繊維の製造技術 |
3. | 極細繊維の制御 |
4. | 人工皮革の製造技術 |
5. | 人工皮革の特性 |
6. | おわりに |
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第3編 複合化による繊維のスマートマテリアル化 |
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導電性繊維 |
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第1節 | チタン酸カリウム繊維と誘導体および複合材料 稲田 幸輔 |
1. | チタン酸カリウム繊維〈ティスモ〉 |
2. | 導電性セラミック繊維材料〈デントール〉 |
3. | プラスチック複合材料〈ポチコン〉 |
第2節 | 有機導電性繊維 木村 睦 |
1. | はじめに |
2. | 繊維の紡糸法 |
3. | PVAとの複合化 |
4. | おわりに |
第3節 | 金属複合繊維 高木 進 |
1. | はじめに |
2. | 導電性繊維の構造,形態 |
3. | 導電性繊維の製造法 |
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4. | 導電性繊維の機能 |
5. | 基材と導電性布帛の特徴 |
6. | 導電繊維を用いた電磁波対策 |
7. | おわりに |
第4節 | 複合化による繊維のスマートマテリアル化 蜂矢 雅明 |
1. | はじめに |
2. | カーボンナノチューブ |
3. | CNT分散液 |
4. | 加工方法 |
5. | 用途開発と要求特性 |
6. | メタル材ドーピングCNT分散液 |
7. | 信号電線としての応用 |
8. | 終わりに |
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自己修復機能 |
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第1節 | 自己修復繊維 平坂 雅男 |
1. | はじめに |
2. | 自己修復テキスタイル |
3. | 機能回復型自己修復 |
4. | 形状記憶 |
5. | 今後の展開 |
第2節 | セルフクリーニングテキスタイル 平坂 雅男 |
1. | はじめに |
2. | 超撥水加工 |
3. | 光触媒 |
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4. | 抗 菌 |
5. | セルフクリーニングの課題 |
第3節 | 炭素繊維強化ポリマーへの自己修復性付与 真田 和昭 |
1. | はじめに |
2. | 国内外の自己修復FRPの研究開発事例 |
3. | マイクロカプセルを用いた自己修復CFRP積層材料の研究開発 |
4. | おわりに |
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情報系・知能系機能 |
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第1節 | 繊維の知能化,情報化 桑原 教彰 |
1. | はじめに |
2. | 研究の目的 |
3. | シート型センサーと従来の機械学習技術を用いた就寝姿勢識別器の構築 |
4. | 考 察 |
5. | おわりに |
第2節 | 配線:高伸縮性導電配線 吉田 学 |
1. | はじめに |
2. | 高耐久・高伸縮配線の実現 |
3. | 高伸縮性バネ状配線 |
4. | 高伸縮性短繊維配向型電極 |
5. | 高伸縮性マトリクス状センサーシート |
6. | まとめ |
第3節 | 金属線を使った導線および電極に関して 山本 益美 |
1. | 電極および導線材料 |
2. | 具体的な事例 |
3. | 今後の展開 |
第4節 | プリンテッドエレクトロニクスの開発 小関 徳昭 |
1. | プリンテッドエレクトロニクスとは |
2. | 東洋紡鰍フ取り組み |
3. | 高寸法安定性・高耐熱性ポリイミドフィルムXENOMAX® |
4. | ストレッチャブル導電性インク |
5. | スマートセンシングウェア® |
6. | まとめ |
第5節 | 太陽光発電繊維 杉野 和義/源中 修一 |
1. | はじめに |
2. | 積層手法の選定 |
3. | 電池構成の設計 |
4. | 繊維型太陽電池特性評価 |
5. | おわりに |
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第6節 | 圧電繊維 田實 佳郎 |
1. | はじめに |
2. | PLLAの圧電性とその向上 |
3. | PLLA繊維の圧電性 |
4. | まとめ |
第7節 | 感圧導電性衣服と機械学習による感情認識 越野 亮/山本 晃平 |
1. | はじめに |
2. | 感圧導電性衣服 |
3. | 評価実験 |
4. | おわりに |
