マイクロリアクタテクノロジー 〜限りない可能性と課題〜
 
化学・化学工学
 マイクロリアクタは「極小サイズ化した化学プラント」ともいえる反応装置であり、化学反応の高速化・高効率化を実現しつつ環境負荷を低減する。本書ではマイクロリアクタの様々な利用の現状と今後の課題について解説する。
 
2005年7月13日
本体42,600円+税
436頁
B5判
ISBN4-86043-090-5
 
執筆者全50名
 
1 マイクロリアクタテクノロジーの現状と海外動向
 
2 マイクロリアクタシステムの構築

集積化ハイスループットシステムとしてのマイクロ化学システムの構築

マイクロリアクタシステムの設計と制御

マイクロリアクタシステムにおける流動特性解析と制御

マイクロチャネルの微細加工技術

マイクロリアクタの
実生産プロセス化への試み

マイクロリアクタにおける流体挙動と
分子形態の同時シミュレーション
 
3 マイクロリアクタが拓く新しいケミカルプロセス

マイクロ空間の化学反応

マイクロチャネルリアクタを用いる多相系有機合成反応の開発

マイクロリアクタを用いた高選択的触媒反応プロセス

マイクロリアクタを用いた選択的有機合成

マイクロ空間を利用した反応制御

マイクロリアクタを用いるナノ粒子の合成
 
4 マイクロリアクタシステムの応用技術

シリコーンゴムを用いた反応分析用マイクロチップの開発とその応用

マイクロリアクタを用いた生体関連物質の合成

マイクロリアクタを用いた電子ペーパー用二色微粒子の生産技術

マイクロリアクタの高分子反応への応用

ファインケミカルズ合成用マイクロリアクタの開発

マイクロチップを用いた環境粒子計測

マイクロリアクタによる排気ガス浄化装置

マイクロリアクタ型メタノール改質器の開発

石英ガラスの微細加工技術

金属粉末射出成形技術を用いたマイクロリアクタの製造

マイクロチャネル型量産用乳化装置の開発

金属製マイクロリアクタの装置化

化学反応高度分析のためのマイクロ化学チップ―熱レンズ分光分析装置の開発―

マイクロリアクタアレイを用いたケミカル・ラボ・オン・チップの構造

マイクロリアクタを用いた薬物代謝評価系の構築

DNA分析チップ

プラスチックマイクロキャピラリーチップ

マイクロチャネルを用いたエマルションおよびマイクロスフェアの調製

マイクロ化学プラント
 
5 実用化に向けての課題と将来展望
 
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