ソフトアクチュエータ開発の最前線 〜人工筋肉の実現をめざして〜
 
バイオ・メディカル
 ロボット産業の発展に伴い、動力装置にはエネルギー変換効率だけでなく伸縮・屈曲・ひねりなどの複雑な運動が要求されるようになった。この実現のために重要視されているのがソフトアクチュエータである。本書ではソフトアクチュエータを熱・電気・光等の駆動源ごとにまとめ、さらにそれらについて誘電性エラストマー、イオン導電性高分子など構成材料別に解説する。
2004年9月
本体46,000円+税
434頁
В5
 
編集代表
 長田 義仁    北海道大学教授
序論
 

電場駆動型高分子人工筋肉
ヒドロゲルベースの人工筋肉
導電性高分子ベースの人工筋肉
誘電材料ベースの人工筋肉
 

空気圧駆動型アクチュエータ
空気圧ソフトアクチュエータの構造と応用
空気圧ゴム人工筋を用いたロボットアームの開発
 

光駆動型高分子人工筋肉
アゾベンゼン液晶ゲルアクチュエータ
光で自在に変形する半剛直性高分子ゲル
 

電場駆動型メタル・アクチュエータ
薄膜金属ガラスを用いた三次元マイクロアクチュエータの開発
形状記憶合金を用いたソフト・マイクロアクチュエータの開発と医療用カテーテルへの応用
結び〜ソフトロボティクスと人工筋肉
 

その他の人工筋肉開発
人工筋肉を目指した磁気活性ポリマーとアドバンスト・ロボティクス
筋肉タンパク質ゲルを用いたソフトアクチュエータの開発
 
 
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