第8節 | 太陽光発電テキスタイルの開発 増田 敦士 |
1. | はじめに |
2. | 太陽光発電テキスタイル |
3. | 太陽光発電テキスタイルの開発 |
4. | 太陽光発電テキスタイルを利用した製品試作事例 |
5. | まとめ |
第9節 | ファブリックセンサー 竹田 恵司 |
1. | はじめに |
2. | “hitoe®”開発の背景 |
3. | “hitoe®”の誕生 |
4. | “hitoe®”の実用化 |
5. | まとめと今後の展開 |
第10節 | N/MEMS技術による高機能化 伊藤 寿浩 |
1. | はじめに |
2. | 繊維状基材連続微細加工・集積化プロセス技術 |
3. | 繊維状基材への三次元ナノ構造高速連続加工プロセス |
4. | 繊維状基材への可動接点構造形成プロセス |
5. | まとめにかえて─繊維状基材にN/MEMS製造技術を適用するために |
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第4編 繊維が創る生活文化の未来 |
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衣 料 |
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第1節 | 機能性 |
第1項 | 運動効果促進ウェアの設計と評価 金井 博幸 |
1. | 健康増進に果たす衣服の役割 |
2. | 歩行によって生じる衣服変形 |
3. | 運動効果促進ウェアの評価 |
4. | 運動効果促進ウェアの展望と課題 |
第2項 | 光吸収発熱及び導電機能を有する短繊維 小寺 芳伸 |
1. | はじめに |
2. | 当社の光吸収発熱及び導電機能を有する繊維の開発経緯 |
3. | 当社の光吸収発熱及び導電機能を有する芯鞘アクリル繊維 |
4. | コアブリッド®・シリーズの用途展開 |
5. | おわりに |
第3項 | 防透け性素材 松生 良/渡辺 いく子 |
1. | はじめに |
2. | 「透け」の抑制技術 |
3. | 防透け性の客観的評価方法 |
4. | 防透け性素材の開発 |
第4項 | 三次元モデリングによるテキスタイルの設計 太田 幸一 |
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1. | 緒 論 |
2. | 糸の横圧縮変形を無視した織物内部構造の三次元モデル化 |
3. | 糸の横圧縮変形を考慮した織物内部構造の三次元モデル化 |
4. | 結 論 |
第2節 | 電子系 |
第1項 | 導電性繊維とアンビエント社会 木村 睦 |
1. | はじめに |
2. | やわらかいデバイスの実感 |
3. | テキスタイルのスマート化 |
第2項 | 伸縮性印刷配線と導電性スポンジを用いた心電測定シャツ ・多田 泰徳338 |
1. | はじめに |
2. | 実験方法 |
3. | 心電図測定結果 |
4. | おわりに |
第3項 | 力を出す繊維 橋本 稔/古瀬 あゆみ |
1. | 緒 言 |
2. | 繊維状高分子アクチュエーターの可能性 |
3. | 可塑化PVCゲルを用いた繊維状アクチュエーター |
4. | 今後の展望 |
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快適なくらし |
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第1節 | テキスタイルの光学特性の数値化 鋤柄 佐千子 |
1. | はじめに |
2. | テキスタイルの光学的性質 |
3. | 光学特性の測定 |
4. | 炭素繊維織物の光学特性と意匠性 |
5. | 仕上げ方法の異なる羊毛織物の光学特性 |
6. | 西陣織物の光学特性と意匠性 |
7. | おわりに |
第2節 | インテリアファブリック 木村 裕和 |
1. | 快適な生活環境とインテリアファブリックス |
2. | ソフトファニシング(Soft furnishing)とファニシングテキスタイル(Furnishing textile) |
3. | 壁紙(Wall covering) |
4. | ウィンドートリートメント(Window treatment) |
5. | テキスタイルフロアーカバリング(Textile floor covering) |
第3節 | 感性とテキスタイルデザイン 寺 政行/金 Q屋 |
1. | 感性とテキスタイルデザイン |
2. | 第2次性質の分析 |
3. | テキスタイルシミュレーションの表現度 |
4. | テキスタイルの感性検索 |
5. | まとめ |
第4節 | 繊維製品の快適性(心地)を数値化する 西松 豊典 |
1. | 人間快適工学とは |
2. | 官能検査とは |
3. | 官能検査に用いる手法は |
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4. | 官能検査を行うには |
