応用物理 試読不可 翻訳
金属材料・機械設計分野の技術者・研究者の必携書
金属材料の破損研究において世界的な権威である著者が,長年にわたる大学での講義をもとにしてまとめた,金属材料・機械設計分野に関わる大学生,大学院生,技術者,研究者のための専門書.
弾性変形,塑性変形,破壊力学の諸原理から,合金・コーティング,熱応力,残留応力,脆性破壊,延性破壊,クリープ,疲労,摩耗の諸機構までが実例とともに丁寧に解説されている.
また,破面調査や目視・光学検査,X線による分析,統計解析等とその結果にもとづく技術報告書の書き方,さらに欠陥が生じるさまざまな要因とその検出方法がまとめられている.
全章にわたり,読者の理解をより一層深めるための演習問題とその解答が用意されていることに加え,特筆すべきは事例研究の豊富さである.
多種多様な破損事故の実例を俎上に,多数の破損写真や図表を駆使して,基本原理が実際の状況においてどのように働いているかを明らかにした,実務的なハンドブック.
 
■原書「Metal Failures: Mechanics, Analysis, Prevention」 (2nd edition),Wiley
 
2017年1月31日
本体18,000円+税
544頁
B5
丸善出版
ISBN 978-4-621-30135-7
 
Arthur. J. McEvily (著), 江原 隆一郎 (翻訳)

破損解析

弾性変形の原理

塑性変形の原理

破壊力学の原理

合金とコーティング

調査と報告の方法

脆性破壊と延性破壊

熱応力と残留応力

クリープ

疲労

統計分布

欠陥

環境効果

欠陥検出

摩耗

  参考文献

  問題

  むすび
 
金属破損解析ハンドブック 〜原理から機構,事例研究,欠陥検出,防止まで〜 Copyright (C) 2017 NTS Inc. All right reserved.