■ 本書のポイント ポイント1: シランカップリング剤の必須基礎と不安定な 界面評価のコツ ・カップリング剤の種類、条件ごとの反応メカニズム ・反応速度に影響を及ぼす因子 ・加水分解、縮合反応状態の評価 ・不均質な処理層のデータ解釈手法 ポイント2: 選ぶポイント、使う注意点をすっきり解説 ・有機・無機材料、官能基の種類に応じた適切な選択 ・温度、時間、濃度、溶媒、pH調整ノウハウ ・シランとポリマーのSP値の関係性、計算手法 ・基板洗浄、後処理の注意点 ・前処理法、インテグラルブレンド法の効果比較 ポイント3: 目的ごとの処理事例が満載 ・フィラー表面処理、樹脂改質、基材のぬれ・接着性向上… 目的別でみるカップリング剤の詳しい処理条件 ・シランカップリング剤が効かないものへの処理法 ポリオレフィン系樹脂、グラファイト、カーボンブラック など ポイント4: よくあるトラブルも解決 ・文献と同じ条件でやっても効果が出ない ・同じ条件でも、日によってデータがばらつく ・経時的に安定せず、白濁や沈降が生じてしまう ・未反応基が残り、カップリング剤同士が反応してしまう