5. | 繊維製品の「心地」を評価するための官能検査手順 |
第5節 | エイジングケア〜成長・加齢による体型変化に合わせた下着の設計 岸本 泰蔵 |
1. | はじめに |
2. | 成長期のバスト変化 |
3. | 加齢による体型変化 |
第6節 | 新感覚(滑りにくさ,これまでにない肌触り) 田中 昭 |
1. | はじめに |
2. | 極細繊維化技術について |
3. | 多用途展開可能なナノファイバーについて |
4. | ナノファイバー繊維化技術 |
5. | 用途展開─滑りにくさ,これまでにない肌触り─ |
第7節 | ストレッチ繊維のフィット感 須山 浩史 |
1. | はじめに |
2. | ローストレッチ・ソフトフィット素材 |
3. | ソフトストレッチ・マイルドフィット素材 |
4. | ハイストレッチ・タイトフィット素材 |
5. | おわりに |
第8節 | エアフィルターの高性能化とセルロースナノファイバー 根本 純司/谷藤 渓詩 |
1. | くらしの中のエアフィルター |
2. | エアフィルターの高性能化 |
3. | セルロースナノファイバーによるエアフィルターの高性能化 |
4. | 最後に |
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社会・インフラ |
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第1節 | 航空機・自動車用途の複合材料 竹原 勝己 |
1. | はじめに |
2. | PAN系炭素繊維について |
3. | CFRPとマトリックス樹脂 |
4. | 航空機構造部材への適用 |
5. | エネルギー用途 |
6. | 自動車部材への適用 |
7. | 地球環境への貢献 |
第2節 | 遮水工 安藤 彰宣 |
1. | 廃棄物最終処分場 |
2. | 遮水工の機能と構造 |
3. | 遮水工に用いられるジオシンセティックス |
4. | 覆土工に用いられるジオシンセティックス |
第3節 | 土木用ジオテキスタイル 安藤 彰宣 |
1. | はじめに |
2. | ジオシンセティックスの機能 |
3. | ジオシンセティックスの種類 |
第4節 | アラミド繊維を用いた耐震補強工法 藤原 保久 |
1. | はじめに |
2. | アラミド繊維とは |
3. | アラミド繊維シートを用いた耐震補強工法 |
4. | アラミドFRPロッドを用いた耐震補強工法 |
第5節 | 自動車用エアバッグ基布 桑原 厚司/塩谷 隆 |
1. | はじめに |
2. | エアバッグ基布 |
3. | エアバッグ袋の縫製 |
4. | エアバッグの性能評価 |
5. | これからの技術展開 |
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第6節 | 高視認性材料の動向 森川 春樹 |
1. | 高視認材料とは |
2. | 高視認材料の規格 |
3. | 高視認材料市場動向 |
4. | 素材メーカー各社動向 |
5. | 高視認性安全服ユーザーの実例 |
6. | おわりに |
第7節 | 火山噴石防護材料 主森 敬一/土倉 弘至 |
1. | はじめに |
2. | 背 景 |
3. | 材料の選定 |
4. | 衝撃実験の概要 |
5. | アラミド繊維織物の選定 |
6. | 衝撃試験結果 |
7. | 今後の展望 |
第8節 | 高機能テキスタイル摺動材 主森 敬一/桑原 厚司 |
1. | はじめに |
2. | PTFE繊維の優位性 |
3. | 従来のテキスタイル摺動材 |
4. | 2層テキスタイル摺動材 |
5. | 高摩擦耐久テキスタイル摺動材 |
6. | 本摺動材の応用 |
7. | 摺動材マーケットと今後の展望 |
第9節 | 遮炎テキスタイル 原田 大/土倉 弘至 |
1. | はじめに |
2. | 難燃性,不燃性と遮炎性の違い |
3. | “GULFENG®”とは |
4. | “GULFENG®”の応用と今後の展望 |
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ヘルスケア・健康 |
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第1節 | 健 康 |
第1項 | 衣環境の設計 井上 真理 |
1. | 衣服と健康 |
2. | 着心地のよい衣服 |
3. | 高齢者の身体的・生理的特徴を考慮した衣環境の設計 |
4. | 高い機能を持つテキスタイルと衣服 |
第2項 | ビタミンE加工によるスキンケア繊維製品の開発 神谷 淳/山本 孝/木水 貢 |
1. | はじめに |
2. | ポリエステルへのビタミンE加工 |
3. | 性能評価 |
4. | 製品試作 |
5. | まとめ |
第3項 | 繊維によるアンチエイジング効果 保湿美容タオル 山本 益美 |
1. | はじめに |
2. | 保湿美容タオル |
3. | 天然の保湿成分 スクワランとは |
4. | 保湿美容タオルの効果的な使い方 |
