化学・化学工学
〜“人工光合成”は日本の将来の経済力維持・発展に寄与できる可能性を十分に有しており、 着実かつ積極的な技術開発が待望される。〜
この意思の基に、多方面の最新技術を集め『人工光合成』をより実現可能な未来へと導く一冊。
 
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2017年1月
本体40,000円+税
250頁
B5
(株)エヌ・ティー・エス
ISBN 978-4-86043-477-9 C3040
 
監修者 堂免 一成、瀬戸山 亨
執筆者 34名
 
 
序論 人工光合成が拓くGreen Sustainable Technology 〜世界に先んずる技術確立を〜

光合成から人工光合成へ
第1章 光合成科学の歴史:人工光合成を実現するために光合成から何を学ぶか?
反応メカニズムの解明の底から期待されるもの
第2章 光化学系T
第3章 光化学系U
第4章 不均一系光触媒反応による水と二酸化炭素資源化の研究の歴史と課題
第5章 酸化物半導体光触媒による紫外光照射下でのH2O完全分解反応の現状
第6章 酸化物半導体光電極触媒と色素増感光電極を複合したタンデムセルによる太陽光水分解

材料・システム創製
第1章 天然―人工ハイブリッド光合成系の作製―光合成タンパク質を生体外で動かす
第2章 ヘテロシスト形成型シアノバクテリアを利用した光生物学的水素生産法
第3章 錯体化学的アプローチ 1―CO2還元反応
第4章 錯体化学的アプローチ2 ―酸素発生反応
第5章 光合成の光捕集アンテナの組織化と機能拡張
第6章 メソポーラス有機シリカを用いた人工光合成の構築

光半導体的アプローチ
第1章 バンドエンジニアリングによる酸化物半導体光触媒の開発
第2章 光半導体バンドエンジニアリング
―酸窒化物、酸硫化物系、カルコゲナイド系
第3章 可視光利用のための半導体バンドエンジニアリング
―オキシナイトライド・オキシハライド・カルコハライド系―
第4章 酸化物半導体光触媒および光電極を用いた水素および有用化学品製造
第5章 光半導体による水分解の反応機構:
―時間分解分光測定を用いた光触媒のキャリアーダイナミクス―

実用化に向けた取り組み
第1章 光電気化学セル型人工光合成の取り組み
第2章 藻類培養におけるCO2利用
第3章 人工光合成プロジェクト

世界の動向

将来技術への展望
―人工光合成がヒト・環境にもたらすもの
第1章 学の視点:知の創造(Creation)と価値の創造(Innovation)
第2章 産の視点:技術の合理的方向性と経済的必然性の観点から
 
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光触媒/光半導体を利用した人工光合成
〜最先端科学から実装技術への発展を目指して〜
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