廃プラスチック油化技術の最新開発と実施動向
1.はじめに
2.協会における熱分解研究開発の経緯
3.熱分解の現状と問題点
3.1.熱分解施設の構造
3.2.熱分解施設の維持管理
3.2.1.分解槽
3.2.2.操作手順
3.2.3.廃プラスチックの受入
4.油の性状
 
4.1.曲線の特性
4.2.塩化ビニルからの油回収
4.3.超臨界での熱分解技術
4.4.破砕技術
4.5.廃タイヤからの油回収
4.6.発泡スチロールからの油回収
4.7.ゼオライト触媒
5.熱分解技術の現状と課題
6.おわりに
 

 電線リサイクルと油化技術
l.はじめに
2.電線のリサイクル技術の現状
3.電線被覆材のリサイクル技術
3.1.微粉化システム
3.2.プラスチックの分別技術
3.2.1.コロナ放電型静電分別
3.2.2.摩擦帯電型静電分別装置
4.電線被覆材の油化システム
4.1.ポリオレフィン油化システム
 
4.1.1.予備試験装置によるXLPEの油化実験
4.1.2.実証試験装置によるXPLEの油化実験
4.1.3.SC-XLPEの実験結果
4.1.4.まとめ
4.2.ゴム油化システム
4.2.1.予備試験装置
4.2.2.まとめ
5.おわりに
 

 一般廃棄物系プラスチックの油化処理実験
1.ごみの処理・処分の危機
1.1.ごみ処理の流れ
1.2.ごみ焼却の始まり
1.3.ごみ処理方法の変化
1.4.プラスチック焼却の問題点
(1)ダイオキシン
(2)重金属
1.5.プラスチック処理の流れ
1.6.プラスチックのリサイクルへの取り組み方
2.廃プラスチックの油化
2.1.廃プラスチック油化技術の推移
2.2.桶川市での取り組み経緯
2.3.共同開発による油化実験への取り組み
2.4.開発の目標
2.5.開発の経過
3.実験のシステム
3.1.前処理工程
(1)選別装置
(2)破砕装置
(3)破砕フラフサイロ装置
(4)洗浄槽装置
(5)重力選別槽
(6)熱風発生炉
 
(7)気流乾燥機
3.2.油化処理工程
(1)乾燥フラフサイロ
(2)押し出し機
(3)押し出し機の問題点
(4)原料混合槽
(5)熱分解槽
(6)接触分解槽
3.3.物質収支
3.3.1.油化によるプラスチック分別収集
4.生成油の使途
4.1.使途の問題点
(1)質の問題
(2)燃料としての問題
4.2.今後の問題
(1)ごみ量の問題
(2)ごみ熱量の問題
4.3.固形燃料化の問題
4.4.コストの問題
5.技術の定着をめざして
5.1.技術定着の問題点
5.2.システム定着の問題点
5.3.コストから環境重視へ
 

 発泡スチロール油化還元装置とわが国の現状
1.国内における発泡スチロール使用の現状
1.1.発生元別発生量
1.2.場内発生量の部門別内訳
2.発泡スチロール容器、処理の現状
2.1.埋め立て
2.2.焼却
2.3.再資源化
3.発泡スチロール再資源化の必要性
4.再資源化の問題点
4.1.減容化
4.2.再資源化コストの高額化
5.油化還元装置の登場
5.1.油化還元装置開発への経緯
6.油化還元装置の説明
6.1.破砕
 
6.2.溶解
6.3.熱分解
6.4.凝縮・冷却
6.5.油化還元装置の特徴
7.宇都宮市中央卸売市場の運転状況
7.1.運転状況
7.2.設備で使用する公共料金
8.油化還元装置で生成した油の用途と物性
8.1.用途
8.2.物性
9.油化還元装置に袋する官公庁の助成措置
9.1.助成制度認定への経緯
9.2.農林水産省の助成制度
9.3.その他の助成制度
 

 ゼオライト触媒による廃プラスチックの油化技術
1.はじめに
2.廃棄プラスチックのリサイクルにおける油化技術
2.1.廃棄プラスチックリサイクルの現状
2.2.エネルギーリサイクルの経過
3.油化プロセスの概要と特徴
3.1.熱分解油化プロセス
3.2.分解油の性状
3.3.TG曲線から見た熱分解反応の特性
4.熱分解反応による廃プラスチックの油化
4.1.反応試料
4.2.分解反応
4.3.触媒と特性
4.3.1.HZSM-5ゼオライト
4.3.2.Y型ゼオライト
4.4.酸特性の比較
5.熱分解油の接触分解反応によるガソリンの製造
5.1.反応原料油の調製
5.2.熱反応率
 
5.3.ガソリンの性状
5.4.オクタン価と触媒量比較
5.5.触媒比較
5.6.触媒量比較
6.反応機構と速度解析
7.反応速度定数の推定と相関
7.1.非線形最小自乗法
7.2.速度定数と酸特性の関係
8.触媒の改良
8.1.触媒の特性
8.2.キャリヤーガス
8.3.ガソリン成分の組成
8.4.反応雰囲気
8.5.酸量
8.6.燃焼再生回数
8.7.マス・バランス
9.今後の課題
 

 一般廃棄物系廃プラスチック対応型の油化技術
1.はじめに
2.プラスチック油化の原理
2.1.対象となるプラスチック
2.1.1.廃棄プラスチック量の推移
2.1.2.油化対象となるプラスチック
2.2.当社の取り組み
2.2.1.熱分解の原理
2.2.2.触媒による分解原理
2.2.3. 実験データ
3.実証実験プラントのプロセス概要
4.クボタKPYプラントのプロセス概要
4.1.プラントの特長
4.2.実証プラントの事例
4.2.1.処理プラスチックの性状と成分
 
4.2.2.塩素ガスの処理
5.実証実験の概要
5.1.ポリエチレン100%の場合
5.2.混合プラスチック(包装材料)の場合
5.3.生成油の性状・用途
5.4.エネルギー回収率
5.4.1.自家発電設備を持っていない場合
5.4.2.自家発電設備を持っている場合
5.5.環境データ
6.経済性評価
6.1.クボタKPY型の経済性
6.2.他の処理形態との比較
7.おわりに
 

 産業廃棄物系廃プラスチック対応型の油化技術
1.油化装置開発の経緯
1.1.油化不適切の廃プラスチック
1.2.事業系廃プラスチック
1.3.油化装置のコンセプト
(1)安全性
(2)コーキング物付着事故を防ぐ
(3)処理費用の軽減
(4)異物の混入
(5)シンプルなシステム
2.廃棄物熱分解油化発電システム設備の概要
2.1.処理能力
2.2.油化例
2.3.油化実験
2.4.回収油の性状
2.4.1.粘度
2.4.2.着火温度と着火時間
2.4.3.油化状況
2.5.運転方法
 
2.6.焼き切り作業
2.7.作業時間
2.8.安全対策
3.実証例プラントの稼働例
3.1.(株)関製作所のプラント
3.2.横山ポリエチレン工業(株)のプラント
3.2.1.導入の経緯
3.2.2.脱塩素
3.2.3.回収油の用途
3.3.(株)綿貫製作所のプラント
3.3.1.油化への取り組み
3.3.2.稼働状況
3.3.3.身体障害者の雇用
3.3.4.設備の概要
3.3.5.回収油の用途
3.3.6.処理量調査
3.4.曽代リサイクルセンターのプラント
4.ランニングコストの試算
 
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