5. | おわりに |
第4項 | ファブリックケア製品の香りが感触や印象に与える影響 山縣 義文/藤井 日和 |
1. | はじめに |
2. | 香料成分のファブリックケア製品への吸着性 |
3. | 香りが洗濯行動における感触や心理・生理作用に与える影響 |
4. | 香りが女性の印象に与える影響 |
5. | 香りが居住空間の印象に与える影響 |
6. | おわりに |
第5項 | アレルゲン抑制 西原 和也 |
1. | 抗アレルゲン剤「アレルバスター」の開発 |
2. | 抗アレルゲン性の評価 |
3. | 製品への応用(アレルバスター布団側地のダニアレルゲン低減効果) |
4. | おわりに |
第2節 | 医 療 |
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第1項 | 再生医療足場材料 小林 尚俊 |
1. | はじめに |
2. | 再生足場材料製造技術 |
3. | 生体内分解吸収性繊維足場 |
4. | まとめ |
第2項 | 絹糸タンパク質 玉田 靖 |
1. | はじめに |
2. | 絹糸タンパク質の生体安全性 |
3. | シルクの加工 |
4. | シルクの修飾 |
5. | 再生医療用材料としてのシルク |
6. | 美容・香粧材としてのシルク |
7. | おわりに |
第3項 | セルロースナノファイバーのバイオマテリアルへの応用─その可能性と今後の課題─ 宇山 浩 |
1. | はじめに |
2. | ナノセルロースの安全性 |
3. | ナノクリスタルセルロース(NCC)の再生医療への応用 |
4. | バクテリアナノセルロース(BNC)のバイオメディカル材料への応用 |
5. | 多孔質セルロースの合成と応用 |
6. | おわりに |
第4項 | 中空糸膜の医療・製薬分野への応用 近 雄介 |
1. | はじめに |
2. | ウイルス除去フィルター |
3. | おわりに |
第5項 | 医療とナノファイバー 谷岡 明彦 |
1. | はじめに |
2. | ナノファイバーの効果と医療への応用 |
3. | 医療材料用ナノファイバーの紡糸 |
4. | ナノファイバーの安全性 |
5. | 医療分野におけるナノファイバー |
6. | おわりに |
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第5編 今後の市場と展望─Society5.0,持続可能な社会へ |
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世界のe─テキスタイルの研究開発動向 谷岡 明彦 |
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3. | e─テキスタイルの現状 |
4. | e─テキスタイルの今後 |
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安心・快適ウェアラブルデバイスとしての繊維の将来性 平坂 雅男 |
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農業資材繊維「ロールプランター」の開発 寺井 秀徳 |
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3. | 南アフリカでの実証実験 |
4. | 将来予想される効果 |
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ナノファイバー工学が描く未来 谷岡 明彦 |
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サスティナブル社会とスマートな繊維&テキスタイルの可能性 平井 利博 |
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1. | はじめに |
2. | スマート材料とサスティナブル社会 |
3. | スマート材料としてのテキスタイル |
4. | スマート材料としての高分子/繊維材料 |
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5. | 誘電高分子材料のスマート材料としての本質 |
6. | センサー・アクチュエーターなど─低誘電率PVA,PVC,PUなどの柔軟材料の事例から─ |
7. | まとめ |
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Society5.0とスマートテキスタイル 平坂 雅男 |
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1. | 科学技術基本計画とSociety5.0 |
2. | Society5.0の実現に向けた施策 |
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