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生体内にはタンパク質をはじめ核酸や多糖など様々な高分子が存在する。一般的にはその生化学的な機能に着目して研究されているが、高分子科学の立場から眺めると、まったく新しい展開が考えられる。本書では、材料科学のブレークスルーの一助として、生体高分子の材料科学としての利用・展開を解説する。また、機能性の向上を目指した生体高分子の改変(従来の化学的な改変と生体内における改変の両者を含む)について材料設計の新しい方向を提案する。 |
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本書は(社)高分子学会主催「材料として眺める生体内の高分子」セミナー(開催日2003年7月)を講演録として編集したものです。
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2003年12月19日 |
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本体24,800円+税 |
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226頁 |
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B5判 上製函入 |
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ISBN4-86043-040-9 |
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序文 |
生体内高分子が持つ材料としての ポテンシャル |
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畑中 研一 東京大学 |
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シャペロニンは分子試験管と なり得るのか |
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リポソームによる癌治療 |
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金原 数 東京大学 |
上岡 龍一 崇城大学 |
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世界の中で最も小さなモーター |
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ポルフィリンを用いた光線力学治療 |
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野地 博行 東京大学 |
大倉 一郎 東京工業大学 |
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身近にある機能性セルロース材料 |
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DNA配向化フィルムの作製と 導電性の評価 |
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斎藤 秀直 レンゴー(株) |
中山 元 富士写真フイルム(株) |
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蛋白質のフォールディングと アミロイド線維形成 |
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天然ゴムのイオン伝導性 |
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後藤 祐児 大阪大学 |
河原 成元 長岡技術科学大学 |
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遺伝子組み換えで大腸菌から 新しい絹を作る |
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セルロース系イオン伝導体の特徴と バッテリーへの利用 |
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朝倉 哲郎 東京農工大学 |
佐藤 貴哉 日清紡績(株) |
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