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21世紀における触媒の開発には、その構造と機能の関連性を原子・分子レベルで理解することが基礎となる。その実現には、触媒物質の構造決定を0.1Å単位で正確に行うことのできる放射光の利用は極めて重要で不可欠な研究手法の1つとなりつつある。
このような背景の中、実用触媒の研究開発に携わっている研究者や技術者のための世界最大規模の放射光施設“SPring-8”の有効利用の促進を支援することを活動の目的として“SPring-8触媒評価研究会”が設立された。放射光を利用することによって、より優れた実用触媒の開発と応用展開の拡大を目指し、意見交換と勉強会、講演会や施設見学会を開催している。
本書では、放射光を用いた具体的な事例を中心に、SPring-8触媒評価研究会のこれまでの膨大な知識と技術の蓄積を見直し、新たな情報としてまとめた。触媒の開発・実用化に際して生じる諸問題の解決の鍵になるとともに、研究者や技術者が研究に対する考えを革新し、課題の解決に原子・分子レベルでの定量的な取り組みが不可欠であることを提唱している。 |
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2006年10月6日 |
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本体31,000円+税 |
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520頁 |
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B5 |
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ISBN4-86043-137-5 |
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【執筆者】74名 |
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世界最高の大型放射光施設 |
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SPring-8を利用した触媒解析手法 |
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放射光と触媒研究−その歴史と先端的測定技術への展望− |
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放射光を利用した新規先端触媒の測定法 |
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放射光を利用した新規先端触媒開発と応用 |
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